Quinton Hooverから見るOld School mtg
こんにちは。
manaです。
Old School(以下OS)の魅力の1つでもあるカードのアートとアーティストについてわたしなりに綴りたいと思います。
Quinton Hoover
コミカルな主線に美しいシルエット、アールヌーヴォーとアメリカン・コミックスをミックスした様なHooverの絵は「嗚呼、見た事ある」と思わせるアーティスト第一位かもしれません。
そして当時、初期アーティスト25人の中で最も人気のあるアーティストでした。
Hooverは8歳の頃には将来自分がイラストレーターの道を歩む事を自覚していました。
そんなHooverの最初の理解者は中学校の美術教師で既にスケッチが上手かったHooverは学校では水彩絵の具やアクリル絵の具、ブラシなど技術的な面を学びました。
黎明期のmtgのアートの多くはアートディレクターJesperにより、〝人〟や〝場所〟そして〝物〟にフォーカスした静的なモチーフがよく描かれています。
しかしHooverはモチーフの〝動き〟を描こうと、動的なアプローチをしました。
〝地下室〟ではこの様にアーティストの意向が反映され易くのびのびと個性を発揮していました。
※地下室とは設立者Peter Adkisonの自宅 兼 WotCオフィスです。
Regenerates〝真っ最中〟です
余談
Hooverはmtgの生みの親Richard Garfieldの1人目の妻(当時は彼女)へのプロポーズ用のカード 〝 Proposal 〟 を描いたアーティストです。
Richardの意向により、カードのアートは彼らだけのヒミツなのでした。
mana
参考
The Life and Times of Quinton Hoover
翻訳や情報など誤った記述がありましたらお手数ですがご指摘ください。
サポートいただけたら嬉しいです。創作活動に使います。