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アンチャーテッド黄金刀と消えた船団から考える「本能が冷や汗をかく」仕掛け

はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「アンチャーテッド黄金刀と消えた船団」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。

まず、「アンチャーテッド黄金刀と消えた船団」というゲームは

歴史上、忽然と消えたマルコポーロの船団に隠された謎をきっかけに神秘の国“シャングリラ”の秘宝を追う。隠された真実とは果たして!? ヒマラヤを舞台に大冒険が始まる!
数々のゲームアワードを総なめにし、シリーズの人気を確立した傑作。本作を開発したチームは、PS3『The Last of Us』、そして最新作『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』の開発も手掛ける。

PSストアより引用
https://www.playstation.com/ja-jp/games/uncharted-the-nathan-drake-collection/

本作のキャッチコピーである「本能が冷や汗をかく」。
このキャッチコピーに負けず劣らずのゲームでした。
特にこちらの冒頭のシーン。

第1話より

これはムービーではなく、プレイ画面です。
雪山から落ちかけている列車を主人公は命からがら脱出するというシーンなのですが、脱出するにも、少しでもプレイを間違えば失敗してしまい、チェックポイントからやり直ししなければいけないという緊張感があります。
ここに至るまでの説明も何もなくいきなりクライマックスなシーンです。
このシーンをプレイしたとき、全く身構えていなかったので、とてもびっくりしました。
どこから自分がプレイをしているのか、どこまでがムービーなのか。そういった従来の没入感があるのですが、前作よりもその没入感がパワーアップしていました。
そして相変わらず後ろから敵が襲ってくる演出も健在でした。

第4話より

こちらのシーンもムービーからの自然な流れの戦闘シーンで、やっていてドキドキしっぱなしでした。
また、本作からスニークキルが搭載され、銃撃戦だけだった戦闘にさらに緊張感が生まれました。
そういった点からも緊張感があるゲーム性も生まれましたし、個人的にはかなり楽しいゲームでした。

また前作に比べてスピード感のあるシーンや、高所のシーンが増えました。

第9話より

こういった画角はノーティードックが大事にしているまるで映画のようなゲーム性を重視した手法で、プレイヤーに没入感を与えます。特に本作においては、その画角に「冷や汗をかく」仕掛けがあったと思いました。
しかし、こういった画角はただ高い、ただスピード感あるというだけでは恐怖感を煽らないと思います。
ではなぜ本作はそういった演出に没入感が生まれたのか。
それは引きと寄りの使い方が絶妙だと思うんですよね。
あえて外面を引くことで高さを出したり、寄ることでプレイヤーにより危機感を引き出している感覚にさせられます。
そういった真に迫る演出はいわゆるアクション映画における王道なアングルでもあるな、と思います。だからこそわかりやすく興奮することが出来るのだと思います。
王道な画角によって視覚に訴えかけるシーンが多い本作品。だからこそ、数多くのプレイヤーに親しまれるのではないかと思います。

そして前作に比べ、本作品において最も強化されたのはストーリーの緊張感ではないかと思います。
もちろん、画角、ゲーム性どれをとっても前作よりパワーアップしておりましたが、プレイして特に良かった、というのは「冷や汗をかく」ようなシナリオでした。
特に個人的に息をのんでしまったのはラザレビッチと対峙するシーン。

第18話より

このムービーはプレイをしていてゲームという感覚を忘れました。
この後ネイトはどういった行動に出るのか、今後の展開が読めなかったです。
ラザレビッチとネイトの掛け合いの演技もすごく緊迫感がありましたし、アングルも切羽詰まったものになっていましたが、それ以上にセリフ回しがとにかくよくて、二人の思考が見えるようで見えないやり取りがとてもよかったです。
こういったシナリオという点でも「冷や汗をかく」仕組みに繋がっているんだな、と驚いた瞬間でした。

ゲーム性、アングル、ストーリーという点からお話しましたが、どれ一つ欠けてもこのゲームは成り立たないのではないかと思います。
プレイをしていて、
「次どうなるんだろうか」「休まる暇がない…!」
と興奮が冷めやまぬ感覚がずっと続き、プレイヤーとして「楽しかった!」という思い出しかない作品でした。
それほどまでにこのゲームは最初から最後まで隙がないストーリー展開と画角で攻めてきて、まさに「本能が冷や汗をかく」感覚に陥りました。
やはり、ノーティードックという会社はプレイヤーをストーリーや画角などで、ゲームに没入させるゲームを作る会社だと思いました。
昨今VRの発達により、視覚的、聴覚的に没入感を攻めるものが多くありますが、純粋にテレビゲームで攻めるというのは、ゲームだけとしての可能性を感じました。
色々語りましたが、何度も申し上げているように、最初から最後まで冷や汗かきっぱなしの作品でした!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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是非遊びに来てください!

※こちらの記事ははてなブログ「ちゃんこの部屋」にて書かれた記事のリライトです。
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