あなたが幸せになれないのは誰のせいですか?


『あなたが幸せになれないのは誰のせいですか?』とは、和みの問いかけのカードの中にある質問です。

和みセラピーの中で、このカードを自分自身で引いた方は、はっとなさって『私ですね…』とおっしゃいます。

しかし、これを普通の状況の中で、誰か他の人から聞かれたら…、

母です、父です、 夫です、妻です、子供です、社会です、国です…という風な答えが帰ってきたり、

こんな質問をされること自体に腹を立てる方もいらっしゃるかもしれませんね。

私たちは、自分の人生の創造主でプログラマーなんです。

全ては自分で決めてることができます。

しかし、そんなこと言ったって、親は選べないでしょう!

あんな親じゃなければ、私は幸せになったのに…と思う方もいらっしゃるかと思います。

でも、どんな親だとしても、その時の気分や感情を決めるのは自分自身なんです。

『親が親らしいことは何もしてくれなかった!』という思考があると、怒りの感情が生まれ、行動は親を攻撃したり、親への復習のために自分を傷つけたり不幸にしたりします。

親が謝らないと自分は幸せになれない!と思っています。

かつて『機能不全家族×××』というところでセラピーをやっていた時は、そんな方々がたくさんやってきていました。

自分が今こうして病気なのは全部親のせいだ!親が謝れば自分は幸せになれる…と。

しかし、万が一親が謝ったら、今度は謝っただけでは気が済まない!あれをしろ!これをしろ!と要求が出てきます。

そして親がそれを聞いたとしたら、今度は、『今更そんなことされたってあの日は戻ってこない!』と更に怒りがわいてくるわけです。

決して満たされることはありません!

そして、わざわざ自分で自分を傷つけるように病気になったり、無意識が交通事故まで起こしたりします。

そのまま怒りを抱いて負の循環を続けていると…どんどんとマイナスの方向に傾いて行ってしまいます。

そんな時に、自分のことは分からなくても他の人のことを見てみると他の人のことはよくわかるのです。

同じような境遇の誰かの過去の記憶を即興の劇という形で目の前で再現してみると、自分の親だった時は怒りで何も見えなかったけれども、

人の親に関しては、俯瞰してみる視点で見ることができるのです。

そんな回想療法として即興劇をつかったワークショップをやって、俯瞰してみる視点を持ってもらっていました。

あの人の親は、いっぱいいっぱいだったんだな…、親も一生懸命頑張ってたんだな 、だから子供を見るゆとりがなかったんだな…と。

過去を扱うということはサイコドラマ的手法でかなり様々な危険を伴うことがあります 。

また、どんなに過去を書き換えたって、過去はもう戻ってこないのです。

そしてまた過去を見るということはその時に戻ってその時の感情が溢れ出すという危険もあります。

しかし、もう終わった過去 どうにもできない過去なら、『今ここ』で、そうじゃない未来を創造していけばいいのです。

未来には、『こうなっている …、ああなっている…』 と。

それが、危険がなく、楽しめて、現実化が早い認知真理学をベースとしたRCTなんです。

過去、お母さんに甘えたかったけど甘えられなかった…、

過去、お母さんに言いたいことがあったけど素直に言えなかった…、

だから、今怒りを使ってお母さんにそれをぶつけ攻撃するのではなくて、

だったら、今ここで、お母さんに甘えている未来…、素直に自分の気持ちを話している未来を見ればいいのです。

自分の人生は自分で作っていくことができますからね!

そうなっているという未来を見ると、脳は『すでにそうなっている』と思って、自然と甘えることができるようになってきます。

私たちの脳は過去と現在と未来を区別することができず、 また実際に起こった出来事とイメージした出来事との区別をすることができないのです。

もう、既に甘えているような気になってきて、過去の嫌だった記憶だけに焦点を当てていたことが、それ以外の面倒を見てもらったことが思い出されてくるのです。

私たちは、本当に過去の嫌だったことばかりを覚えるようになっているのですが、それはリスク管理をして生命をつないでいくためにはとっても大切な機能なんです。

しかし、あなたが今生きて ここに在るということは、365日何らかの形でお世話をしてもらったから命があるわけです。

見てもらえない、触れてもらえないと人は生きていくことができません。

食べ物与えられ、着物を着せてもらい、そして住む家があったということなのです。

それは消して当たり前のことではありません!

そして、絵に書いた餅のような幸せな家族はどこにもないのです!

親が子供の要求をなんでも叶えなければいけない!ということは消してないのです。

理想的な親、そんな人はどこにもいません!

何の問題もない家族はどこにもいないのです。

問題があるから、共に学び成長していくわけなんですからね。

今日はちょっと長くなってしまいましたが、同じような思いを抱いている人にエールを込めて送ります。

あなたは自分で自分を幸せにすることができるのです。(^o^)/\(^-^)

無限なる愛と感謝を込めて
ガンダーリ松本メルマガより
登録は
https://nagominoyo-ga.com/mailmag/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?