いまが辛いアナタへ 届いてほしい歌『サザンカ』
よりきゆかり通信『ぼ』 #009
#依祈縁 (よりきゆかり)ファンの皆様、こんにちは。
9/29。依祈がレギュラー出演しているラジオ番組『ぐずり。おじさん』のフェス、#大ぐずりフェス2024 が開催されました。
そこで歌った1曲に「SEKAI NO OWARI」さんの「サザンカ」がありました。
8月の半ばでしょうか。依祈をずっと応援してくれている方で、体調を壊して日常生活が難しい状態にあると聞いたのは。
私は、依祈の歌を応援してくれている方だから、なにか歌で元気づけられないかなと考えていまして。
その時ふと、この「サザンカ」を思い出しました。
オリンピックのテーマとしてリリースされたこの曲ですが、私はなんとなくPVを観た時に「日常」を感じたんですよね。
オリンピックや大きな舞台を目指す凄さや努力もあるけど、いま側にいる人にも「夢」や「希望」があって、それぞれに「努力」や「葛藤」がある、というメッセージを感じました。
そして「我々が〝日常〟と簡単に言える事さえも困難な人がいる」とも。
辛いという感情は、事の大きさでは無く、本人がどれだけそれに対して心を痛めているかという事なんです。
だから他人が「そんな事?」と思うような事でも、本人がしんどければ、それは十分辛いんです。
「サザンカ」の花言葉には、「困難に打ち勝つ」の他に「ひたむきさ」や「あなたがもっとも美しい」という意味があって、そうやって病やいまの状況に対してひたむきに向き合っている人は、私は「美しい」と思う訳です。
だから、この歌を依祈に「歌ってみたら?」と提案しました。
約1ヶ月、この歌ばっかりを練習させていましたね。
ぜんぜん歌えなくって。
私が思っている感じではない、と、何度も何度も歌い直しさせました。
9月後半になって、ようやく皆さまに聴かせられるかなぁという段階に入り、正直ギリギリの状態で歌わせた感じです。
それでも、会場で涙して聴いてくれる人もいて、落第点ではない感じかなぁと思っています。
ただの日常が困難な方もいます。
その全ての方に、依祈の声を通してこのエールが届いてくれればなと思います。