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SFL2023 1STステージ結果

簡単に振り返り。


SFL2023 1STステージ結果

1位 Saishunkan Sol 熊本(205P)
2位 魚群(205P)
3位 FAV gaming(200P)
4位 忍ism Gaming(190P)
5位 CYCLOPS athlete gaming(180P)
6位 DetonatioN FocusMe(140P)
------------------------------------足きりライン
7位 名古屋OJA BODY STAR(130P)
8位 Good 8 Squad(125P)
9位 広島 TEAM iXA(100P)

自分の予想はかなり外れました。
序盤のFAV、終盤の魚群が思ったより調子が良く、CAGが思った程勝ち星を伸ばさなかった印象です。
DFMは2ND進出とは言え、足きりギリギリになるとは思わず。
Good 8 Squadも、優勝はないとは言え、2NDに進出すると思っていたので、驚きました。
広島と名古屋の敗戦は予想通りでした。

2NDステージ進出

熊本、魚群、FAV、忍ism、CAG、DFM

1STステージ敗退
名古屋、Good 8 Squad、広島

選手ランキング(公式)

各チーム評

※かなり厳しい内容を書いているので、チームや選手のファンの方は参照を御遠慮下さい。

Saishunkan Sol 熊本(205P)

  • ネモ(勝利数4/8/獲得40P/貢献度5)※リーダー

  • Shuto(勝利数4/6/獲得70P/貢献度8)

  • ひぐち(勝利数5/6/獲得60P/貢献度7)

  • ササモ(勝利数3/7/獲得35P/貢献度4)※傭兵枠

ひぐち選手のガイル、Shuto選手のC/Mマリーザと他チームが使わないレアキャラを使ってポイントを量産。特に大将Shutoの活躍が目立つ。
ストVで低調だったネモ選手も新ゲームになり復活。自身の大将は自重しShutoに委ねたオーダー采配は見事だった。

傭兵枠のササモ選手は恐らく2NDでは入れ替えになる。
替わって入るのは、世界最強クラスのJP使いの翔選手(IBUSHIGIN)になると思われる。
2NDでも優勝候補。

魚群(205P)

  • マゴ(勝利数4/7/獲得45P/貢献度5)※リーダー

  • まちゃぼー(勝利数3/7/獲得30P/貢献度4)

  • もけ(勝利数5/8/獲得80P/貢献度8)

  • 水派(勝利数4/4/獲得50P/貢献度6)

序盤もけ選手の春麗が勝てず伸び悩んだが、キャラをラシードに変えず、春麗を貫き通し、対空の弱点を克服する事に成功。
もけ選手が一気にポイントを伸ばした事で、チーム成績も2位に付けた。

ストVではマゴ選手を始めとするゲームへのモチベ低下や、チームの不和にも悩まされたが、新ゲームになってから、意欲の向上やチームの連帯感が増し、SFL初優勝も見えてきている。

FAV gaming(200P)

  • sako(勝利数3/6/獲得40P/貢献度5)※リーダー

  • りゅうせい(勝利数2/6/獲得40P/貢献度4)

  • ときど(勝利数5/7/獲得60P/貢献度8)※傭兵枠

  • 老師ボン(勝利数4/6/獲得60P/貢献度7)※傭兵枠

ポイントゲッターはときど選手、ボンちゃん選手の二人。
当初1位を突っ走るも、後半失速。

sakoさんは音ゲー出身者のメリットを活かしスト6にも適応するが、後半はやや不調だったか。
逆に、りゅうせい選手はキャラ選択が遅れJPに決まってからも、暫く勝てなかったが、終盤勝ち星を増やした。

優勝はsakoさんの出来次第か。
恐らく来年はときど選手がリジェクトでSFL参加するため、今年で最後になるだろう事から、何としても優勝しておきたい所だ。

忍ism Gaming(190P)

  • ももち(勝利数2/6/獲得20P/貢献度2)※リーダー

  • 藤村(勝利数7/8/獲得100P/貢献度10)

  • ジョニィ(勝利数1/4/獲得10P/貢献度1)

  • ヤマグチ(勝利数5/7/獲得60P)/貢献度7)

エースが藤村選手とヤマグチ選手の実質二人いるのが強い。
藤村選手は最終節でガチくん選手を相手に激戦の末、勝利。
Good 8 Squadを直接地獄に叩き落とした。

藤村選手は相手のDゲージを削る攻略、ヤマグチ選手は自分のDゲージを温存してリーサルで削りきる攻略で、それぞれ独自の攻略を確立。
スト6攻略という意味で他チームより一歩先じている。

ジョニィ選手のマノンは苦しいリーグだったが、最終節で勝利。
ももち選手はいつも通りキャラ決めが定まらず、ルークに固定したのもリーグ終盤だったため、錬度で問題が露見した。
が、2NDステージでは修正してくるだろう。

藤村・ヤマグチが今の調子を維持し続ければ優勝候補。

CYCLOPS athlete gaming(180P)

  • GO1(勝利数3/8/獲得35P/貢献度4)※リーダー

  • フェンリっち(勝利数4/8/獲得45P/貢献度5)

  • どぐら(勝利数4/5/獲得50P/貢献度7)※傭兵枠

  • かずのこ(勝利数3/6/獲得50P/貢献度6)※傭兵枠

リーグ前に、ぶっちぎりで独走と予想したが、意外に苦戦。
「SFL男」のどぐら選手の50ポイントで4位に付け、足きりラインよりは上になり2NDステージ進出を決める。
かずのこ選手も50ポイントは十分な勝利だが、苦手キャラへの対策で苦しんだ。
他ゲーメインのGO1選手(35ポイント)とフェンリっち選手(45ポイント)が、スト6への適応にやや苦しんだ印象。
それでも、後半は巻き返して5位に食いこんだ。

2NDもどぐら選手頼みの状況だが、フェンリっち選手の復調が鍵だろう。
幸いCPT予選のWWでは好位置に付けている。
初参加初優勝すれば劇的だが、優勝はやや難しそう。

DetonatioN FocusMe(140P)

  • 板z(勝利数0/3/獲得0P/貢献度0)※リーダー

  • ナウマン(勝利数3/6/獲得30P/貢献度3)

  • ジョン(勝利数4/7/獲得40P/貢献度4)

  • ふ~ど(勝利数4/9/獲得70P/貢献度8)※傭兵枠

SFL2023では、ふ~ど選手を傭兵枠に招聘するも、ナウマン選手のケンを除く3人がキャラ選択に失敗。
ふ~ど選手はダルシムからディージェイへ、ジョン選手はジェイミーからラシードへキャラを変更することで、終盤ようやく勝ち星が付き始めた。

板z選手はザンギエフで大将に出てポイントを大きく落とし、チーム敗退の原因になる所だったが、ふ~ど選手が復調してからは出場を自重しメンバーに任せる采配を行う。

結果、最後の2節でポイントを大きく伸ばし、奇跡の残留に成功。
劇的な2NDステージ進出決定となった。
2NDでもやはり、ふ~ど選手が鍵になるが、板z選手もマリーザをメインにするなど、早急にキャラを変更し錬度を上げておきたい。

名古屋OJA BODY STAR(130P)

  • あきら(勝利数3/8/獲得50P/貢献度5)※リーダー

  • オニキ(勝利数0/3/獲得0P/貢献度0)

  • 鶏めし(勝利数3/6/獲得30P/貢献度3)※傭兵枠

  • KEI.B(勝利数4/7/獲得50P/貢献度5)※傭兵枠

昨年所属したウメハラ選手とふ~ど選手がいなくなり、あきら選手以外の3名を入れ替えてSFL2023に臨んだ。

唯一の全員兼業チームだったが、新タイトルでプレイ時間が少なくなるのは攻略において致命的で、やはり1STステージ敗退となった。
チームを構成する上では、兼業選手が入るのは仕方ないが、全員兼業選手というのはさすがに無理があった。
来年を考えると、リーダーのあきら選手だけでも、そろそろプロ専業になった方がよいのではないか。

他には、ダルシム以外のキャラをする可能性がない鶏めし選手を、ゲームの内情が分からない前から、リーグのメンバーとして引き入れるマネジメントもリスクがあった。
ダルシムは前作Vの終盤では上位ティアーだったが、6でも強いとは限らなかったからだ。
事実、6ではスタンダードキャラが強く、ダルシムが強いとは言えない状況になっている。鶏めし選手も、30ポイントを稼ぐに終わった。

ただ、グッドチーム・グッドルーザーで、あきら選手、オニキ選手、傭兵枠の鶏めし選手、新参加のKEI.B選手全員のプレイスタイルに魅力や特徴があった。
特にKEI.B選手は初リーグながら50ポイントを稼ぐ活躍だった。

オニキ選手はややレアキャラとも言えるキンバリーを使ってSFL期間中のワールドウォリアー第1回大会で優勝。
ただ、SFLでは勝てなかった。

Good 8 Squad(125P)

  • ガチくん(勝利数2/7/獲得30P/貢献度3)※リーダー

  • ぷげら(勝利数2/6/獲得30P/貢献度2)

  • カワノ(勝利数2/5/獲得20P/貢献度2)

  • 立川(勝利数5/7/獲得45P/貢献度5)※傭兵枠

昨年ストVでは、国内優勝及びワールドチャンピオンシップ優勝という圧倒的実力を見せ付けた。
ラシード、バイソン、コーリンといったVティアー上位キャラの世界的に見てもスペシャリストが集うGood 8 Squadは世界最強チームと呼べたが、スト6にタイトルが変わってからは、ごく普通かそれ以下のチームになってしまった。

それでもコーチ業から傭兵枠に職を変えた立川選手の活躍(45ポイント)で、当初足きりラインは免れると思われていたが、立川選手が勝てなくなるとポイントゲッターがいなくなり、最終節で忍ismに0-40を食らい、2ND進出を阻まれた。

ガチくん選手はマノンで序盤ポイントを稼ぐ(30ポイント)が、ラシードにキャラ変えして錬度を上げる時間がなかった。
それでも藤村ケン相手に激闘を演じた。
ぷげら選手はディージェイとジュリを使い、大将を任されるも思ったように勝てなかった。(30ポイント)

一番時間がかかると思われたカワノ選手は、予想通り序盤の出場がほぼなく、終盤にポイントを20ポイント稼ぐものの、最終節ではヤマグチ選手相手に完敗を喫する。
ストVでは国内最強と言える活躍をしてきたカワノ選手だが、現時点での実力は大きく水を開けられている。

広島 TEAM iXA(100P)

  • S久保(勝利数1/6/獲得10P/貢献度1)※リーダー

  • じゃじぃ(勝利数4/8/獲得50P/貢献度5)

  • キチパ(勝利数0/5/獲得0P/貢献度0)※傭兵枠

  • ACQUA(勝利数3/7/獲得40P/貢献度4)※傭兵枠

初参加のSFL2022に続き、またしても最下位となる。
すっかり広島iXA=弱いというブランドイメージが付いてしまった。
SFL2023では雪辱を期して、リーダーのS久保選手を除き、3選手を入れ替えるも、40ポイント足りなかった。

「ライセンスなし枠」で参加したじゃじぃ選手のルークは終盤勝ち星を重ねたが、ややエンジンがかかるのが遅かったか。とは言えチーム1位の勝ち星である50ポイントは大活躍と言っていい。
プロ転向後、初SFLのACQUA選手もJPを使って勝利。40ポイントを稼ぐ活躍だった。

S久保選手とキチパ選手はそれぞれ10ポイントと0ポイントに終わる。
特にキチパ選手はザンギエフで大将戦に出るも、一度も勝てずiXA敗退の直接原因になってしまった。

3人を入れ替えての挑戦でも失敗したiXAは、来年参加があるとしたら、S久保選手も入れ替えての解体的出直しとなるのだろうか。
厳しい言い方になるが、どうしてもチームの顔でS久保選手が必要なら、総監督的立場において、配信やイベント等で活躍してもらえばいい。
その上で、勝てるボーダーの選手をチームに引き入れる。

キチパ選手はパッド使いのコマキャラスペシャリストという個性ある選手だが、被せ要員や要所での駆け引きで用いるのが適している選手で、ポイントゲッターというタイプではない。
来期は、ポイントが取れる選手を主軸に据え、最下位脱出と共に2NDステージへの進出を目標としたい。

2NDステージ予想

1位 Saishunkan Sol 熊本
2位 FAV gaming
3位 忍ism Gaming
4位 CYCLOPS athlete gaming
5位 魚群
6位 DetonatioN FocusMe

2NDは1STと違い、ホームアンドアウェイ形式になり、SFL2022と同じ形式になる。
そのためホーム側のキャラ被せが可能になるため、オーダーとキャラ対策出来るかどうかがかなり重要になる。

熊本は元々優勝候補だが、ササモ選手が抜けてIBUSHIGINの翔選手が入れ替えで入れば1位の可能性がかなり上がる。
ササモ選手も他大会で小学生に負けるなどもあったが、SFLでは調子が上がっているので惜しい所だが、入れ替えは規定路線だろう。
問題はネモ選手と翔選手でJPが被る点だが、ケン使いのかべ選手が入っても面白いかもしれない。
ただ、本命は飽くまで翔選手で、絶対に引き入れたい。

FAVはキャラのバランスがいい事(春麗・ケン・ルーク・JP)と、sakoさんが速い展開のスト6に難無く適応している事、りゅうせい選手が復調の兆しがある事が利点。
一方、稼ぎ頭のときど選手、老師ボン選手が攻略よりも「勝負強さ」メインで勝って来ている事が不安要素。
上位の忍ism等に攻略の遅れで差を付けられると致命的になる。
ただ、CPTWW#3でときど選手が進化した攻略を見せて優勝。心配は杞憂に終わりそうだ。

忍ismは藤村選手とヤマグチ選手の二人の攻略がかなり先を行っていて、彼等が大将で出続ける限り、20ポイントを取り続けるため、他チームは早急に追いつかないといけない。
一方、現状ももち選手が機能していないため、ももち選手はルークを仕上げる必要があるものの、ももち選手がルークに飽きたらずまたキャラ選択画面に戻ると、さすがにエースが二人いるとはいっても、やや苦しくはなる。
またホームアウェイなので、ジョニィ選手のマノンは被せ要員として1STよりも生きてくる。
ももち選手の仕上がりが間に合わないと見て、この順位にした。

CAGはGO1選手が今ひとつ勝ちきれない所に大将オーダーをしてポイントを落とす事が多かった。
SFL初参加のため、オーダーミスを修正していきたい。
とはいえ、SFL100戦練磨のどぐら選手がいるので、問題はないだろう。
また、CAGには別の問題があり、時間が経過するほど、かずのこ選手は配信で他ゲーに力を入れ、スト6やSFLにかけるパワーが少なくなる事が予想される。
かずのこ選手のモチベーションを維持出来るかも重要だろう。

魚群は1STステージは尻上がりに調子を上げたものの、2NDでは苦戦を予想する。
順位はマゴ選手次第か。
ジュリが思ったように勝てなかったためキャミィに固定したが、水派選手とキャラ被りしてしまった。
そのためホームアウェイでは不利になる。
この問題を解決できるかどうかが重要。
ジュリがホームで被せとして機能出来ればマゴ選手も生きてくるのだが・・・。
にゃん師(魚群/トパンガオーナー)は初優勝に自信を持っているようだが、現状ではやや苦しい。

DFMは、2NDに進出したとはいえ苦しい。
板z選手は現状機能していないので他キャラを仕上げたいが、間に合うか。
ジョン選手のラシードもこれからだろう。
ナウマン選手のケンは主軸にするには、やや荷が重い。
結局ふ~ど選手が何とかするしかない状況が変わっていない。

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