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[雑記]ゲームの終活

ゲームは終わりがあるから楽しめると僕は思っています。

自分にとってゲームとは趣味であり、生活の一部であり、自分を語る上で外せない要素のひとつです。

そんなゲームの遊び方や考え方のひとつを書いておこうと思います。

●ゲームの終わりって何だろう

自分は「ゲームの終わり」≒「目標達成」だと思っています。

この目標は自分の納得できるもので良く、
例えばRPGなら
・ラスボスを倒すことを終わりとする人
・ラスボス倒した後にレベルをカンストまでして終わりとする人
・隠しアイテムを全部見つけて終わりとする人
・伏線を確認しながらもう一度初めからプレイして納得してから終わる人

等々、自分の技量や納得できるものを見極めて立てた目標こそ、そのゲームの「終わり」だと思っています。

もちろん目標を立てても必ず達成できるわけでは無い。出来ないことをやり続けるのはストレスになる。
ストレスになったら目標を修正するか諦める という選択も時には必要。

●何故ゲームを終わらせなければいけない?

僕がゲームの終わりを明確にしたい理由は大きく二点あります。

最終目標がないとプレイに締まりがなくなる
ゲームに限った話では無いと思いますが、目標もなく行動することは無駄になることが多いです。
逆に目標をしっかり持った上でプレイすることはモチベーションの維持や達成感を得るという意味でもゲームを楽しむために必要な要素です。

目標はできるだけ具体的であると良く、例えば僕なら「PSのゲームをトロフィーコンプリートするまで遊ぶ」、「あつもりのたぬきマイレージを全て埋める」のような、ゲーム側で設定されている目標は最低限埋めることを目指しています。
そういった目標が設定されてなければ、数値のカンスト等の目標を自分で設定しています。

②終わりがないと次の行動へ移せない

自分は結構凝り性なので、やるゲームはとことんやりたいし、欲深なのでゲームジャンルも幅広くプレイしたいという、ゲームを深く広く遊びたい人間です。
深く遊ぶ分には先の話の通り、目標を達成していくことが一番分かりやすく明確なのですが、広く遊ぶにはひとつのゲームに囚われすぎない事が重要です。
そのための区切りが自分が設定した目標であり、ゲームの終わりです。

もちろんひとつのゲームを何年もやり続けて楽しめる人も居ると思いますが、あくまでも僕は色々な種類のゲームを楽しみたいので、終わりがある方が都合がいいと思うわけです。

●ゲームの終活とは

ここからが本題なのですが、僕はひとつのゲームをやり終えた(目標を達成した)とき、「ゲームの終活」をします。

簡単に書くと「次にプレイする未来の自分のための整理整頓」をします。

何をいっているのかわからないと思うので背景から順に書いていくと、
まず、目標を達成することで先に書いたゲームの終わりを迎えるわけです。
でも僕は楽しんだゲームソフトを売ってしまったり、ましてやデータを消去することは基本的にありません。

書き忘れましたがここで言うゲームはオンラインを前提としないゲーム。サービスが終了したら遊べないような、所謂ソシャゲのようなゲームではない。

ゲームはソフト、ハード、データさえ残っていればいつでもまた遊ぶことができます。
何年後かに懐かしさや、次世代ソフトとの連携、友人と古いゲームで遊ぶ 何て事が起こり得る可能性もあります。
その時、快適にゲームをスタートできるようにしておく事を僕は「ゲームの終活」と言う言葉で表現してます。

本来の「終活」は残される家族に負担をかけない為であったり、いずれ来る死を受け入れた上で余生を充実させるために行うもの(らしい)。

ここで書く「ゲームの終活」は、基本的に他の誰かのためにでなく、後に改めてプレイする自分のためであり、終わりについても自分から向かっていくものなので大きく意味が違う。
次プレイする自分のための活動。

そのため、「終活」という言葉を使うのはあくまでも言葉の響きや、文字として意味をとらえやすい為であることを理解して欲しい。

終活の内容は当然ゲームによって異なりますが、大体いつもやってることを以下に書いてみます。

●セーブデータの整理

ここで考えることは2つ。
ひとつは「最新のデータを分かりやすくする」こと。
セーブデータを複数持つことの出来るゲームは、出来るだけ少ないデータ数に絞ることが大切です。
僕はかなり心配性な人間なので、複数セーブデータを残せるゲームは小まめにセーブデータを複製します。
これは古いデータでの上書きや、誤ってデータを削除してしまう事へのリスクケアなのですが、当然最終的に無駄なデータファイルが複数できてしまいます。
なのでまずは「最新のデータを1~2つに絞る」ことから始めます。

二つ目はお気に入りのシーンをすぐに呼び起こせるデータを作っておくこと。
これは特にADVにおいて有効なデータの残しかたで、「一番好きなシーンの始まり」や「対象のルートに入った直後」のデータを残しておくことで、すぐに思い出のシーンやキャラクターにアクセス出来るわけです。

●アイテムや所持金の整理

久々に起動して「使いたいアイテムが無い!どこで拾えるんだっけ?」「所持金無いから稼ぐところからか…」となってしまうと折角久々に沸いたモチベーションを下げてしまうことに繋がります。
最低限自由に遊べる状態にしておくことで未来の自分への負担を軽くすることができます。

●メモを残す

僕の場合これはnoteです。
使ったサイトやツールなんかもここにメモしておくと安心感あります。
あとは作業にどのくらい時間がかかるとか、この装備の方が楽だったとか、やり残したこととか。「全てを忘れた未来の自分が、もう一度再現するために欲しい情報」を残す事を心がけてます。

●ソフトを仕舞う

これが最後の儀式です。
僕は専らパッケージ派なので、最後に棚や収納にいれるところまでがゲームの終活です。
もちろんダウンロード版(以下DL版)で買うゲームもありますが、パッケージ版(以下パケ版)が出ているソフトはパケ版を追加で買います。
やはり最後には目に見える物を持っておきたいです。
パケ版は、友達や家族と貸し借りできたり、棚に飾ってインテリアとして楽しんだりとDL版には無い魅力を持っています。

●最後に

最初にも書きましたが、僕はやはりゲームは終わりがあるから楽しめると思っています。

ただ、終わった後もたまに起動して、埋まった実績の一覧を見てニヤニヤしたり、諦めた目標に再挑戦したりします。

一度終わりとしてまた楽しむために、どのゲームもしっかり終活したいものです。


おわり(o・~・o)。

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