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家庭菜園イチゴ 寒冷紗とハクビシンのお返し

イチゴを育てている場所は、2m四方ほどで、全体を寒冷紗で覆っています。

なぜかというと、2017~2018年の2回の春期間で2頭のハクビシンにイチゴの実がほぼ全て食べられる事件が起こったためです。

当時、柵や鳥獣ネットで周囲を囲ったり、センサー付きライトを置いたり、色々しました。 監視カメラまでも設置してハクビシンと判明。 ハクビシンは頭がよくて、障害物をかいくぐって侵入されてしまい、徒労ないたちごっこを続けました。

2019年に大きな寒冷紗で全体を囲うことで、ようやくハクビシンに食べられることが無くなりました。

(写真、片づけていない雑多な風景ですみません。)

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実は、寒冷紗で覆ったことで、面白い副産物がありました。

寒冷紗で覆う前は、春のイチゴの実が成る期間は、4月下旬~5月中旬でしたが、覆った後は、4月下旬~6月中旬に期間が長くなりました。 さらに、秋にも実が成るようになりました。 (紅ほっぺは一季成りですが秋(11月)にも成る)

また、寒冷紗で覆うと、植物の出来が良くなることがあるそうです。

イチゴの受ける日射量は減っているのですが問題はなさそうです。それよりも、イチゴ周辺の気温が下がっていそうで、それが良かったのではないかと思っています。

(別記事の土温度を測定し始めたきっかけの一つでもあります。)

風通しは抜群ですので、台風の風でも全く大丈夫です。 

デメリットは、ミツバチによる受粉がなくなるので、自分で耳かきの綿毛で受粉をしないといけないことです。(ちょっと面倒だけれど、ハクビシンに食べられたくないのでやります。)

(この副産物は2頭のハクビシンからのお返しと思えます。 美味そうに食っていたもんね。)


(よろしければ、シリーズ記事のマガジンもご覧ください。)


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