【雑記】いきものを好きになるきっかけはどこにでもあるーー私はカプセルトイから
なにか好きなものを、好きになった瞬間を覚えていますか?
私は高校三年のときの秋に、ひとめぼれをしました。それはイオンの文房具コーナーちかくにあったカプセルトイ、ネイチャーテクニカラーのヤドクガエルです。
一回300円(当時は200円が多く、300円は珍しかった)とあまり安くない値段だったけど、気づけばその日のお昼ご飯代をその機械に入れていた。
出たのは「コバルトヤドクガエル」。
立体で存在感のある、この鮮やかなヤドクガエルは心を掴んで離さなかった。私はこのコバルトヤドクガエルに名前を付けて勉強をするときには常に机の上に置いていた。
そのうちに、お昼ご飯はときどきヤドクガエルになり、ヤドクガエルの仲間は二匹増え、信号カラーのようにそろっていった。このカエルたちは一緒に勉強を支えてくれ、大学に行っても、社会人になっても、今も私のおともでいる。
それ以来、ずっと好きなのは「カプセルトイ」そして「いきもの」。ゲームはその次に好き。知らないいきものをガカプセルトイの広告を見て出会うこともできるし、回したら持って帰ることができる。家の中で自分の好きないきものの水族館や動物園を作ることができる。それって、すごく贅沢なことなんだと思う。
カプセルトイが流行って、フィギュアも流行って、いきものも注目されて、最近ではサカバンバスピスが有名になって、それの模型が公式でカプセルトイになって。
そうやっていきものに興味を持つ人が増えていく。私はそれがすごくうれしい。
ゲームの『ハッピーバースデーズ(Happybirthdays)』でアノマロカリスに出会ったときのあの感覚もひとめぼれ。
だから、ゲームいきもの研究所ができた。研究所で紹介するいきものやゲームが、だれかの好きのきっかけになってくれたらうれしい。
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推してます!ネイチャーテクニカラー!
ゲームいきもの研究所のきっかけになったゲーム
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