登記所備付地図データから見える公図の実態（2024年版）

本記事は、2024年4月に法務省から公開された「2024年版登記所備付地図データ」の全データを集計し、その結果をまとめたものです。

公開されているのは、全国の登記所から収集した約32万のXMLファイルです。弊社ではこれらをすべて読み込み、筆数や図郭（図面）の属性を集計しました。

法務局で使用されていた地図（公図）のデータそのものなので、集計するだけでも、リアルな公図の現況が見えてきます。

ぜひご一読いただき、不動産関連の実務で、公図を適切に利用するための知見として役立てていただければと思います。

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本記事は、実務で公図を利用されている方を対象としています。また、対象読者には以下のような知識があることを前提に執筆しています。
 ・ 筆などの土地に関する基礎知識
 ・ 地図と地図に準ずる図面の違い、座標系などの公図に関する基礎知識

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