#13 SNSのあれこれを考えている
SNSの良さ
記憶を遡ると、僕がSNSを始めたきっかけになったのは、友達からmixiに招待されたことだった。
当時、東京に出てきたばかりで、全国から上京してきた少ない会社の同期たちが、周りの友達の全てだった時期だ。
同期と言えど、職場や部署は違うので、毎日喋るわけでもない。
そんなこともあってSNSは寂しさを感じる僕の時間を埋めていった。
「魔法のiランド」というサービスを使って、4年ほどBLOGをやっていたけれど、mixiのそれは全然違った。
自分が書いた内容を誰が見たのか、「足あと機能」によって可視化され、呼んでくれている人がいるという事実が、書くことへの意欲を高めて、たくさんの日記やつぶやきを書いた。
実生活での空いた時間を埋めてくれるという面において、SNSは最高のツールとなったのだ。
多様化したSNS
気付けばSNSは多様化し、新しいものが出る度に登録して、使うようになった。
どうでもいいようなことを呟くtwitter(改めX)。
自分が「いいな」と思った写真を投稿するInstagram。
昔の同級生との繋がって、近況報告みたいになってるFacebook。
東京で音楽仲間と繋がるのに大きな役割を果たしてくれ、今はほぼ稼働してないmixi。
よく使い方がわからないLINEのVOOM。
自分の歌った曲をUPするとコメントやいいねが付いて気分を上げてくれるYouTube。
自分の興味のあることを発信することで、新しい出会いも増え、webライターやら、MV制作やら、プロモーション写真の撮影、webサイト制作、オリジナルの曲の歌入れ…あれこれやらせてもらった。
恩恵がありすぎる。
その反面、普段からあれもこれもとSNSを見るようになってしまい、自分の時間を多く使ってしまうようになった。
SNSから受け取っていること
タイムラインに流れてくる情報の中には、ネガティブなもの、炎上してメラメラ燃えてるもの、ほっこりする動画付きのもの。
いろんなものが混じっている。
前からこうだっただろうか。
これは自分がどの投稿に反応しているかという結果からかもしれないが、気付けばネガティブな投稿ばかりが目に付くようになった。
政治家の不正、世の中の理不尽に対する不満、自分の境遇に関する悲しさ。
悪いとは全然思わない。
正面から戦っても相手にしてくれないような奴らと戦うのにSNSは向いていると思うし、そこで議論が巻き起こって、良い方向にいくのならいいじゃない。
なのだけど、ちょっとこういう情報を浴び続けることに疲れているような気もしている。
どんなに忙しい時期でも、つい開いてしまうと、上記のようなたくさんの情報が流れ込んでくる。
自分に直接関係ないものも。たくさん。
見るたびに、どこか心を削られているような気持ちにもなる。
これからどう使うのが良いのか
できるだけ怒りの感情をもたないようにしてはいるけれど、投稿に触発されれて「これはダメだと思う」と思ったものに反応してしまうことが多くある。
もういっそ見ないようにすればいいんじゃないか。
Instagramのように写真メインでネガティブ少なめのものだけにしたらいいんじゃないか。
持ち物を減らそうとしている中で、SNSに関してもどうしていくかを考えている。
できるだけ、いつでも幸せでいたい。
余計な情報に踊らされて自分の時間、何かをやらなければいけない時間を削られたくない。
自分に合った使い方を、一度考えてみたいと思う。
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