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がんクリニカルシーケンス検査

ゲノム医療について

がん化した細胞は急激に増殖し、やがて正常な細胞を駆逐してしまいます。

その結果体内の臓器が正常に機能しなくなり、自覚症状が現れ、人は死に至ります。

がんゲノム医療では、がんが発生する最初の段階での「遺伝子異常」に着目します。約二万個あるといわれている人間の遺伝子のうちどの遺伝子に異常があるかを解明し、遺伝子の異常ごとに個別の治療を行います。

従来の「臓器別治療」から「遺伝子異常別治療」へとより細分化された治療を行って行きます。

▼従来の治療

胃がん←A薬

肺がん←B薬

乳がん←C薬

▼ゲノム医療

A遺伝子異常:胃がん、膵臓がん、乳がん←D薬

B遺伝子異常:大腸がん、肝がん、子宮がん←E薬


検査について

クリニカルシーケンスとは、患者毎に異なるがんの原因となる遺伝子を検出し、効果の期待できる「分子標的薬」による治療へと結びつけるための検査の事です。

【自由診療】

▼京大病院オンコプライム検査 

検査費用:883,980円 自由診療 全額自己負担

▼MSK-IMPACT

東北大学病院他

検査費用:60万円弱〜70万円 自由診療 全額自己負担

▼プレシジョン検査

慶応義塾大学病院

検査費用:70万円弱〜80万円 自由診療 全額自己負担