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ツライ人を助けられなくて罪悪感を感じるあなたへ

ネガティブな気持ちを大切にする時代になった反面
そこに対応し切れなくて、悩んでいる人も少なくありません。

困っている人の力になりたくても、人には、許容範囲があります。何でもかんでも背負い込む必要はありません。

助けを求められたら断れない

助けを求めようと言う言葉もあるけれど
助けてほしいを断ることも、あなたを守る上で必要なことです。

「相手が困っているのに、助けなければ悪い人のように感じる」
そんな罪悪感から、本当は引き受けたくないことも、引き受けてしまう。
かわいそうだから。そうやって引き受けて、引き受け癖がついてしまって、自分が分からなくなってしまう人も少なくないです。

本当の意味で、その人を救えるのはその人自身

自分の人生の責任をとると言う言葉って一見凄く厳しいです。
まるで、全て自己責任みたいに感じてしまうこともあると思います。
でもね、そう言うことではないのです。
ここには、キチンとした理由があります。

人が、他人からもたらされたことで、気持ちが埋まるのは、一過性のものだからです。

わたしたちがキッカケを作ることが出来たとしても、そのキッカケを活かすかどうかは、その人自身に委ねられるものなのです。

わたしたちが、その人に代わって、その人の人生を生きてあげることは出来ないのです。

弱っている時は、相手の立場になって考える余裕がない

あまりにも病んでいる時って、周りが見えていないし、自分のことしか考えられません。
その当時は、そんなつもりもないのです。そんな中でも、相手のことを考えているつもりなのです。

わたしも、病んでいた時期が長いので、辛い依存したい人の気持ちが分かります。
でも、反対側(依存される側)の立場になった時に、あまりにもツライ経験をして考え方が変わりました。

ある時、相手があまりにも悩んでいて、危険な状態だと思ったので、悩みにトコトン付き合いました。仕事ではなく。
何時間も話を聞き、しょっちゅうくるメッセージにも対応していたんです。
そのメッセージと言うのは、辛くなった瞬間にくるのです。
「今辛い。どうやって対応したらいい?」って。
そして、解決したら「解決しました」と連絡がきます。
一方的に連絡がきて、助けを求められて、自己完結しての繰り返し。
読まない間に、悩んでる頭の中を整理する大量のメッセージが届くのです。

そのやりとりが何日も続き、わたしはあまりにもシンドくなってしまい、限界になり
「依存されるのはシンドいし、わたしは、弱ってる時だけの宿り木にはなれない。わたしは、いい時も悪い時も一緒に居られる関係性を大切にしたい。わたしと、その関係を作るつもりはありますか?何のためにわたしに連絡をしていますか?」

と伝えたら…

「(人間)関係がないから。その(人間関係を作る)つもりはない。今は自分を立て直すのが先」

その言葉を聞いた時のショックと言ったらなかったのです。
相手がわたしとの関係を考えていないことが、あまりにもショックで、もう連絡しないで欲しいと伝えました。

でも、わたし自身も、過去ずっと、この相手側の立場だったので、その当時なんと酷いことをしてたのかとも思いました。

相手なんてどうでもいい扱いなんですよね。
自分を回復させることで精一杯。
そりゃ過去のわたしは、人間関係がうまくいくわけなかったなと痛感しました…。
自分を癒す為に、心を埋める為に相手を利用していたのですから。

お互いに精神的自立をしているから関係性が成り立つ

あまりにもネガティブでいっぱいだと、相手のことを思いやる余裕がありません。

もし、あなたが、人のネガティブを受け止めて切れなくて不快になったとしても
それは当たり前の感情でもあります。
相手があなたに言い分を伝えるように、あなたも相手に言い分を伝えてもいいのです。
その中で、関わり方を模索したら良いのです。そこで、はじめて関係性が成り立っていきます。

どちらか一方だけに負荷がかかると言う在り方は、とても維持が難しいのです。

あなたが大切にし合いたい関係性を築こう

大切にされることだけ、大切にすることだけにフォーカスしてしまうとアンバランスな関係になってしまいます。

そうではなく、あなたも大切にしたいと思えて、大切にされていると感じられることが、とても大切です。

あなたが幸せであることが1番大切です。
罪悪感を感じなくても良いのです。
力になれない自分に不甲斐なさを感じなくても良いのです。

その人にも自分を幸せにする力が備わっている

相手のことが心配になるかもしれません。
でも、その人にも、その人自身を幸せにする力があります。
その力を信じてみませんか?
人に信じてもらえることは、思いの外パワーになるものです。
相手を信じて、そっと見守ってもいいのです。

あなたにとって心地よい関係を大切にしてくださいね^^

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