MTG EDH 1枚1000円以下構築 大会 与ダメ杯結果

ゲームスペースあなーばのEDHでは、wisdom-guild最安値で1枚1000円以下のカードのみ(ジェネラルは除く、最新セットシングルは価格不問)で構築された、オリジナルのカジュアルEDHが定着している。
月2回の定例会を開催しているが、このところ20人前後の参加者が来て、通常卓1卓と1枚1000円以下構築卓3卓が昼間からまわり、13時から翌深夜2時過ぎまで卓が途切れない。
他店ではEDHはグループ単位で遊ぶのが主流で、オープンで入りやすい会となるとなかなかないらしく、構築レベルをすり合わせるという煩わしさもないことから、オリジナルレギュレーションにも関わらず、ルールが未整備だった前身のカジュアルEDH会時代から、5年以上に渡って多数の参加者に来てもらえている。
この構築を遊んでいるプレイヤーは、公式から新セットリリース毎に発売されるEDHセットを毎回買う人も多く、スタンダードプレイヤーと並んでメーカー貢献度も高い。
 
昨年から、構築を促すために定期的に構築テーマとなるイベントを、1枚1000円以下構築のルール内で開催している。
前回は「直近のスタンダードセットのレジェンドをジェネラルに据え構築したデッキ品評会」だったが、今回は「対戦相手に与えたダメージやライフロスの合計を競う大会」を開催した。
最近参加者が多いので、テーマを知らずに来た人でも手持ちのデッキで参加できる点、ポイント制で優勝者がはっきりわかりやすい点、途中参加もできる点、などを考慮した。

 
以下Oさんの優勝デッキ。
 
 
無情の碑出告/Heartless Hidetsugu
ゴブリンの激励者/Goblin Motivator
スカークの探鉱者/Skirk Prospector
流星の信奉者、ゴロゴロ/Goro-Goro, Disciple of Ryusei
暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon
タクタクの瓦礫砦/Tuktuk Rubblefort
輪の大魔術師/Magus of the Wheel
熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
憤怒/Anger
永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal
朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
極悪な二人組/Fiendish Duo
兎電池/Rabbit Battery
黄金犬/Goldhound
巡礼者の目/Pilgrim's Eye
極楽の羽ばたき飛行機械/Ornithopter of Paradise
鉄のマイア/Iron Myr
面晶体の這行器/Hedron Crawler
マナキン人形/Manakin
稲妻/Lightning Bolt
汚損破/Vandalblast
ブーツ・オヴ・スピード/Boots of Speed
信仰無き物あさり/Faithless Looting
削剥/Abrade
粉砕/Shatter
苦しめる声/Tormenting Voice
安堵の再会/Cathartic Reunion
胸躍る可能性/Thrill of Possibility
火炎の裂け目/Flame Rift
突沸の器/Vessel of Volatility
野生の勘/Wild Guess
煮えたぎる歌/Seething Song
注目の捕縛/Seize the Spotlight
混沌のねじれ/Chaos Warp
熱情/Fervor
硫黄の渦/Sulfuric Vortex
機械化戦/Mechanized Warfare
大勝ち/Big Score
崩れる境界線/Collapsing Borders
ラースの灼熱洞/Furnace of Rath
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods
理由なき暴力/Gratuitous Violence
冒涜の行動/Blasphemous Act
地震/Earthquake
太陽の指輪/Sol Ring
旅行者の護符/Traveler's Amulet
放浪者の小枝/Wanderer's Twig
旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble
天球儀/Armillary Sphere
精神石/Mind Stone
緋色のダイアモンド/Fire Diamond
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
終わりなき地図帳/Endless Atlas
呪われた鏡/Cursed Mirror
ヴァルカスの指輪/Ring of Valkas
環境科学/Environmental Sciences
秘儀の印鑑/Arcane Signet
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
思考の器/Thought Vessel
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
連合の秘宝/Coalition Relic
摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone
威圧の杖/Staff of Domination
千年霊薬/Thousand-Year Elixir
反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defiance
カー砦/Kher Keep
シヴの地溝/Shivan Gorge
統率の灯台/Command Beacon
ジャンドの全景/Jund Panorama
グリクシスの全景/Grixis Panorama
無限地帯/Myriad Landscape
27 山/Mountain

当初から懸念されていた 無情の碑出告/Heartless Hidetsugu ジェネラルデッキ。
最速一撃で60ポイント稼ぎ、生き残ればさらに30ポイントを稼げる上、自身から取られるポイントも同時に削れる。
次回開催されるなら間違いなく禁止カード行き、という評価になった。
 


結果として、気になる点も多かったが、それなりに面白い試みだった。
 
・与ダメは、コンパニオンの統率者ライフ管理ツールで簡単にカウントできるので問題なかった
・勝利しても旨味がない点は変更を加えるべき
・今回は対戦相手のライフ回復はできないルールにしたが、なくてもよさそう

このルールの第2回があるかはわからないものの、構築を促すテーマ会は今後も数ヶ月に1度のペースで開催予定なので、参加者はまたお付き合い下さい。

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