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夏休みおでかけ 諏訪地方編


そんなわけで先日お出かけしてきました。
目的はこれ。

かがくいひろしさんの絵本に出会ったのは、読み聞かせの活動を始めたのと同時くらいでした。メンバー全員が楽しそうに読んでて、へーこんな作家さんいるんだ、とわたしも次々読んで夢中になりました。
そしてその年の秋、「ちょっとー!新聞にかがくいさんの訃報載ってたんだけど!」みたいな大騒ぎになり、たった4年間しか活動されなかった奇跡のような絵本作家さん、その後も冷めることなく大好きな絵本たちであることは今も間違いないです。

そんなかがくいさんの初の大規模展、ということでNHKの日曜美術館でも放映され、これは絶対行きたい!と夫に懇願して車で連れてってもらいました。圏央道を通って行くと片道3時間くらい。まあまあいい感じのドライブ。(圏央道の通行料めっちゃ高いけど!)

展示は前後期で分かれてて、この日は前期展示。
原画はもちろん、絵本の完成には間に合わなかったアイディアがたくさんたくさんあって、残念の極みです。読みたかった!と思うものだらけ。

夫はかがくいさんのことを全く知らないで来てましたが、すっかり人となりのファンになってました。そのくらい魅力的な方です。

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この岡谷市というところ、初めてきましたが街を歩いてみるとやたらに見かけるポスターがあって。

映画「怪物」のロケ地だったそうです。セットを再構成した展示室が街中にありました。
…あれ列車だったんだ。バスだと思ってた💦
↑の見出し写真にも使いましたが2人の秘密基地にあったサインボード。

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その後お昼ごはん食べようとして、諏訪湖周辺を車移動しているうちに気になるものに出会いました。

タケヤみその工場発見。そこにあった菌塚。
「かもすぞー」ですね。

その前に発見した気になるものは「間欠泉センター」なる建物。間欠泉、って一定の時間ごとに噴き上がる温泉、ですよね?見たい!と車停めて入りました。(タケヤみそ工場はその駐車場隣)

ん?…これ?


昔は50メートル上がってたらしい。少なくともこの令和4年までは5メートルくらいだったとか。

なんか思ってたのと違う…というガッカリ感は残しつつ、この建物の2階は「諏訪圏フィルム コミッション」の展示室になっていて、ここら辺で撮られたいろんな映画やドラマの紹介があって楽しく拝見しました。

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よく調べもしないで出かけた今回の旅、岡谷というところは鰻が名産なのだそうです。…でも何故かこの火曜日は定休日のとこが多くて、結局お昼はお蕎麦をいただきました。
あと養命酒の会社がやってるらしい?お土産屋さんとかレストランとかあるお洒落なお店にも寄りました。屋上から湖上花火大会が見物出来るようになってて、上がってみたら諏訪湖が一望出来るスポットでした。大会は8月15日らしいです。(湖の写真は撮ってなかった)

行き当たりばったりでもそこそこ楽しめる性格のわたしたち夫婦。

帰りに寄ったSAで峠の釜めし売ってたので買いました。…この釜、ってなんか使えるのかな。夏休みの宿題にしよう。

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この展覧会が行われてた「イルフ童画館」の「イルフ」とはなんぞや。と最初から思ってて、この建物の最初に入った部屋にその由来が書いてありました。

https://www.ilf.jp/

岡谷市出身の武井武雄さんの美術館であるところの「イルフ童画館」、「イルフ」とは「古い」を反対にして「新しい」を意味するところの、武井さんの造語なのだそうです。
…ちょっとびっくりしました。
てっきり「エルフ(妖精?)」とか、どこかの言語とかそんな感じのコトバだと思っていたので…。これが周辺の商業施設にも冠してあって、市民に浸透しているというのはなんかすごいなと。岡谷市では武井氏は愛されているんだろうなあと、ある種感動しました。

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後期の展示も見たいと思っています…かなうかな??


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