言葉の持つ両面性を知っておく
一つ一つの言葉を慎重に使っていかないといけないなと日々痛感しています。
デジタル社会になり、人から人への伝え方はどんどん変わってきました。
想いを伝えようと思った時に、チャット系のツールで人に伝えることも多いと思います。
言葉には常に両面性があるので、どう捉えるかをすり合わせながら使っていくことが大切なんだと意識しています。
例えば「多様性」
多様性があったほうがいいよね、みんな違ってみんないいよね。ということを表現することで、それに賛同する声が上がるようになるのも事実だけれど、多様性、という言葉を使うことで、マジョリティとマイノリティというのが言語化されるようになり、差別的な意識が生まれる可能性もあるわけですよね。
だから、乱暴に多様性、ということを伝えるのではなくて、
自分は多様性、という言葉をどういう文脈で捉えているのか、ということをしっかりと相手に伝えながらコミュニケーションをしていく必要が出てきます。
古くからの知り合いとか、阿吽の呼吸でいける人とかばかりじゃないですから、初見の人なんかと話す時には特に意識をしていないといけないですね。
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