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夏が好き2018 7月3日

えーとどこまで書いたんだっけ。

とりあえず現在、こちらは6/29~30に弾丸関西をやった自分メモ日記となっております。小田原~京都~奈良~天王寺~和歌山、と移動したところまでかな。

次行くよ。

でね、今回何気なく調べてたところ、和歌山駅から各駅停車の電車で40分くらい南下したところにある藤並という駅に「ちいさな駅美術館」というのがあり、そこでよしながこうたくさんの原画展が開催されていることを発見しました。
よしながさんといえば。わたしが読み聞かせのボランティアを始めた当初にうちの市に講演会に来て下さり、絵本を読むこと、絵を描くこと、絵本で遊ぶことなど子供たちとのやりとりやその周辺の楽しさを教えて下さった心の師匠と勝手に崇めている方です。「給食番長」シリーズはどれも季節に添って読むし、「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」という絵本(作者はサトシンさん、絵がよしながさん)はよしながさんの読み語りを聞いたことがあって、そのポイントを押さえたニュアンスでほぼ毎年読んでます。

その原画展、期日が6月30日で、最終日は15時までとのこと。

こりゃー行くしかないでしょ!

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電車が駅に着いたのは14時30分。ホームから階段上がって改札を出たらすぐにそのスペースはありました。でもガラスドア越しに見える光景がどう見てもお引越しの荷造り。「あのーもう終わっちゃいました?」と腰低く覗いてみたら、「ギャラリーは大丈夫ですよどうぞお入り下さい」と招き入れてくれました。

そこには。

こぢんまりとしたスペースに、これでもかと飾られた原画の額。ほぼ全作品から2枚それ以上あったんじゃないでしょうか。それ以外にも段ボール?に描かれた立体的なキャラクターの絵、オブジェ、人形などなど…ただでさえよしながさんの絵ってパワフルなのに、それがこの決して広くない空間にみっしり凝縮していて…

なんかすっごいしあわせなパワーを浴びた気がしました。

絵本デビュー作の「給食番長」には、最初に自分で描いて持って行った「真・給食番長」というバージョンがあったという情報は以前からどこかで見かけていたのですが、…まさかそれまで読めるとは。ほかにも絵本の最初のラフな段階のもののファイルとかも見せていただいて、…これもっと早く見に来たかった!という後悔とそれでもなんとか来れて良かった!という満足感の微妙な混ざり具合を堪能しました。

14:56の電車に乗る、というのがタイムリミット。

後ろ髪を引かれまくりながら、次の目的地に向かいました。

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↑の写真は、いただいた記念切符。昔の普通の切符よりは一回り大きいサイズですが、紙質の感じとかは懐かしさそのもの。毎回いろんな作家さんの展覧会のたびに発行されているようで、…これはもうコレクションしたくなりますよね!わたしの実家はここからさらに南下したとこですが、これからもっと寄ってみようと思います。

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そしていよいよ次回は最終目的へ。

最初はこれが目的で、ついでに母を見舞う、レベルの計画だったはずなのに…すっかり後回しになっちゃった感じで。

あと1回、おつきあい下さいませ。

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