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殿堂後のギャラクシールドを考える【リペア案三選】2021/12/13


※この記事は全文無料です
どうも、ケイゴロックです。
本日18時より開始されたデュエチューブ公式生放送により、2021年冬の殿堂発表が行われました。

そこで、ギャラクシールドデッキと共に長年活躍し続けた希望のジョー星が殿堂入りとなりました。(悲しいですね😭)

ここからは個人的な意見ですが、今回の殿堂発表の形式は、従来「お通夜ムード」と散々批判されてきた発表形式を改め、チアリくんが熱血の実況と共に発表する、昔のワールドホビーフェアを彷彿とさせるような発表方法になっていて個人的にはとてもよかったと感じました。
やっぱり共に戦ったカードには、名誉ある死を遂げてほしいという願いは誰しもありますからね、「名誉ある殿堂入り」という概念は、プレイヤーの精神衛生的にも悪くないのかなと。


まあ、殿堂入りの内容についてとやかく書く記事ではないので、本題に入りたいと思います。

長年希望のジョー星に支えられながら生き延びてきたギャラクシールド、パラノーマルもジョー星も失いもう復権無理か?そんな問いを、ギャラクシールドを握り続けて早1年ちょっとの僕が、自分なりに考えたことを綴っていこうと思います。


新殿堂施工後環境におけるギャラクシールドの立ち位置

まず、殿堂施行後の環境を、今わかる範囲である程度予測し、その変化がギャラクシールドに及ぼす影響を考えてみます。

1.ジョー星ゼロルピアの消滅



まずはジョー星ゼロルピアというデッキタイプの消滅ですが、リペアを考慮しない場合この動きはギャラクシールドにとって不利に働きます。

現在までCSにおける最大母数を誇っていたデッキタイプですが、環境的にDGパルテノンを割り切っている節が強く、裏を返せばパルテノンをはってしまえばほぼ勝ちであったため、このデッキタイプには有利がついていました。
CSであたった際は、よほどのミスをしない限り負けることはなく、サービス対面でした。

その安全に狩れるデッキタイプが消えることで勝率が下がってしまうことは仕方がありません。

逆に裏を返せば、ジョー星を完全に割り切ることができるため、DGパルテノンを抜くことができ、3.4枠分の自由枠を獲得できることにもなります。
しかし、キャントリップ付きで、とりあえず貼り得なカードであり、そこまでの負担になっていたメタカードでもないため、それが抜けることによる恩恵はそこまで大きくないのも現実です。

・墓地退化の増加

今回見事に殿堂を避け生き残った墓地退化ですが、ジョー星を貼られることでテンポが崩されてしまう節があり、ジョー星ゼロルピアには若干の不利がついていました。
そしてギャラクシールドも墓地退化への回答としてジョー星を用いていたため、この動きはかなり不利に働きます。

つまり、何か新しい対策を考えなければならないということです。ざっと思いつく限りでは

・コンクリオン
・ミクセル
・輝羅
・シャッフ
・ローズキャッスル
・呪文止め
・ハンデス

などですかね、ミクセルや輝羅などのメタカードは、バルカディアのアタック時効果により処理されてしまうため、二体以上並べる必要があり若干実用性が低い気がします。
逆にコンクリオンやクローチェなどの墓地メタは、他デッキへの刺さりが悪く、腐ってしまうことが多いです。特にグルメ墓地ソなどの、墓地メタが効かないタイプのデッキも増えており、墓地メタの環境における立ち位置が低いことも考えると、採用にはかなり勇気が要ります。
また、ローズキャッスルも同様に、他デッキに対する刺さりが悪く、さらに黒であるため相性が良いとはいい難いです。
この中で一番実用的なのはシャッフですかね、後攻だと間に合いませんが、他デッキへの刺さりも悪くなく、メタとしての負担も軽いです。

後述しますが、個人的には一応は負担にならない範囲でメタりつつも、割り切り対面になるのではないか、と思ってはいます。


・その他全体の動向

環境を席巻していたループデッキが消えるとおきること、それはゲームスピードの低下です。
4.5ターンには決まるループデッキが流行ると、それを苦手とするコントロール系統のデッキは数が減り、逆に速攻勝負のビートデッキが増える傾向があります。

この原理に沿うと今後の環境はコントロール優位の環境になることが予測されます。

↑3すくみの原理ですね

残念なことに、ギャラクシールドはループ、ビートに強く、コントロールに弱いという性格を持っています。
当然、この動きはギャラクシールドにとって不利に働きます。

うわぁ、踏んだり蹴ったりですね。強く生きましょう。


・総括

有利だったデッキタイプが消え、全体のゲームスピードが落ちることはギャラクシールドにとってかなりの痛手ではあります。
ですがこれは机上の空論に過ぎず、CSの地域によってメタゲームは変わってくるので、はっきりしたことはいえません。

また、新弾も発売されて、ギャラクシールドデッキにも新たな風が吹き込む可能性もあります。
環境によってはtiar3くらいには居続けてくれるのではないでしょうか、どうにか。

続いて、ジョー星抜きギャラクシールドとして考えられるデッキ案を考えていきます。


リペア案① オールフォーワン型

ジョー星が抜けた後、ギャラクシールドとして環境に居残り続ける可能性のあるデッキの一つとして、オールフォーワン型があります。

ですが、実際僕もこのデッキタイプはCSに持ち込んだことがなく、あくまで机上の空論だということをご承知下さい。

こちらが、現在僕が真面目に考えているオールフォーワン型ギャラクシールドの草案になります。

2.3tではメタやサーチで時間を稼ぎつつ、4tで確実に絶対の盾騎士を盾に置きます。
そして5tでオールフォーワンを設置し、盾騎士を砕きヴィルジャベリンを出してcipを2回使います。フィニッシュはシャコです。
シンプルなコンボデッキですが、要求される札も、ターンを跨ぎつつであり、サーチも効くため決まりやすいです。

ギャラクシールドの強みである受け性能を活かしつつ、ジャベリンによるコントロールで、盤面を取りに行くデッキです。

・ジョー星ドルファルートとの差別点

テンプレ構築のジョー星ドルファルートの弱点として、カード指定除去が存在します。
ジョー星を貼ってから祝門を打つまでにラグが発生するために、ジョー星を除去されると一気にテンポが崩れてしまうというものです。

その点オールフォーワンは5コストで、英雄タイムの圏外でありつつ、コンボ開始までにターンラグがないため、カード指定除去によるコンボ不発が起きません。

また、ジョー星ドルファルートでは、ブレインreチャージャーが入っており、4tに盾騎士を貼らず、マナを伸すという択を取らざるを得ないタイミングが存在しました。(最速ドルファルートなど)

その点こちらの動きだしは5tで、4tは盾騎士置きで統一されており、そのためのカードも8投されていて、動きの安定性が違います。

選択肢を絞ることで、動きの安定性を上げているということです。

また、僕の趣味ですがメタ枠にDGとミクセルを入れており、マナ伸ばしを縛りつつ踏み倒しもメタる構成にしているため、コントロールにも若干強気に出ることもできます。

実際に調整してみなければわかりませんが、かなり悪くない構成なのではないかと思います。

僕的期待値は、Sです。(D〜Sの五段階)


リペア案②5cギャラ盾型

このデッキは、5cコンの空いた枠に銀河MAX、盾騎士、雷光をいれ、受け性能を底上げしたデッキです。
また、従来のギャラクシールドと違い、盾にトリガーを埋める役割が大きいのも特徴です。

こちらがリストになります。
このリストの強さは、従来の5cコンが強いことと同じなので詳しい紹介は省きますが

・圧倒的にトリガー量による受け性能
・準速ではあるもののロストソウルによる全ハンデス
・リアニメイト札4枚による墓地利用性能
・ドルファ、ザーディによる盤面取り

などが強みになります。

・従来の5cコンとの差別点

差別点としては、3t目にデドダムで墓地に強力なカードを落とせていなかった場合、リアニメイトのトリガーが腐り、赤単やギャラクシーなどの速攻デッキに轢き56されてしまう可能性のあった5cコンの受け性能を底上げして、ビートに強く出やすくなっている点にあります。

また、従来のギャラクシールドにくらべ全体的なカードパワーが高く、コントロール同士の殴り合いに勝つ可能性も高いです。
ただ、ループが存在しなくなった環境においてDGパルテノンはフェアリーミラクルなどに変更しても構わないとは思います。

5cコンが強い環境では当然このデッキタイプも強いので、5cコンのアーキタイプの一つとしての活躍が見込めそうです。

(ただ、これがギャラクシールドデッキかと言われると❓といった感じですが)

現在の5cコンの活躍も見て、僕的期待値はAとさせていただきます。

リペア案③ロージアダンテ型

続いてはアドバンスになるのですが、ここまで来るとファンデッキ的な側面が強く、紹介するのも憚られるのですが、一応リストを考えたので紹介させていただきます。

序盤はおつかい、ジャスティスシェイバー、銀河→盾騎士でリソースを稼ぎ、5tにドラサイで決めにいくデッキです。
超次元はお好みで。

雷光とミラクルスターの相性が良く、雷光で捨てた札をミラクルスターで回収することで半永久的に攻撃を受けることができ、圧倒的な耐久力を誇っています。

さらに、メメントとエンドレスヘブンの相性も良く、こちらも耐久力がかなり高いです。

ミクセルを入れて序盤のメタ、終盤の呪文止めに使うのもよし、ベイブレンラを入れてハンデスメタをするのもよしと、構築の自由度がかなり高いのも魅力です。

ロージアダンテ自体かなりファンの多いデッキタイプであるため、ど素人の僕よりもいいリストを考えてくれる人がいると思うので、期待して待ってます。

ただ、冗談ではなくゲームスピードが落ちることにより、さまざまなデッキが活躍することができるようになることも事実で、実際ビートが多くなれば、受けを多めに積んだこのデッキのようなデッキは、環境に強く出ることもできます。

よって、僕的期待値はBとしておきます。


その他のリペア

・試練ループリペア
前環境でたまに見かけた試練ループ型のギャラ盾ですが、ドルファ型よりもジョー星への依存度が低く、復権の可能性はなくはないです。
しかし、このデッキは山札を全て削り切るところからスタートするので、以前はダッカルジョー星でかなり時間稼ぎができていたのですが、ダッカルジョー星を失った今、試練を打てる山札まで到達することがかなり厳しくなっています。
なので、僕的期待値はCとさせていただきます。

・ギャラ盾天門
天門を搭載したギャラクシールドですが、「それラッカ天門でよくね?」といわれたらおしまいで、5cコンとは違いもともと受け性能の高い天門というデッキにギャラクシールドというデッキタイプを足すのは蛇足的な側面があり、以前からあまり見かけることのなかったデッキタイプです。
ロマイヲンやハードコアなど、高いカードパワーを持つカードが多いため、弱いデッキではないのですが、考察の余地がありそうではあります。

天門のもつ弱点をギャラクシールド側が補うことができればデッキタイプとしては考察の余地が生まれるかもしれません。
よって、僕的期待値はDとさせていただきたいと思います。

※追記 2022/01/09日の段階で、多数の天門ギャラ盾による入賞を拝見いたしました。
僕のリサーチ不足で天門型を下げていましたが、ちゃんと強いみたいです。申し訳ありませんでした。
たいした調整もせず完全なる予想で、一つのデッキタイプを貶してしまったことは深く反省いたします。
以後、僕の誤った認識で読者の方に誤解を与えることがないよう努めたいと思います。

まとめ

ギャラクシールドというデッキタイプが生まれてからはや一年近くが経過し、今や現環境の中では最も古株、長く形を変えながら生き残ってきたデッキです。
昔で言うバイクや魔導具のように、根強く環境にしがみつけるカードパワーはあると思っているので、競合プレイヤーのみなさんのデッキ構築力に期待です。

また、パラノーマルを取られ、ジョー星を取られて、流石にもう無理なんじゃないか、という気持ちもあります。(そもそも2回の殿堂に耐えてる時点ですごい)
僕自身もCSで初入賞をしたデッキがギャラクシールドで、かなりの思い入れがあるため、簡単には手放すにきはなれず、どうしてもリペアを考えてしまうんですよね、そういうデッキ、DMPなら誰しも一つはあると思いますがどうでしょうか。

さて、今回は殿堂施行後でも生き残れそうな三つのデッキタイプを考えてみました。
ギャラクシールド愛好家の方、これからギャラクシールドを握りたいと言う方、どちらでもない方も、是非今後の記事もチェックしてみて下さい。

また、ギャラクシールドに関する記事を他にも書いているので、そちらも是非チェックしてみてください。

今回も、拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。是非Twitterの方もフォローお願いします!



それではまた!

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