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国際女性デーに思う

先日国際女性デーがありましたね。
日本は相変わらず先進国で下から2番目とのことです。

この国際女性デーの順位付けの項目はガラスの天井と言われる以下の項目なのだとか。

  1. 高等教育

  2. 賃金格差

  3. 国会議員

  4. 役員

  5. 管理職

  6. GMAT(経営大学院)受験者数

  7. 労働参画率

  8. 育児費用

  9. 女性の育児休暇

  10. 男性の育児休暇

ここを見ている中で、感じる点を自分なりに書いてみたいと思います。

高等教育については、望んだとして、男女間に差があるのはなんともおかしいように思いますし、現時点の日本において、この差はないように感じています。

ただ、STEM人材と言われるような部分だと、未だに男性の方が数が多かったりということがあり、そこを是正すべく様々な人やお金が動いているように思います。

見ていて、とても難しいのは、例えば労働参画率。
結婚したくないという方が増えれば、当然女性の労働参画率は上昇します。ただ、おそらく日本において、結婚・出産となると、そこで女性の労働参画率は低下することを想像します。

労働参画していない状態が悪い、ということではないんだろうと思うのです。

例えば、仕事にとても長所があり、稼ぐ力の高い男性がいて、その人は育児能力はゼロ。女性は稼ぐ力は標準的ではあるけれど、育児能力は抜群にあるとして、この家族の形として、男性が働き、女性が家事育児を回すというのは1つの形としてありだと思うのです。

ただ、こういうようにフィットしない場合に、外部のリソースが全然なかったり、会社側の制度設計が不足しているせいで、男女の機会が最大限に活かせる状態を阻害していてはいけないということだと思います。

男性であれ、女性であれ、今の50代や60代のように自分もなっていきたいと、20代の人たちは思うのだろうか。

男女の機会を平等にすることはとても大事で、僕自身、男性として生きてきて、無意識にも恵まれているんだぞ、自分は!という自覚を日々持ちながら働いています。

でも、男女が平等なら幸福なのかということはまた次元の異なる話であって、根本的に幸福度が低い理由は、世代間の理想像の断絶と不理解が大きいんじゃなかろうかと日々思う。

ドラゴンボールみて育った世代と、転生モノ見て育った世代であれば当然違いますよね。

年代を重ね、経験値を重ねた人たちこそ変化に敏感でなければならないし、主役じゃないんだということを自覚しないといけないと思います。

僕も今年で40歳、そろそろ時代の主役でなくなるという自覚を持ちながら、常に若い方々、異性、様々な人の価値観に触れて柔軟であり続けることを誓ったのでした。


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