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メタルギアソリッドから考える「生きる」という言葉の重みの魅せ方

はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「メタルギアソリッド」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。

まず、「メタルギアソリッド」というゲームは

21世紀初頭。
アラスカ フォックス諸島沖の孤島、シャドーモセス島にある
核兵器廃棄所で現役ハイテク特殊部隊FOXHOUNDが突如として蜂起、島を占拠した。
数百の核弾頭を手にした彼等の要求は「伝説の兵士」ビッグボスの遺体。
彼等は24時間以内に要求が受諾されない場合、核を発射すると通告してきた。
史上最大のテロ事件に、元FOXHOUND隊員ソリッド・スネークが呼び戻された。
そして極秘裏に任務が下る。
核兵器保存庫に単独潜入。
人質として囚われたDARPA局長、アームズテック社社長を救出。
テロリストを排除し、基地を武装解除せよ!!
そしてソリッド・スネークは独り、戦場へと向かう……。

https://www.konami.com/mg/archive/mgs/story/index.html)より引用

まず、映画のような演出が凄いです。
OPの戦闘チュートリアルの時に演出家などの紹介テロップがあります。


第1話より

こういった演出はプレイヤーにワクワクさせ、どんな作品なんだろうか、と心が鷲掴みにされ、世界観に引き込まれました。
また、このような遠近感のある構図も映画でよくあります。

第20話より

現代のゲームに比べてポリゴン数が低いのにも関わらず、まるで実写映画かのような没入感があり、ストーリーが更に面白く感じました。
このように演出や構図の作り込みはストーリーに深みを持たせ、作品やキャラクターに愛着が湧きます。

そして、性別関係なく感じる漢らしさがありました。
バルカン・レイブン、リキッドスネークなど、印象深く残る敵キャラが多いゲームでしたが、このゲームのストーリーが特に面白く感じたのが、スナイパーウルフの最期シーンでした。

第17話より

ここのシーンでまさに「生きて会えたら」という言葉の重みを感じました。
戦うということに隠された孤独さ、それに耐えた強さ。それは同じ女だからこそ深く共感したところがありました。
また、メリルが辛く苦しんでいる時に、ウルフが助けたというエピソードがありますが、女性だからこそなんだろうなと思います。ウルフの優しさに感謝です…。
彼女の強さ、優しさはある意味漢らしさ、かっこよさを感じました。

このかっこよさは声優さんの演技が最高なのもあって、本当に昔のゲームとは思えないほどの、没入感や感動を味わえました。
このように印象に強く残る敵キャラがいるからこそ、「生きる」ということのかっこよさや、重みというのが際立つのではないかと思います。
敵味方関係なく、多くのキャラクターから「戦う」ということの意味を教えてくれたこのゲームに感謝しかないです。

最後に戦場で「生きて逢う」事の重さがこのゲームでは強く感じました。
構図や、演出、そしてキャラのかっこよさで「生きること」を魅せてくれたメタルギアソリッド。
ストーリー折り返しでスネークが発した
「生きて逢えたら 答えを教えてやる!」
という言葉には非常に重みがありました。

第17話より

この言葉に、スネークが抱えてる過去の多くの経験と、多くの命と向き合ってきたというのが伝わってきました。そして、プレイヤー自身としてもこのゲームのキャラとの「命」のやり取りをしてきたからこそこの言葉のかっこよさや重みを感じれました。
なかなか渋い物語で、人生経験が豊富ではない私の語彙力では伝えきれない、複雑な感情はここにはありました。
だからこそ、最後メリルとともにシャドーモセスを「生きて」脱出してきた時、言葉で表せないような達成感と喜びがありました。

ここまで書いてきましたが、正直MGSは一作品やっただけでは多くは語れません。
だって、これは大きな話のごく一部です。
我々プレイヤーは見てきた、スネークの数日間の脱出劇だけでは彼の魅力やストーリーの魅力は深く語れないと思いました。
だからこそ、このシリーズはきちんと最後まで見届ける必要があるな、と思います。
とても難しいゲームだし、ストーリーもあとからわかってくることが多い作品ですが、だからこそしっかり楽しんで、スネークの人生を見守っていきたいと思いました。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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是非遊びに来てください!

※こちらの記事ははてなブログ「ちゃんこの部屋」にて書かれた記事のリライトです。
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