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あまねく奇跡の始発点にあるもの

2023年3月11日(土)

ブルアカ最終章 プレナパテス決戦をクリアした。
以下ネタバレ有殴り書き感想。



「ブルーアーカイブ」をやってきて良かった~~~!!!!!!


決戦後、シロコテラーから語られる、もう一つの可能性の話。
アビドス生達と先生がいなくなり、テラーになるまでの様子は本当にくるものがあるし、一歩間違えばこちらもそうなっていた可能性の示唆がエグイ。

マフラーのくだり何か特にそうで、「選択」の連続の中でそうなってしまった。というのがより悲しさを加速させる。



そしてもう一人の自分であり先生でもあるプレナパテスを倒し、脱出していく生徒たち。
彼/彼女もまさしく先生であるが故か、自我が無い状態とはいえシロコを庇うようにしていたのは偶然かはたまた。

脱出シークエンスの人数表記で、
「うわこれもう一人のシロコ助けて先生残る奴じゃん!!!!オイオイオイ!!!!!」となった人は多そう。

はいそこのカヨアコ両名、イチャイチャしない。

リンちゃんの最後まで残りますに突っ込みを入れる様子は、フラグブレイカー感あっていいですね。リンちゃんもこの一言で絶対に帰るという方向性の覚悟が決まった感じがある。

疲れ切ったフウカを送るハルナ…
フウハルもしっかり完備。

して、先生の指示で一人ひとり脱出させていく。
「主砲」の時もそうだったが、先生に最後の一押しをさせるということ。また選択をさせるということの徹底が凄まじい。

美食研、ゲーム部、対策委員会。労いと感謝を胸に1人、また1人と地上へと返してあげるのは、一種の卒業式的マインドもあった。


そして、もう一人の先生の言葉を受け取り「シロコ」を地上へと送る先生。
先生はそういう人。というのは今まででずっと示してきたことだからこそ、素直に送りだせたし、何の違和感もなかった。

崩壊する中で、先生救出の手立てが全くない。
しかしそんな中打開策として、A.R.O.N.Aがアロナと手を取り合い、「奇跡」を起こすことでこの窮地を脱するという状況に。

落ちていく流星は私だったのか…



ここでのエンディング、素直に感涙。

連邦生徒会長の言葉、何度も提示されてきた言葉。
重みと温かみを以てして、今なら理解できる気がする。



エピローグ
全裸先生はキルラキルの最後の感じある。
事が大規模過ぎてまず生還したことが大事なのだが、後々思い返すと何だアイツ…となるアレ。

かくして世界の危機は解決され、しかしながら事件の真相を知る者は少なく、表層的な大事件も風化していきそうな雰囲気。しかし、彼女らのブルーアーカイブは先生がしっかりと覚えている。



尚問題は山積み。
何ならまだまだひと悶着やらかしそうな人の動きもあったり。

まさか最終章エピローグで株がストップ安になる生徒がいるなんて…
早く敗北の味を飲ませて悔しい顔させたすぎる……


兎にも角にも大団円。
風呂敷広げ、取りこぼしたものもあるが、しかと走り切ったその姿は本当に凄い。

先生と選択。アロナと箱。
そして生徒たち。

様々なメタ要素、現実とフィクションを織り交ぜながら、そのどれもに意味合いを持たせ、問題の提示と解決を出してきた「ブルーアーカイブ」。

ギャグとシリアス、その両面を崩さずに独自性を持ち続けてきた本作に、こらからも期待したい。




あまねく奇跡の始発点
先生が見たものは






終わり

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