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生き抜く力と優しい社会

今日は完全なるつぶやきというかぼやきです。

毎日新聞の報道で、またもや出生数が減ったという報道がありました。

昨年、初の80万人台に大幅減で突入したものの、その程度ではなく、
一気にブレーキが掛かっているということでしょうか。

少子化が加速したというけれど、減速させるために私達には何ができたのか、その答え合わせもしないといけないように思います。

私自身は、不妊治療を考える方々がいかに早く妊娠・出産できるかを念頭において、情報発信をすることとしていますが、やはり全体的には自然妊娠の方が多い中で、年々減少しているのはこの「非不妊治療群」の方々です。

自然妊娠できないのか、しないのか。
その語尾一つで随分と意味はかわってきますが、私は前者派です。

今の時代、先行きが不透明で不安も沢山あります。
会社だっていつどうなるかわかったものではないし、
多くの場合、自分よりも会社の寿命の方が短いっていうことが
ようやくわかってきました。

なので、組織や社会の同調圧力に負けて、気を遣ってばかりでは、まったく自分らしく生きていけないし、得もないんです。

社会の見通しが良いて、押せ押せどんどんな時期なら、みんなと同じスーツ着て、みんなで神輿を担げばよかったでしょうけど、その時期はもう過ぎています。

僕たちには僕たちの生き抜く力が必要で、それを社会はなかなか教えてくれません。なのに、次の世代のことなんて考えられるわけないですよね。

自分たちのことで手一杯。

育児している人たちもそうだと思います。
育児している人たちの負担が大きければ、子どもほしい!という明確な層ではなく、その予備群にあたる「子どもどうしよっかな群」の方々は、
やっぱり子どもなしでもいいよねってことになってしまう。
あるいは、一人子どもいるから二人目はちょっとね。とか。

人口を増やすための根本的なアプローチが日本では不足しているんだと思います。

最小単位は自分なので、自分のことでも十分にまかなえるだけの状況を作らなければ、わざわざ他人と一緒になり(結婚し)、自分の守るべき対象を増やす(子どもを得る)、ということをしたいというモチベーションがわきません。

僕たち自身が生き抜く力を磨いていかないといけないと思います。
僕自身もこれからも何十年も続く人生に向けて、こういうnoteのような執筆活動を始め、様々な力を養いたいと思います。

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