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意味を問う日々

これからの僕の日々はしばらくの間、自分自身の意味を問う日々が続くだろうと思います。

先日、僕の人生の中で最も大切な人物の1人である兄が、がん治療の末に逝去しました。

僕と3つ歳の違う兄。
闘病期間は9ヶ月で、これが長いのか短いのかは僕自身にもわかりません。
壮絶な治療であったことは言うまでもありません。

治療については、お前(僕)に任せる、と残酷なまでの信頼関係で、様々な文献も読み漁り、仕事以外の時間のほとんどを兄のための時間としてきました。

それでも、最も欲しかった結果は手に入りませんでした。

意味を問うというのはネガティブな意味だけではありません。

生まれた時から兄はいつも近くにいて、
いつも兄の背中を追いかけてきました。

本当に仲の良い兄弟で、僕自身もそうだし、兄も
「こいつ以上に信頼できるやつはいない」
とお互いに思っていましたから、今の僕はまさに半身を失ったような気持ちです。

兄が残したものは大きく重たいものばかり。
これからの僕の人生はまた色合いを変えるんだろうという予感もしますし、
それが自然な流れだと思います。

今はただ、9ヶ月の兄の壮絶極まりない治療の終わりに、兄と共に乾杯し、浸っていたいと思います。


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