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昼逃げするための、引越しについて

引越しの前にやること。それは区役所で「離婚不受理届」を出すことです。あなたは離婚したいと思っているのでしょうが、夫婦で作った財産があるならきちんと受け取ってからでないといけません。離婚不受理届を出せば、夫側か勝手に離婚届けをだしても無効にできるので安心です。

引越しの話に戻りますが、我が家の場合は、刑事さんや児相の方、弁護士さん、精神科医の先生に至るまで、「早い段階の別居」を勧められました。夫が警察相手でもモラってくれる人だったので余計に。証拠をありがとう、という感じですが(笑)。
 
普通の引越しとはちがい、「昼逃げ」なので梱包もギリギリまでできませんん。ばれてしまうので・・

最近は「昼逃げ」も引越し業界では有名らしく、見積りの段階で昼逃げをすると受付の方に言いましたら、察してくださいましたよ。笑
梱包用の段ボールを受け取る際も、夫がいない隙に受け取る必要があったのですが、何月何日の〇時~〇時という指定を受けてくださったり、梱包用の段ボールも無地のものだったりして、至れりつくせり。

普通の引越しと同じで、複数の業者から見積をとっておいてくださいね。これからお金が出ていくのは容易に想像できるので、一番安価なところにお願いしたい気持ちになりますが、ここはぜひトータルで見てください。 
 
悪質な引越し作業員だと、段ボールを1箱ちょろまかしたりすることがあります。なので最後にトラックの中をチェックさせてもらう、ということを忘れないでくださいね。
 
 もうひとつ、もし警察にDVが認められたら警察が費用の一部を出してくれたりすることがあります。
 
『ストーカーやDV被害のように、身の安全を確保するために緊急に引っ越す必要がある場合、一定の条件の下、一定額までの転居費用を警察で支払います。
 警視庁犯罪被害者支援室 電話03-3581-4321(代表)』
 
 
少し話がそれますが、引越しすると買い足さなければならないものが出てきますよね。家具家電など。できるだけ安く抑えたいでしょうから、「XPRICE」というサイトをおススメします。いわゆる型落ち商品で最新機種ではないのですが、新品ですし最新機種にこだわらないという方にはぜひ。通常よりずっとお値段が抑えられていますので、ぜひのぞいてみてください。エアコンが4万円台で買えたりします(2022年8月現在)。
 
 もう少し話が逸れますが、別居する前に警察と学校に連絡しておきましょう。これは引っ越し当日、夫に別居することが夫にバレてしまって暴れられたというケースが散見されたり、夫が「行方不明届」を警察に出して、妻と子どもを警察に捜索してもらうケースがあるためです。
また学校も夫が子どもを待ち伏せしたり、未就学児なら「お迎え」と称して子どもを連れ戻しにくることが多々あるから。
 
別居当日は置手紙を用意し、子どもと一緒に家を出ていく旨を書いておきましょう。
できることなら別居当日までに弁護士の先生を手配して、今後のやりとりは弁護士を通してと一筆かけると完璧ですね。
 余談ですが、夫に予告をして出ていくという方法をとるか迷われる方もいらっしゃるようですが、妻が子どもと出ていく前に夫が子供を連れて出て行ってしまったケースがあるそうです。携帯も会社も辞められてしまったら探す術がなく、探偵を雇っても見つけられなかったとか・・・。
 一筋縄でいく相手ではありませんから、正攻法は気をつけましょう。

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