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冬休み日記 その3「デッドエンドの思い出」

昨日は美容院に行ったあと、「豊洲」で映画を見ました。

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今回冬休みがあとまだ1カ月以上あるので、こないだの夏休みのリベンジ、とまた髪色を明るくしてきました。
本当は「明るく」というか、グレーあるいはシルバーみたいなトーンにしたくて。そのためにはブリーチ必須(しかも2回)。でもやっぱり今回も黄色みが抜けなくて、シルバーというよりはカーキ色みたいな暗めの「金髪」に。

これはシルバー田中俊介推しとしてはどう考えても不本意(笑)

ということで、前もお世話になった「カラーバター」というカラフルに染まるトリートメント剤を買って調整せねば、とお出かけ予定を変更しました。
豊洲に行くのに途中横浜で降りて、ルミネのとあるお店に寄ると…欲しい色だけ「欠品」になってる!しょうがないので一段階暗いのを選んでレジに行って、「あのー、売り場の「欠品」ていうのは、やっぱりないんですよね?」と未練がましく聞いてみたら「今日入ってきました!」と欲しい色を出してくれました。…聞いてみるもんだ。

今回見に行ったのは、「デッドエンドの思い出」というやつ。本当は来年2月に全国公開になる日韓合作映画の、特別先行上映です。原作は吉本ばななさん。主演は「少女時代」のスヨンさん。その相手役がBOYS AND MENの田中俊介さんです。日本のパートはすべて名古屋で撮影されたというもの。昨日は監督とスヨンさん、田中さんが舞台挨拶に登壇の予定でしたが、吉本ばななさんもいらしてくださいました。

撮影が決まってから原作(もともと長男が持ってた)を読んだんですが、吉本ばななさんは若い頃好きで読んでました。
「キッチン」に収録されている「満月」という作品について、ずっと敬愛している演出家の鴻上尚史さんが当時語った文章に対して、ものすごく衝撃を受けた記憶が今も鮮烈で。…この映画にも同じ痛点が存在していました。

しかもそれが俊さんの口から語られる、という。

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最初にその衝撃を受けてから、なんと30年も経っていて、正直そんな言葉はもうすっかり忘れていました。原作を読んだときにも気づかなかった。
なのに、呪いのように投げかけられた今回の衝撃。

でもね、もしかして、打ち勝ち払いのけるだけの人生を歩んでるぞわたし、という小さな発見があったり。

そんなこんな、単なる「推しが出ている」という枠を超えた映画体験として、今もじわじわと効いている、映画でした。

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一般公開はまだまだ先ですが、またその頃に宣伝しますね。

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ちょっと有料ゾーンで詳細書きます。
(めっちゃ長くなりました…)

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