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楽天銀行の特徴と使いどころ


特徴と魅力

何といっても楽天グループということで楽天ポイントがたまります。そしてキャッシュカード機能を備えた楽天銀行デビットカードも意外といい還元率で、楽天カードの代替となるかも?

ハッピープログラム

ハッピープログラムというのはステージによる特典のことです。最初に一回だけエントリーが必要なので、口座開設したら必ずエントリーしておきましょう。

ハッピープログラム

条件はシンプルで取引回数か残高です。判定は25日終了時点で、翌月からステージ優遇が適用されます。
見ての通り最初のベーシックステージでは他行振込手数料無料がないので、口座開設直後は10万以上入金して我慢することになります。

VIPでよい

スーパーVIPになってもVIPとの差はATM手数料無料回数が2回増えるだけなので目指す必要はありません。VIPにして他行振込手数料無料を3回にすることが重要です。取引件数は同一日にやってもまとめられてしまい回数を稼ぐのが大変になってくるのでVIP以上は残高で上げたほうがいいでしょう。

ハッピープログラムで増えるポイント

VIPステージまで上げるとハッピープログラム対象のポイントが3倍になりますが、支払い以外はいずれも1~3ポイントと少額で、わざわざ手間をかけて狙いにいく必要はないかと思います。「気づいたらもらえていた」くらいがちょうどいいでしょう。楽天ポイントはいろいろなサービスで稼げるので、銀行でそこまで頑張らなくてもいいのです。

ハッピープログラム対象のサービス

給与受取ならさらにお得

給与・賞与・公的年金の受取がある場合にも振込手数料が3回無料になります。そしてこれは翌月に2回分繰り越して最大5回にすることができます。VIPステージでは繰り越せない給与受取だけの利点です。
会社によっては給与振込電文ではなくただの振込になることもあるので、できない場合はあきらめましょう。

給与・賞与は楽天銀行で受け取るとおトク

現金プレゼントプログラム

毎月エントリーが必要ですが、こちらは150円もらえます。

国内外の入金・送金・ATM利用で現金プレゼントプログラム

こちらからエントリーし、3000円以上の被振込1件につき10円、上限の5件あるとさらに100円もらえます。計150円です。
同日に複数件あっても一つにまとめられてしまうため、5日にわけるようにしましょう。
被振込によりおまけでハッピープログラムの振込・入金条件を満たし、1~3ポイントが数回もらえます。

このプログラムには振込やATM入出金もありますが、これらは無料分を使った場合には対象外となってしまいます。海外の金融機関も関係なければこれだけですね。
多くの人は150円のためにエントリーすることになると思います。

現金プレゼントサービス

e-NAVIの「クリックするだけでポイントGET!」と同様のものが楽天銀行にもあります。各1円ですが、クリックするだけなので暇なときにでもチェックしておきましょう。

現金プレゼントサービス

毎月おまかせ振込予約

他行でいうところの定額自動振込の機能があります。振込手数料無料回数を消費するので計画的に。

毎月おまかせ振込予約

金利

ステージでは金利は上がりません。
普通預金金利は年利0.02%とメガバンク並みですが、楽天証券口座と連携(マネーブリッジ)することで300万円まで年利0.1%になります。300万を超えた部分については0.04%になります。
マネーブリッジがなく、楽天カードの引落がある場合は0.04%になります。

定期預金金利は現状一律0.02%となっていて、まったくうまみがありません。楽天銀行に定期預金はないものだと思ってもいいでしょう。
あるいは楽天銀行株を100株保有すれば、2024年から新設された株主優待で金利優遇が受けられるので狙ってみてもいいでしょう。

楽天銀行デビットカード

銀行口座開設時にいずれかのキャッシュカードを作ることになります。ここではJCBのデビット機能付きのキャッシュカードを作ることをおすすめします。パンダデザインのものも選べます。
どのブランドでもハッピープログラムにエントリーしておくと、1%還元が受けられます。
楽天銀行デビットカードの特徴

ファミペイで使う

ファミペイに楽天銀行デビットカード(JCB)を登録してチャージすると、1%還元が受けられます。
それをファミペイ請求書支払いで使えばガス水道等の公共料金の支払いがお得にできます。事前にガス水道会社で支払い可能か調べておきましょう。

ファミマで使う場合は楽天ペイも使えるため、ファミペイ支払いにするか楽天ペイ支払いにするか悩むことになると思います。楽天カードがあるなら基本は楽天ペイです。あとはその時開催しているキャンペーン次第というところでしょうか。

※2024/05/03追記。2024年6月4日から楽天カードからのチャージではポイント還元がなくなりました。還元率が銀行等からのチャージと同等になりますが、楽天キャッシュ残高を気にしなくてもいいという意味で楽天カードの利点はあります。

手間を惜しまなければ楽天銀行デビットカード(JCB)でチャージしたファミペイでまず楽天ギフトカードを買い、それを楽天キャッシュにして楽天ペイで支払うということになります(還元率2.5%)。
その際、毎月開催されている連携ポイント2倍キャンペーンにエントリーしておくとさらにお得になります。

ちなみに、楽天カードは2023年に還元率が改悪されています。1か月の合算ではなく1回の買い物ごとにポイント付与と変更され、買い物のたびに端数は切り捨てられます。そのためカード単体で比較をするとデビットカードのほうが有利となっています。
カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先

目標預金額

VIPステージ維持の100万以上です。25日終了時点で100万あればいいので近くなったら気を付けましょう。
じつはステージを落としても無料振込回数が1回減るだけなのであまり痛くなかったりします。
300万を超えるとスーパーVIPになる代わりに金利が下がるので多すぎにも注意です。

使いどころ

楽天証券と連携するため、証券口座で使う預金を置いておきたいところです。
そして盲点なのが1%還元となるデビットカードです。ファミペイチャージだけでなくほかのところでも使えそうですね。


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