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マスクを外そう、に思う

マスクを外そうに思うことを書いてみたいと思います。

マスクを外そう、マスクに有用性はない、これはもはや確かにそうだと言うという人も多いのではないかと思います。

ただ、日本は安全性を重視して、同調性の強い社会です。

なので、マスクを外していることで、さらされるあの好奇な目線や避難されるリスクが怖いんだろうと思うし、実際怖い。

マスクをつけていることのデメリットをどれだけ感じているかは人それぞれで、うちの子供達は全く感じてなさそうです。

それでも、本当はマイナスなんだよ!はずせよ!なんて言う人もいると思うけど、なんで?って感じです。

いずれマスクをいらないと思える日はくると思いますが、それを無理に今日にする必要はありません。

マスクを外すという行為がまだ特別に感じる人もいて、それはそれでいいでしょう。

僕は仕事柄、自分自身は万が一を考慮して日常的に外すことはしないだろうし、親としては子どもたちが少しずつ変わっていくきっかけを見守りつづけていこうと思います。

つけろだ、外せだ、という事自体がそもそもおかしいわけで、
科学的にはさしたる効果がないのはどうやらわかってきているので、
それぞれがそれぞれの頭で考え判断するものでいいのだろうと思います。

あと、先日、Twitterのタイムラインで
ワクチンをうった妊婦さんの生んだお子さんが次々に死亡している、
なんていう情報を流している人がいました。医学博士のようです。

こういうことをするから、反ワクチンとか反マスクという人がカテゴリーとしておかしいんじゃないかって思われてしまう。本当に迷惑なのでやめてほしい。

僕のいる施設でも毎月何十人もの患者さんが卒業して、産婦人科にかかり、毎月様々な病院からの出産報告が届いていますが、そのような報告など見たこともないです。

生まれてくる子供の14人に1人くらいが体外受精の治療で生まれています。
もしも、TLのような事実があれば、医師が見逃すはずがない。
団体や既得権益者であれば、政治的な意図とかを感じるかもしれないけれど、これだけ発信が自由になった世の中で、不妊治療や産婦人科の先生がなんにも発信しないわけがないと思います。

思想の自由は尊重しますが、根拠のない情報や発信を繰り返すのはそれ自体が暴力的だと思うので、よくよく考えてほしいと思います。

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