何事も「設計」が大事
何事も「設計」が大事だなと感じます。
最近で言えば、マイナカード。
行政手続きをいくつもしなければならなかったので、今までにない頻度でマイナポータルを開いて使用しましたが、まぁめんどくさいこと。
マイナポータルアプリがうまく起動できず、一度アンインストールして、再度インストールして、の繰り返し。
これは僕の思いつきではなく、マイナポータル側が「マイナポータルが起動できないときは?」というページで紹介しているものです。
それだけの頻度で、マイナポータルアプリは起動できないことがあるということですね。
そして、何度も何度もスマホにマイナンバーカードをかざす必要があります。これもまた面倒くさい。
これのどこがデジタルやねん。と何度も突っ込みました。
そして、現在も大迷走中のマイナカード。
個人的には、やめちまえ、と思っています。
それは、そもそも描いているデジタル世界観の設計が間違えているからです。だって、めちゃくちゃカードをかざしてるんですよ。
ぜんぜんアナログじゃんと思いますし、コンビニでマイナンバーカードで住民票を発行するというのも結局紙じゃん、って思います。
このまま修正して、方向転換して、というふうにやっていっても、
結局土台がいけてないものの上にはいいものは作れないと思うんです。
始め方が大事
僕はもうすぐ40歳でまだまだ経験が足りないと日々感じますが、それでもこれまでの人生で、なにかがうまくいくとき、共通しているポイントは、
始め方がいい、ということです。
もちろん、始め方ばかりを考えて、結局行動しないと意味ないよね的な理屈は一理ありますが、考えなしに行動するのは無謀だと思います。
自分の中で、ベストな始め方を決めて、そこで一気に走り出す。
これが僕にとってのうまくいくポイントなんだなと思います。
始め方が大事、と書きましたが、正しくは、僕は始め方を大事にしている、ということだと思います。
不妊治療について誰かに伝える時も一貫して、同じことを伝えます。
治療を始めるのであれば、まず、一番いい医療機関に初めに行こう。
そこで治療の計画を立ててもらおう。
その後は好きな医療機関でタイミングでも、人工授精でも、体外受精でも選択していけばいい。
始めの治療計画の設計を間違えたら、時間の無駄遣いになります。
不妊治療の時間は短ければ短いほどいい、というのが僕の価値観なので、こういう考え方になります。
妊孕性温存の場合も同じです。
なぜ、情報提供にこだわってきたのか。
人生の大切な選択をしなければならない時、情報不足があったら、正しい設計なんてできるわけがない。むしろ、間違えた設計図しか書きようがないわけです。
妊孕性温存をしてほしいわけじゃないですし、僕のいる医療機関に来てほしいということを言いたいわけでもない。
ただただ、ちゃんと情報をもって、自分の価値観で自分にとって正しい設計を書いてほしい。
そんな願いです。
終わり方も大事
何事も、間違いはつきものだと思っています。
こだわりすぎるのも良くない。
うまくいかないことが続くのであれば、その設計、間違えている?という可能性を考えたほうが良いと思います。
マイナカードなんてまさにそれです。
マイナポータルアプリをアンインストールして、再度インストールを僕に促すより、そもそもなんでそんな形になってんだっけ?と考えるのが普通です。
多くのことはやり直しがききますから、勇気を持って終わることも、次の始まりに向けた重大な行動だと思います。
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