見出し画像

休まないという弊害

改めて見ていると、GWも休まない、という医療機関は思っているよりも多いですね

ただ、医療者だからと言って、物価が上がっているからガンガン値上げができるわけでもなく、給与が馬鹿みたいに高いというのは幻想が多分に含まれています。

みんなが休みたいという時に休まない、というのはどうしても誰かが犠牲になっています。
その分の休みをどこかで取っているだろうけれど、連休と一日の休みはやはり休息としての効果が全く異なります。

そのようにまさに身を削りながら診察をしているという気がします。

そして、一般企業から医療機関に来て感じた「遅れている」という感覚の源泉もまた、ここにあるように思います。

診療のシステムは非常に強固なものなので、少々の時間で変更できるわけじゃないです。

これだけ休みがない状況であれば、コミュニケーションも検討も深まりづらいから、なかなかそう簡単には進んでいかないでしょう。

休みの時に診察に行かれる方からすれば、有り難い、ということだとは思いますが、休みの日に休まない。ということが生み出す弊害は確実にあるということは知っていてほしいです。

よろしければサポートをお願いします! 主に、不妊治療や若年がん患者の方の妊孕性温存に関する情報収集の書籍代や活動費用に充てさせていただきます。