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ラズパイを使ってSplatoon2をマウスでエイムできるようにする

予防線とかいうやつ

この記事の内容を閲覧/実践したことによるいかなる不利益や損害が発生する場合であっても筆者は一切責任を負いません.
要するに何があっても知らないよ.自分で何とかしてね.

はじめに

多分このネタ5番煎じくらいです.どうも,ゲーム好きの和菓子です.
雑記事量産週間なので(?)内容はかなり薄めです.
タイトルの通り,Splatoon2をマウスでエイムできたら(ついでにキーボード+マウスで遊べたら)面白いのではと思ったので作ってみました.(ついでにボトル・パブロ用の自動連打も実装しました)

先駆者の存在

5番煎じと記述したのは,調べると先駆者が沢山居るからです.

しかしいまいち安定性に欠けていたり,ソースコードが公開されていなかったりと実用できそうにはありませんでした.
仕方がない…じゃあ自分で作るか…
と言うのがこの記事のあらすじです.

必要な物

・Raspberry pi4(recommended) or zero and microSD
・マウス(3ボタンのシンプルなタイプを推奨します)
・キーボード

raspberry pi/raspberry pi osのセットアップはインターネットの海に大量に転がっているので割愛.(ヘッドレス環境でもokです)

セットアップ

デフォルトのRaspbian…ではなくraspberry pi osではプロコンっぽくなれないので,こちらの記事で書かれている方法でモジュールを有効化します.

Raspbianでは、dwc2モジュールをロードしておくため、/boot/config.txtにdtoverlay=dwc2を、/etc/modulesにdwc2とlibcompositeを追記する必要があります。

コンソールで適当に

echo "dtoverlay=dwc2" | sudo tee -a /boot/config.txt
echo "dwc2" | sudo tee -a /etc/modules
echo "libcomposite" | sudo tee -a /etc/modules

一行ずつ実行して再起動すればokです.
その後,上の記事からadd_procon_gadget.shをラズパイにダウンロードし,実行すれば(pi4の場合)電源供給ポートがプロコンっぽく認識されるようになります.

sudo sh add_procon_gadget.sh

また,pythonのモジュールも忘れずインストールしましょう.
言い忘れてましたが,python3が前提です.

sudo python -m pip install joycon-python hid pyglm keyboard

インストールが終われば,準備完了です.

実行

ソースコードと操作方法は以下のリポジトリに置いてあります.

ソースコードをラズパイに落としたのち,マウス→キーボードの順でラズパイのUSBに接続し,コンソールで以下のコマンドを実行しましょう.

sudo python NXIC.py

すると,switchに謎のコントローラーが現れ,操作できるようになります.
お疲れさまでした.

最後に

ソース内の関数や仕組みの解説も書こうかと思ったのですが,なかなかスパゲッティなのでまたの機会に.
作って記事書いておいてなんですが,Splatoon2はプロコンの方がやりやすいと思います(当然).
それでは.

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