習慣的な副作用について
筋トレやダイエットなどと異なり、妊活は得たい成果が妊娠という非常に大きなものであるので、日々細かな変化やフィードバックを得ることが難しいです。
それ故に、不安も大きくなりがちで、どうしても新しいこと、エビデンスなどのないことにどんどん取り組みたくなりますよね。
僕自身はいくつかのルールを推奨しているのですが、
健康な暮らしを心がける
というものがあります。
それは、新しいものを取り入れることには習慣的な副作用があるという点から考えたことです。
習慣的な副作用
様々な新しい情報や商品が世の中には出てきます。
特にサプリメントの領域はそれが顕著です。
これを飲んだら老化が改善、みたいなものも少なくありません。
そして、それはみなさんがほしい未来とも重なります。
なので、多少高くてもすぐに手を出してしまいがちですが、
それをおこなうことによって得られた安心感で、習慣を手放してしまうことがあります。
毎日健康な食事を取ること、一定の強度の運動を心がけること、良い睡眠を取ること。
こういう当たり前のルーティンを手放してしまうことがあります。
僕はそれを習慣的な副作用と考えていて、それをするのでは意味がないと思っています。
失ったルーティンを取り戻すのは大変に苦労することも心に留めておきましょう。
目的や主語の大きなものには注意しよう
目的や主語が大きくなりがちなものは取り入れないようにしています。
例えば、上記のように、老化を改善する!とかです。
エビデンスを一つずつ素人が解釈するのは限界があるので、そこは一定の範囲にとどめ、ほしい栄養素とその機能が明確なものを摂取しています。
例えば、葉酸とかビタミンDがそれに該当します。
技術もどんどんと進歩して、良いものもたくさん出ているのは間違いないと思うのですが、全てを足し算で考えるのではなく、引き算もできるような余裕をもって望めると良いのだろうと考えています。
今すでに十分に頑張っています。
それを忘れずに、新しいものばかりに目を向けず、基本に立ち返って、健康的な暮らしを目指しましょう。
よろしければサポートをお願いします! 主に、不妊治療や若年がん患者の方の妊孕性温存に関する情報収集の書籍代や活動費用に充てさせていただきます。