逆転裁判はカプコンのゲームです
▼▼▼ 逆転裁判とは ▼▼▼
カプコンのディレクターである巧舟(たくみしゅう)氏が送る、笑いあり涙あり熱血あり絶望ありの極上エンターテインメント裁判ゲーである。
ちなみに開発中のコードネームは『サバイバン』だ。
※ファミ通の「逆転裁判123 成歩堂セレクション」発売時のインタビュー
https://www.famitsu.com/news/201902/23172333.html
▼▼▼ カプコンとは ▼▼▼
ストリートファイターシリーズやヴァンパイアシリーズでお馴染み、ご存知格闘ゲームの老舗メーカーである。
アクションゲームといえばカプコンと言ったか言わないか、プレイした際の「手触り」「気持ちよさ」に定評があり、その遊び心地のためにゲームを購入するユーザーもいる(かも)。
大手メーカーというだけあって、格闘ゲームやアクションゲームだけでなくRPG(ブレスオブファイアシリーズ)やクイズゲーム(クイズなないろDREAMS)といった多彩なジャンルを手掛けている。
本作『逆転裁判』はそのカプコンから発売されたADV(アドベンチャーゲーム)だ。
※クイズなないろDREAMSのPV
https://www.youtube.com/watch?v=tPjmRiqyT0k
▼▼▼ ところで『ディノクライシス』 ▼▼▼
『ディノクライシス』というゲームをご存知だろうか。
バイオハザードのような操作感で、当時流行りだった(映画ジュラシックパーク)の影響か、恐竜との死闘を描くアクション・アドベンチャーだ。
で、この2作目のディレクターが巧舟氏となる。
つまり、彼は「カプコンのアクションゲーム」を作ったことがある人間だということだ。(しかも中心となって活動した)
※ゲームカタログ@wiki
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3971.html
▼▼▼ 逆転裁判の手触り ▼▼▼
もう何が言いたいのか察している人もいそうだが、逆転裁判はまごうことなきカプコンのゲームである。
まるでアクションゲームや格闘ゲームのような爽快感を味わうことができる。
ADVなのに、アクションゲームや格闘ゲームの爽快感を得るなど可能なのか?
逆転裁判は法廷バトルにて、それを達成している。
▼▼▼ 法廷バトル ▼▼▼
ナルホドくんと弁護人との戦いは法廷バトルの形をとる。
最初は冷静に証拠を確認し合い、しだいに熱を帯び、最後は論破合戦へと姿を変える。
法廷バトルのやりとりはまるで格闘ゲームのように応酬を繰り返す。
ちょっとした証拠でジャブを打てば、相手は小気味よいカウンターでそれを返す。こちらが名推理でストレートを放てば、相手も見事推理の穴を突いたアッパーで攻めてくる。
さながら法廷はリングと化し、互いにボロボロになりながら議論を続ける。
そして、ナルホドくんが完全な劣勢となり、これ以上の論破は不可能だと諦めかけた時、そばにいるセコンドが「あなたならできる!」と励ましてくれる。
ナルホドくんは逆転のスーパーコンボ、スーパー波動拳を決め、逆転勝利するのだ。
逆転裁判の効果音が格闘ゲームのような音を選んでいるのは偶然ではない。
確かにカプコンのDNAから生まれた、法廷バトルADVである。
▼▼▼ ちなみに ▼▼▼
個人的にはストリートファイターⅢの「背水の逆転劇」と逆転裁判で得られるカタルシスは非常に似通っていると思っている。
理由は前述したとおり、逆転裁判が「法廷バトル」だからだ。
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