積読はありなのか
こんにんちは。
ジジです。
本棚を眺めていて、この本は買ったけど、読んでない、途中まで読んだけど無理だったなどなんらかの理由から読んでない本を発見することってありますよね。
私も本棚を整理していて、いろいろ出てきました。
『満願』(米澤穂信)、『本と鍵の季節』(米澤穂信)、『騎士団長殺し』(村上春樹)、『これは弁護士の仕事ではありません』(妃川蛍)etc
ああ、忘れてたと思って読んだものもあれば、なんでこの本,書店で手に取ったんだろうか、あるいは途中までは読んだけども…と思うときもあります。
そこで、ふと自分で思ったのが、
「積読って本当に良いことなのか?メリットある?」
という問いです。
自分への戒めも込めて結論をづけてみましたので、よろしければお暇つぶしにどうぞです。
①結論からいうと…
結論から言うと、積読はオススメしません。
理由は以下の通り
・1か月以上積読した段階で読むことはほとんどない
→結局次から次へ新しい本は入ってくるので、積読してしまうと何年も放置してしまうことも
・読み頃を逃すから
→読みたいと思って買った本なのですが、時間の経過とともに読みたい気分が減退する(本を購入する時の読者の精神状態(要するに気分)や体調で選んでいるものが多く、時間の経過で気分が変わるのは当たり前。)
・場所を圧迫するから
→好きな作家の本をどうしてもハードカバーで購入して置いておきたいというならばいざ知らず、本が溜まっていくと本棚を圧迫していくのは必然。電子書籍でもデータが多くなりますし、読書すると本の保管場所は必須ですから読めば読むほど苦労する。
などなど、せっかく買った本が未読のまま長い間積まれるということはよくないことなんですよね。そんなのは分かってるわ!!と読書される方からは怒られそうですが、読書にはまりだすと、積読で悩むという方多いんじゃないかと思います。
そんな私も積読が多かったのですが、ここ数年買った本は購入後1か月以内に全部読み切っていることが多くなりました。
私も積読していたのですが、ここ最近なんで積読をしなくなったのか、その違いを考えてみると、こうすれば積読がなくなるのではないかと思うようになりました。
②本棚のスペースを小さくする
数年前は実家暮らしだった私。
実家の部屋の本棚に収納できる本の数も今と比べると遥に多く、部屋に置く場所に余裕があったなと思います。
しかし、数年前、結婚を機に引っ越しをした場所は本棚を置く余裕などもなく、カラーボックスに収まる程度の本しか収納できず、収納のためならば、読まない本を売らなければならないもしくは不必要な本は買わない、あるいは電子書籍でスペースを取らないようにしなければならないという状況になったため、本を購入しても、無駄な本は置けないぞという環境になりました。
そのせいか、本屋によれば、ちょっと興味が湧いたなという程度で読むかわからない本を購入していた自分が、そういう本は読み終わってから読もうという意識にかわり、1回に購入する本を減らし、読み終えたら買う、あるいは手元に残っている本が残り1~2冊の時にどうしても読みたい本だけ買うなどするようになりました。
その結果、積読がなくなったのではないかと思います。
③本を買う時の基準、読まない本を処分する時の基準
積読の原因が、家に積読する本を置くスペースに余裕があり、本屋で少し興味が湧いたので買ってしまうという私タイプの人が、積読を解消するためには、積読本を消化するあるいは読まないならば処分するという方法をとらずを得ないはずです。
そこで、まず、積読本を処分する本と読む本に仕訳する必要があると思います。
仕訳の方法として、以下を基準に処分するのはいかがでしょうか。
・タイトルやカバーをみてピンとこない本
→仕訳の時に何も感じない本をこれから先に読むとは思えないため
・半年以上読んでないなと感じている本
→途中であきらめて読まなくなった本、読んでもないけど特に好きな作家だからという理由で購入してもない本を6か月以上も放置していて、今後読むと思いますか?読むかもしれないと一瞬思いますけど、おそらく読まないと思います。本当に読むつもりがあるなら、仕訳した後にすぐに読みだすと思いますので。
これだけで、グンと本が処分できて積読が減るのではないでしょうか。本の損切というか、読まないと思った本は損切でもして、誰かに譲った方が本にとっても良いことだと思いますので。
逆に本を買う時の基準も決めておけば、積読が防止できるようになると思います。
・本のストック数を決める
→手元における本の数を決めてしまうというのが1つの手かなと思います。
私はストックは8冊までと決めています。
理由は、私が1か月で読める本が大体それくらいの数だからです。
ただ、そこまでストックすることはめったにないですが、最大でここまでという数字は決めてます。
・1度に買える本の冊数は3冊まで
→本屋で買える本の冊数は1度に3冊までというのを原則としています。休み前だから5冊、10冊と購入することはあるかもしれませんが、1回に購入するのは3冊までが理想かなと思います。読むペースにもよりますが、早くて1週間、遅くても2週間くらいで読める分量ですから。
どうしても読みたいと思う本が見つかった時は+1冊くらいはOKというくらいにしてます。
私の工夫ですが、上記で積読を減らしてます。
そして、読まなくて再読しないなと思う本は売ったり、人にあげてしまう。そうやって本棚を整理していきます。
実際、絶版になって価値がでるなんていう本、ほとんどないでしょうし、あったとしても、多分私が死んだ後でしょうからね、と開き直りながら積読を減らすということを心掛けていくと意外と減っていくものだなと思いながら、積読を少しでも減らすというのはありではないかと思います。
本、特に紙の本を手放すのって結構勇気がいる作業だというのはわかるんだという前提での私の積読を減らす提案でございました。
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