質問に反応する時間vol.1@coldmountainstudy
先日、自分自身初めての読書会に参加した。
会の題材となった本はこちら。
田中未知さん著の「質問」と言う本。
この本には、365個の質問がある。
その質問に、参加者が答えていくというシンプルなもの。
僕の知っている読書会とは、題材となっている本を事前に読み込んで、それぞれの感想とは批評を披露し合うと言うものだったのだけど、今回の読書会は一味違って、事前に本を読んでおく必要はない。
むしろ予備知識のないまま来てもらったほうがいい、と主催の鳥越さんから教えていただき、安心して参加することができた。
そもそも、読書会のために本を読み込むと言うのが非常にハードルが高かったので、今まで参加したいしたいと思っていたのだけど、できていなかったのだ。
会場は南相木村にあるcoldmountainstudyという本屋さん。
僕の住んでいる佐久市からは車で大体40分。
国道からずんずんと山の間を通り、川沿をどんどん登っていく。
ほんとにこんなところにあるのだろうか、、、と不安になったくらいに
ちょうど現れるのが、まさにこれだ!とすぐわかる丸いドーム型の建物。
中に入るとポカポカとした木でいっぱいの空間。
落ち着くなぁ。と思った。
会に参加したのは全部で5名。
年齢も性別も職業も様々。
ただ、みんな長野県在住というのは共通点。
早速、読書会に突入するのだけど、びっくりしたのはその質問だ。
「あなたの夢は何角形?」
頭に???が、、、
これは思考する訓練を積んでいないとなかなかスッとは出てこない質問!
僕が思い浮かんだのは、逆三角形だった。
夢=目標というイメージで、今いる自分が拡大していく。
目指す方向に向かって自分の知識とか技術とか、枠が広がっていく。
逆にいうと今の自分がとても小さく感じているということでもある。
参加者の方の発言で、涙の形と言っていた方がいた。
丸っこい膨らんだ部分から、すぼまっていく。
シンプルに一つのところに収斂していく。
これは僕とは真逆だなーと感じた。
広がった先には最終的にはシンプルに素朴になっていくのかもしれないと思った。
「寂しいときに電話は役に立ちますか?」
これは結構みんな一致していた。
電話は役に立たない。
寂しい時は自分と向き合ったほうがいい。
寂しいと感じない。
若い子の中には1日中オンライン状態で通話をしているグループもいたりする。
約3時間の間、6個の質問+参加者の方が発案した2つの質問についてみんなでたくさんの会話を交わした。
さっきまでは赤の他人だった参加者のみなさんと、意見を交わすことの楽しさ。とても新鮮な体験だった。
がん!がん!がん!
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