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弥生日記 3/12

あー。

やっぱり、持ちこたえられなかった。

初日が3/20に延期とのこと。


一応4/1と楽日も押さえてはあるのですけど、遠いなあ。

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昨日の鴻上さんのお話を思い出す。このままだと日本の演劇界は死ぬ。

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もっと具体的に考えろ、というお話でした。ライブハウスみたいなせまいところで観客同士も声出して汗かいて密着、というのはヤバい。数万人が一か所に集められるドームとかアリーナ規模のコンサートもわかる。でも感染者の出ていない地方の数十人規模のイベントまで中止っておかしいでしょ、と。そして座って観てるだけの演劇はどうなの?と。舞台からの飛沫、を考えるなら前の方の何列かを座らせないようにするとか、発熱している可能性の人は断るとか、マスクは必須とかアルコール消毒をこまめにするとか換気の仕組みを考えるとか。宝塚とか、今回のPARCO劇場なんかは対策を考えぬいているのに。もうこれは科学とか医学の域を超えた「世間の圧力」に負けた、ってことでしょう。

なんなんだ圧力。「わたしも我慢してるんだからあなたも」という戦時中みたいなやつ?勘弁して。

百歩譲って「まわりにお年寄りがいるからそんな人混みにいかないで」という満員電車なんかも含めて自粛しているような環境なら、劇場も致し方ないでしょう。でも向かい合って不特定多数が接近してしまう電車よりは一方方向向いて座ってる劇場の方がなんぼかマシでは。

なんていう理屈はまったく通らない世の中。なんなんだ。

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それに比べて。

もう、オリンピックは無理でしょう。今から広がり始めた地域もあるのだし、そんな時期に世界中の人々が一か所に集まることがまず無理でしょう。今となっては「開催地がどこであれ」、という状況では。
と考えると、今ここで「中止」「延期」というのは全然日本の責任じゃないよね。この流行が世界的に落ち着くまで延期、というのはしょうがないことなのでは。ばんばん検査して根絶目指していいんじゃないでしょうか。
(感染者数隠蔽のために検査数を減らしている説は何気に信じている…笑)

世紀末だなあ。世紀終わるまでまだ80年もあるのに。

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↑の写真は、今回予習のために読んだ初演のときの戯曲。たぶん絶版だったし地元の図書館にはなかったので、探して夫勤務地の近くの図書館で借りてもらって読みました。
推しの役で、めちゃくちゃ楽しみなシーンがあります。本当だったらもう今日観れたはずなのに。…と愚痴と泣き言が止まらない。ためいきも。

はあああ。

新型コロナウィルスのばかーーーーー!

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