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ギャラクシールド採用候補カード解説part1【調整用】2021/08/26

初めに

どうも、ケイゴロックと申します。
前回の記事、思ったより沢山の方に見ていただいてとても嬉しい気持ちでいっぱいです…
頑張って書いたので是非まだみてない方は見てみてください!

さて、今日ですがギャラクシールドデッキの”採用候補”カードを紹介しようと思います。
このデッキは去年から長い変遷の歴史があり、様々な型に変化した過去があり、その中で外れていった候補カードたちが沢山存在します。(ストレージの中に散乱しています)
今回はそんな不採用カードたちの供養、またこれからギャラクシールドを握る方たちのアイデアの一つになればと思い、全てとはいきませんが紹介していきたいと思います。

前置きが長くなりましたが最後まで読んでいただけたら幸いです。

現環境評価値基準
S…採用、調整枠
A…枠があればいれたい
B…相当枠に余裕があり変わり玉枠に悩んでいたらいれるレベル
C…特定のデッキに弱くなることを覚悟の上なら入る
D…相当尖った感性をお持ちで無い限り非採用

オリオティスジャッジ C

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主に十王編第三段環境(ラッカドラグナーなど)で採用していたカードですが今は抜けています。
このカードの役割は三つありました。

1、相手のクリーチャー除去
この頃流行していたラッカドラグナーや赤単バルガなどの、早い段階から大量に展開するデッキに対して、このカードは必須級でした。
有名な話ですが、このカードは「相手のマナゾーンのカードの枚数以上」という記述で、以上、なのでマナゾーンのカードピッタリであっても山下に送ることができます。
とんだ冤罪ですが、この仕様お陰でかなり除去範囲が広がり、マナカーブ通りにクリーチャーを展開するデッキであろうと封殺することができるわけです。
ラッカドラグナーは、先行ヘブフォヒビキレベルの上振れをしなければ初動の動きは
リンクウッド→リンクウッド二体目→殴りデッドマン侵略→龍解獣展開
ヘブフォヒビキ→デッドマン侵略→龍解獣展開
などがオーソドックスで、3ターン目でここまで展開されてしまうともう次のターンにはループに入ってしまいます。
当時「ラッカドラグナー対策にはジョー星が一番」と語る方も多くいましたが、ヒビキは2.3ターンに着地しリンクウッドから展開することも可能なので先行3で盤面に余裕がある状態でもない限り盤面をほったらかしにしてジョー星を置いてエンド、などできません。
ここで強くなってくるのがオリジャです。あのデッキの龍解獣は基本高コストで、早期に走るデッキ上マナも溜まっていなため、オリジャを打つだけで全てのカードを除去できます。
しかし、あのデッキにはプロトギガハートという(害悪)カードが採用されていて、オリジャは基本2枚要求でした。
また、当時GRを絡めた理不尽な早期展開をしてきた赤単バルガも、grクリーチャーに3.4コスが多かったためこのカードが刺さりました。
ラッカドラグナーも赤単バルガも、一度テンポをとって仕舞えば怖いデッキでもないので、相手のテンポを一枚で崩せるこのカードはとても優秀でした。

2、山回復
このデッキの抱える問題の一つに「山札管理問題」があります。
山札を多く消費するこのデッキは常に対面と山札切れ両方と決闘していると言っても過言ではありません。
そしてオリジャのテキストを確認すると、相手だけではなく自分のクリーチャーも山札の下に戻すことができ、山札を回復することができます。
さらに、前の記事でも書いたようにこのデッキに入っている「再利用が難しい」でお馴染みのクローチェフオーコの再利用を可能にすることもできます。
カリヤドネや墓地ソースなどの墓地利用デッキに対してなんどでも使いたいクローチェフオーコですが、自分から殴ることができず墓地に置き辛いため再利用が難しいとされています。しかし、マナを5マナで止めておくことで自分はリソースを稼ぎながらクローチェを山下に返し、再展開することで相手のデッキの息切れを狙うことができます。

3、相手のシールド破壊
上記の通り万能なこの呪文ですか、さらにとあるカードと組み合わせることで特定の盤面に限ってシールド破壊をすることもできます。
具体的にはこちらの場にサッヴァークがいる状態でオリジャを称えると、相手が裁きz、もしくはギャラクシールドデッキだった場合のみ、サッヴァークの置き換え効果により相手の盾を焼却することができます。
裁きz対面は、盾デブの体力が高すぎるが故に裁きzデッキのクリーチャーほとんどに下を取られてしまい不利な戦いを強いられることになります(ジョー星を晴れてない場面に限って)
そこで相手の表盾を一方的に減らせるこのカードはかなり重宝していました。


以上がオリオティスジャッジの役割になります。
TCGでは元来、「カード一枚の持つ役割が多ければ多いほど強い」という法則があるので、その法則に則ればオリジャはかなり最強クラスのカードになると考えています。

・現環境での評価 C
現環境でも、採用の余地はかなりあると思います。しかし、現環境はマナ加速をするデッキが一定数存在し、さらにドルファディロムの登場により、早め早めのリーサルが狙えるようになりました。
「全く刺さらないデッキが一定数ある」「カードパワーの上昇により、ゲームを長引かせるとまずい」「パラノーマルがいた当時より積極的に盾追加をするデッキではなくなった」などの理由より採用は見送られています。
しかし最近では墓地ソースが流行していたりテンポで出てくる強力なメタカードがあったりなど採用する理由もなくはないので、このカードはまだ採用の余地はあります。

破滅の時計ザ・ストップ A

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真面目にこいつを入れていた時期がありました。
効果は、縦に貼るとクロック効果を発動する、みたいな感じです。
主に銀河MAXから貼って強制ターンエンドを狙う方法で使っていましたが、ターンが帰ってきても横並びが処理できずタヒなケースが多かったです。
では、このカードの強い部分と弱い部分を考察していきます。

1.強い部分
・貼れば絶対にターンが返ってくること
これはとても強力で、雷光など相手の攻撃を受けるのにリソースを切らざるを得ない場面や、そもそも横並びが多すぎて捌ききれずに通されてしまう場面にこれを貼るだけで絶対にターンが返ってきます。
横展開の処理が苦手なこのデッキでは非常に合理的なカードです。
・青単色である
このデッキは確定枠の鎧、銀河MAX、雷光が多色であることから、多色事故の危険性を孕んでいます。
なので単色カードといだけで重宝するんですね。
・殴れる
このカードはこのデッキで貴重な打点になってくれます。 
さらに打点カードのどれともコストが被っていないのでシャッフでの妨害をすり抜けることができます。
・その他
ハヤブサや神宮などでブロッカー化して要塞化する
マナにおいてあいてが遠目からクロックと勘違いし「クロックあるなら…」といって殴るのを躊躇する可能性がある。など

2.弱い部分
・次に繋がらない
盾デブや雷光やトリガーを埋めることは、次の一手への布石になります。たとえば盾デブならリソース確保、雷光なら除去、トリガー埋めなら次の攻撃に対する構えを取ることができます。
しかしストップをセットしてもターンが返ってくるだけなので、その場凌ぎにしかなりません。
なにか大量破壊系(アポデイやドルファなど)と組み合わせて使うと強いかもしれません。
・再利用が難しい
シールドゴーの性質上、縦から離れると墓地に行くため、エメラル回収で無限耐久ができるわけでもありません。
さらにシールドゴーのテキストでは、離れる代わりに墓地なので、雷光の置き換え効果が使えません。
たしかに強いカードではありますが、使い方を考えないとクソ雑魚になりかねない、そんな一枚です。

・現環境での評価 A
準採用候補です。現環境のギャラクシールドが、長時間耐久して勝つデッキから、ドルファを投げて勝つデッキに変わっているため、1ターン凌げれば勝ち、みたいな局面がたくさん出てくる可能性があるからです。
枠が余れば入れたいカードですがどうしてもdgなどのメタカードに枠を割きたい環境柄から抜けてしまっている現状なので、メタ枠を削れる環境がくれば採用の余地はあるかもしれません。
もう少し殴るデッキが増える環境がきたら2.3枚入るカードかな、という感じです。

緑知銀ダッカル S

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幅広い範囲に刺さるメタカードで、デッキのメインの動きにもなるカードです。
パワーの高いブロッカーでもあり、クリーチャーを殴ることができる点も強いです。
このカードの大きな役割は二つあります

1.動き出し初動+リソース確保
ギャラクシールドというデッキは、メタカードやサーチを除けば4コス始動のデッキです。4ターン目にエメラル銀河MAXなどで盾デブを埋めることから試合がスタートしますが、このダッカルというカードも同じ役割を持ちます。
具体的には3tでプレインストーム使い盾デブを仕込み、4tでダッカル着地、またはダッカル着地→ブレスト仕込み→ダッカル貼り により盾に盾デブを仕込むだけでなく、ブレストで次トップまで確定しているので理想的な盾作りが他のカードに比べしやすいです。
エメラルや銀河MAXに比べ他カードに依存している分強力な効果になっています。

2.コスト上昇によるメタ
また、ダッカルの忘れられがちな効果である”コスト増加”ですが、これはジョー星と一緒に使います。
3tジョー星→4tダッカル着地をすることで、自分相手両方の使う呪文とクリーチャーのコストを2上げることができます。
コスト上昇という効果がどんなデッキにも幅広く刺さるタイプのメタである点、さらに自分が使うギャラクシールドは上昇の効果を受けない点が強力です。
ただ、この効果は自分も受けてしまうためフィニッシュ手段によってはノイズになってしまうケースもあります。
例えばドルファディロムフィニッシュのギャラクシールドの場合はドルファディロムの着地ターンが大事な型であるため、星ダッカルを決めてしまうも自分の動きにも支障が出てしまいます。
逆に試練ループフィニッシュ型などはメインのプランを邪魔せずに無理なく貼ることができるのでおすすめです。
ただ、その点を除いてもコスト上昇の効果は強力なので、星とブレストとセットで採用してみると強いかもしれません。

現環境における評価 S
いつでも採用できるレベルのカードだと思います。ただ、ブレストとセットで採用しなければいけない点や、ドルファディロムフィニッシュである点もあり、現在の型では不採用としています。
また、ブレストと絡めて使うとハンデスへの対策にもなります。そして単色である点も先程記述した通りこのデッキでは強力です。
コスト上昇効果が刺さらない環境はあまり無いので、既存のメタカードの刺さりが悪かったり環境デッキが多くて一種のメタでは対策しきれない時は、とりあえずダッカルを入れておけば間違いな入れてと思います。


最後に

今回はオリオティスジャッジ、ストップ、ダッカルの3種のカードを紹介しました。
ギャラクシールドを調整したいけど候補が思い浮かばない、みたいな人の手助けになれば幸いです。
また、こんなのは氷山の一角に過ぎずギャラクシールドの枠待ちベンチウォーマーはまだまだ沢山いるので、気が向いたらpart2もやりたいなぁと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。是非次回の記事も見ていただけると嬉しいです。

また参考になった、面白かったという方は、投げ銭の方もよかったら是非!

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