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枝門(チュチュ)バンドリ_WS構築記事

こんにちは、S・Sです。
普段は地元長野県で緩やかにオタクしつつヴァイスシュヴァルツを遊んでいます。
(これ以上の自己紹介代わりに、私のTwitterアカウントを貼っておきます)
https://twitter.com/GameDreamSyo

本記事はタイトルの通り、枝門(チュチュ)バンドリのWSデッキ構築記事になります。
去る5/29、タッチ松本店さん主催で行われた第3回タッチWSCSで本デッキで優勝という結果を残すことができました。(予選3-1、決トナ3-0)


調整段階でも高勝率を保つことができた(タッチCS前まで8割)手ごたえと、私個人として6月の制限改訂前の大型大会参加はひと段落したこともあり、約4〜5年ぶりに構築記事でも書いてみようかな…という気まぐれを起こして筆を取りました。

読みにくい部分もあるかと思いますが、↓に目次もつけておきますので、興味のある所だけでも読んでいって下さると嬉しいです。

1. デッキ選択の理由/変遷_デッキレシピ

バンドリはWSを抜きにしても原作から好きなタイトルで、新弾発売前から注目はしていました。その中でもハロハピは作品中で一番好きなバンドなこともあり、まずは8枝から形にして遊んでいました。

8枝や枝扉など試し、それらも一定の手ごたえはありましたが、最終的には、道中の1連動花音を毎ターン連打するのが強く、それをできる再現性の高さで枝門が抜けており、ネオス/トリオでも通用するデッキパワーかなと判断しました。

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バンドリのプールには強力な門連動は多くありますが、最終的には新弾のチュチュを採用することにしました。採用理由は次章で後述したいと思います。

デッキのベースをそんなこんなで固め、後は数枚ずつ調整し続け、タッチCSで使用したデッキレシピが、トップ画像の通りです。(DECK LOGコード:77AZ6)

2. 採用/不採用カード理由

長くなりすぎてもアレなので、採用/不採用とも、数枚をピックアップしたいと思います。採用の方は、特に他の方のハロハピ軸バンドリではあまり見ないカードに触れていこうと思います。
ここに上げなかったカードや枚数で疑問等ある、かつ物好きな方は前述のTwitterまでリプいただければ可能な範囲でお答えしたいと思います。

・採用カード

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レベ3チュチュ。ボトム落下バーンを自身以外の前列に付与します。
レベ3こころの武蔵テキスト(付与したバーンでキャンセルしても武蔵テキストが発動する)とレベ2美咲のボトム挿しテキスト(1パン目2パン目で枝を捲った場合、相手ボトムにCXを挿すことで次のアタックで必ずバーンが飛ぶ)と両方相性がいいテキストをしているのがポイントで、使ってみると思った以上にキル力がありました。
特徴もAnniversaryを持つため、美咲のパンプテキストの方の恩恵も無駄なく受けられます。

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武蔵互換。前述のとおり、レベ3チュチュの隣に並べるのが強力なため、採用。

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登場オカ研。暁で触れる黄色であることと、2ターン目の3パンで相手の3500移動に触れるパワーがあることを高評価し、採用。

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亜種光景。正直テキストを使ったことは20戦で1度くらいしかなかった気がするが、採用している、という事実を相手に見せつけることが重要と判断して、採用。

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フィレス互換。<音楽>対象でレベ3武蔵こころに触れる、ハロハピである、ソウル上昇も終盤生きることがある、これらの点を評価し、採用。

・不採用カード

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椎名拳。3種選抜の1枚でもあり、最初は折角だから入れるかーと入れていたが、大体アタックで噛んだCXは花音のツインドライブで履けるため、欲しいと思う場面が「あまり」来なかったため、不採用。
ただ、「あまり」とした通り、最終ターンの詰めアタックでCXを捲りまくり、かつ倒しきれなかったことが1度あったため、諸説あります。

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逆圧縮。同じく3種選抜の1枚。逆圧縮にストック使うよりチュチュの面数増やした方が強かったため、不採用。

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純オカ研。強いカードなんですが、ハロハピ軸では前述の登場オカ研の方が評価したい強さがあると感じ、不採用。

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CXサーチキャラ。入れるとしたら1くらいしか枠がないのですが、最も欲しい最初の1連動CXを握りたいところで、山から持ってくる手段がデッキとして乏しいので、不採用。

3. デッキの回し方

・レベル0

マリガンでは先攻後攻に関わらず、レベル0 / 1連動の花音1枚 / 1連動のCX1枚 以外をすべて切ります。先攻は次ターンの登場オカケンのコストを確保するため、移動>暁>その他 の優先度で前に出して1パンします。後攻もほぼ同様ですが、ハンドによって2パンしてもいいです。先後いずれも2ターン目では登場オカケンを出して3パンを狙っていきます。

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・レベル1

1連動花音を2面以上出してCX連動を狙っていきます。花音2面は再現性高く実現できますが、相手のデッキの1連動がリバース依存の場合、登場オカケンを圧殺する等の多少の無理して3面を狙ってもよいです。

1連動のツインドライブは、枝アイコンを付与された集中花音を捲る動きが強く、基本的に使います。山の残り枚数には注意しましょう。リフ前に連動を打つ場合は、2面を連動花音/1面をレベ1はぐみとして、はぐみからアタックして山戻しで集中花音を戻す動きがとても強力です。

枝を捲った時の選択は対面や状況に応じて適宜になりますが、このデッキは山からの任意カードサーチ手段が乏しいため、この選択がこのデッキを回すうえで結構ポイントになります。次のターン~ラストターンまで、どんな盤面やストックカーブを描くのかをできる限り予測する必要があります。

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・レベル2

レベル1の延長をしながら、相手の早出し面にも干渉していきます。レベ2花音やレベ3薫/はぐみ等をレベ1花音の隣に並べて対応します。門CXは1枚握っておきます。

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・レベル3

レベ3チュチュ連動を絡めて詰めていきます。基本的にはストックは7以上、ハンドは6以上溜まっていることが多く、ハンドの方は不足することはあまりありません。ので、ターン開始時のストック毎でのパターンをご紹介すると、 (フィレス/集中/CX入れ替えなどでパーツを集めに行く場合はその分減りますが)

・ストック9 → チュチュ3面
・ストック8 → チュチュ2面 + 武蔵
・ストック7 → チュチュ1面 + 武蔵 + 武蔵orたえ
というように選択できます。

防御札のないデッキなので、それがあるデッキよりも一層詰めのタイミングを見誤らないようにしましょう。倒しきれるか五分五分、というような局面では、耐えるより倒す側の選択をするのが、このデッキではオススメです。

4. デッキの強み/弱み

・強み1_道中の盤面の安定感とその再現性

前述しましたが、門CXやレベ2花音でCXを握り、1連動花音を毎ターン連打する道中の盤面の安定感と、レベ0から暁互換を使える/そこから登場オカケンの選択肢があることでその再現性が高いのが、このデッキ一番の強みかなと思います。

・強み2_相手盤面への干渉力

使う側の安定感もさることながら、相手への圧も高めと感じています。
レベ1花音の行きのパワーも1/0のキャラとして十分以上であり、電源系のデッキにもそこまでパワーで苦戦しません。後列美咲によりブーストも可能です。

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(ただし、無職転生のようなレベ1の拳が採用されているデッキに対しては、花音が行きでリバースしないように少し注意が必要)

連動を決めるとリバースせず盤面も空かないため、いわゆる「令和の島風、令和の修羅場」といったリバースまたは盤面空きを条件とした相手の1連動も止めることができます。3面並べるとアサリの本連動やホロライブの枝連動も完封可能です。
レベ2以降でもレベ2花音の行きパンプやレベ3はぐみの早出しハイライトもあるため、相手の色んな盤面に対応可能です。

・強み3_ストックの質と量

別タイトルで例えを出すと、朧互換を思い出していただけると近いものがあるかもしれません。枝CXか集中花音を捲りながらアタックし、複数回のツインドライブが毎ターン選択肢にあることで、ストックの質と量を整えやすいです。

・弱み1_(特に2週目以降で)山から任意のカードサーチ手段の乏しさ

これも前述しましたが、山から任意のカードサーチを行える手段が、フィレス互換のこころ1枚となっています。1週目は登場オカ研があるためそれほどではないですが、リフ直後等の控えが乏しい状態で任意の欲しいカードを手に入れる手段が少ないです。
控えが潤沢なタイミングで、先を読んだ枝や集中での選択をする必要があります。

・弱み2_防御札なし

これもこれも前述しましたが、今回のレシピでは防御札を採用しておらず、詰めを1ターン遅らせるプランを選択し辛くなっています。今回は不採用とした椎名拳を採用する等の改良案自体はあると思います。

5. まとめ


本当は本デッキで東京地区や名古屋地区に挑戦する予定もあったのですが、よんどころない事情でそれが叶わなくなり、正直一時モチベーションが下がってしまっていたのですが、こうして一つ結果として残せた&本記事を書けたのは収穫でした。

これからも、ヴァイスシュヴァルツ楽しんでいきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

(全てのカード画像出展:ヴァイスシュヴァルツ公式サイト様)
(https://ws-tcg.com/)

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