アンリアル・エンジン(UE)学習日記(1日目)
以前から興味を持っていたゲーム開発について、いよいよ挑戦してみようという気になった。ここ数日、YouTubeなどでプログラミングに関する基礎知識を得た結果、「アンリアル・エンジン(Unreal Engine、以下UE)」が自分のやりたいことに一番近いと感じたので、このGW期間を使ってどこまでできるか挑戦してみることにした。
もちろん簡単にいくはずもないし、問題も発生するだろう。そこで発生した時に問題箇所を振り返れるようにするため、記録として日記をつけていく。
まず最初に環境づくりから。
私が使用しているのはMacBookAirでAppleシリコン採用の初代。メモリは増設なしの8GB。OSはBigSur(バージョンは11)である。
UEは、現在5.3となっていて、Appleシリコンにも対応している。ただし動作環境がMoterey(バージョンは12)からとなっているため、アップデートが必要だ。
現在、Macの最新OSはSonomaとなっていて、バージョンは14。間にVentura(バージョン13)もある。最新OSにしてもよいが、マシンスペックのことも考えると急に3世代引き上げるのは躊躇する。そこで1段階のみ引き上げて、Motereyで様子を見ることにした。
環境設定からは最新のバージョンにしかアップデートできないため、App Storeに行き、OS名で検索してダウンロードをしようとしたが、エラーが出て継続できない。そこで他のパソコンをMontereyにした際に使ったインストーラをコピーしてきて使用。無事BigSurからMontereyになった。
さてUEを使用するためには、まずは公式サイトでアカウントを作る必要がある。
公式サイト(https://www.unrealengine.com/ja)にアクセスし、まずはアカウトを作成。
登録すると、登録したメールアドレスに認証用の番号が送られてくるため、それで認証して使用できるようになる。
再びサイトのトップに戻り、ページ内の「unrealを入手」ボタンをクリックすると、手順の表示画面に移動する。
この画面に従って、まずはランチャーをダウンロード(ステップ1)し、それを起動し、「Epic Games Lancher」(以下、ランチャー)というアプリをアプリケーションフォルダにコピー(ステップ2)。そしてそれをクリックして起動する。
ここまでは特に問題になるようなことは発生しない。アプリケーションを起動する時に、インターネットからダウンロードした物だが大丈夫かとの確認ダイアログが表示される程度だ。
ランチャーが立ち上がったら、右上の「エンジンをインストール」ボタンをクリックする(ウインドウが小さい場合、切れて見えないことがあるのでウインドウを拡大するとよい)。
そうすると、ライブラリタブに表示が切り替わり、「Engineバージョン」に「5.4.0」のバナーが表示される。これが最新版のようだ。その枠内のボタンを押すと、インストール先を聞いてくるので、必要ならばインストール先を変更してインストールする。デフォルト設定は下の画像の通り。
17GBほどあったため、インストールは少々時間がかかる。そこでその間、この記事を書いている。
UEにした理由は、もちろんゲームを作りたかったからということもあるが、「ブループリント」というプログラムが自分に合っている気がした、というのが一番の理由だ。
さて、そうこうしているうちにインストールが完了し、Engineバージョン「5.4.0」のバナー内のボタンが「起動」に切り替わっているので、これをクリックする。
これで使えるのか、と思いきや、そうは問屋が下さなかった。下記のエラーが出たためだ。
エラーコードをクリックすると、公式サイトのヘルプの検索結果に飛ぶため、同様のケースがないか調べてみたが、見当たらない。特定のゲームの事例は書いてあるが、URそのものの説明がないのだ。
そこでランチャーを再起動してみたがそれでも状況は変わらない。がそこでふと気づいた。
ランチャーの最初のニュース画面では、「Unreal Engine 5.3がリリースされました」とある。インストールしたのは5.4だ。インストールはできたが、これはまだ使用できないのではないか?
そこで観察すると、「Engineバージョン」の右に小さく「+」マークがある。クリックすると他のバージョンが追加された。「5.3.2」これだろう!
さてあらたに5.3.2をインストール後、起動してみる。そしたら、前回とは違う起動反応が見られた。そして表示されたのがこれ。
Xcodeとは?
(つづく)