見出し画像

自分のキャリアを振り返って思うこと

僕のキャリアは少々いびつで、特殊かもしれない。

新卒で、一部上場企業に就職し、優秀な先輩に揉まれて、
「仕組み化」の強さと「営業論理」を徹底して学んだ。

ベンチャーに飛び込み、「時間」という若い時にしか使えない武器を使い果たすレベルで使い、荒野の中でビジネスを立ち上げる難しさ、人事の重要性、マネジメントの重要性とスキルを教えられた。

ベンチャーを転身し、メディアについて学び、マーケティングに関する知見を溜め込むことができた。この時も休暇らしい休暇を過ごした記憶がない。
何なら働いていた記憶もあまりないほどです笑

ただ、40を迎えようとしている今思うのは、これらの時間はすべてとても自分の財産となっており、今の自分の独自のポジションや一定の余裕につながっているということ。

若いうちからライフワークバランスを問う人もいるし、企業もどんどんホワイトになっている。

でも今の人生から見れば、あの時ブラック企業の中で、心底ビジネスを楽しもうとし、仲間とともに戦う、というくらいの没頭感の中で仕事をしたことは間違いなくプラスだと思います。

そう考えていくと、むしろ反省が多いのは大学時代だろうと思います。
趣味も大事だけれど、ダンスに没頭し、バイトに恋愛、勉強は少々。
抽象的な意味で、自分の好きなことに一生懸命に取り組む、という観点では非常に良い経験にはなったけれど、4年間のお金と時間をかけて得た教育はビジネスの役に立ったかと問われると、自信も確信もありません。

だからよく人は「もう一度大学生やりたい」というのだろうと思う。

女性の社会進出が今の延長線で進めば、晩婚化と晩産化、そして結婚する人が少ないという減少は回避できないような気がします。

高校から大学にかけての教育、あるいはその時に子どもたちが持つ、将来像をどうやって一緒に描いていくか。

義務教育を抜けた後の、教育というか伴走がこれからの社会を変えるために一番大事なような気がしています。

さて、自分には何ができるか考えていきたいと思います。

よろしければサポートをお願いします! 主に、不妊治療や若年がん患者の方の妊孕性温存に関する情報収集の書籍代や活動費用に充てさせていただきます。