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21.01.27 休みの日に想うこと

半世紀生きていますと、いろいろな場面に遭遇し、様々な経験をします。自発的なこと、受動的なこと、必然的なこと、偶然的なこと、本当に様々。

この歳になって、その歳だからいただいた休みの中で、自分を振り返ってみました。もし「今までの自分は、成功か、それとも失敗か?」という二択が与えられるとしたならば、間違いなく「失敗」を選びます。

それも自分が選択し、紆余曲折を経て、結果失敗に終わったこと。引きずるなとよく言いますが、そんなこと簡単にできたら正直苦労はしません。もちろん次につなげる糧になればよいと思います。しかし忘れてしまったら再び同じ過ちを犯すのが目に見えている。ですから忘れてはならないと思っています。引きずるとは違う次元の話なのでしょうけど。

そのようなことを日々考えている中、ある方から聞いた話があります。相手はこちらが何を考えていたのかは知らず、偶然にも自分の答えを見つけるためのヒントを話し始めました。

「他人から言われたことを気にしないんですよ。例えボロクソに言われたとしても。絵とか下手で周りからからかわれたりするけど全然気にしてないし、かえっておもしろいなあって思ってます。下手の横好きみたいな(笑)」

聞いた内容を完全に覚えているわけではありません。とはいえ、大筋このような内容だったと記憶しています。

このポリシー、とても好きです。周りからどう言われようとも、自分が好きなことを辞めたりせず、方針を変えたりせず、マイペースに推進し、自分の目標に向かって一つ一つの目的を達成していく。(もちろん、周りに迷惑を掛けたり、人をあやめたり陥れたりしないことが前提になります)

お話を聞いた後の帰りにその日の反省会をしながら、「公私ともにそうありたい」と思うと同時に、熱く語っていた相手にも「これからも変わらず、そうあって欲しい」と切に願いました。

予定も目的も無いダラダラ・グダグダの長い休みになると思っていた矢先に、自分にとって大きなプレゼントをいただいた気分です。

この言葉、そしてこのエピソードを話していただいた方に出会えたこと、感謝します。

(その場を離れてまもなく、すぐにメモを取ったくらい、とても印象的なお話だった、ということを付け加えておきます…)


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