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5/3 太陽CS ベスト4 【六花】デッキについて

こんにちは kaho です。
今回は5/3開催 太陽CS 個人戦 においてベスト4になりました【六花】デッキの解説記事になります。

[POWER OF THE ELEMENTS]にて最強の新規カードを2枚も得た【六花】がいかにしてこの【スプライト】環境で勝てるのか分かるように頑張って書くのでよろしくお願いします笑

早速ですが【六花】について解説していきたいと思います。


【六花】って何?

六花は2020/03/07発売 [デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ]に収録されたテーマです。
デッキビルドパック特有の1枠存在する女の子テーマで、発売当初は案の定1番シングル価格が高かったです。

ですがしばらくして、値段がめちゃくちゃ下がりました。
具体的には、同期の【アダマシア】【エルドリッチ】の2テーマがだいぶ強く、それに比べて【六花】が『絶望的に弱かった』です。
そのような屈辱的な時期を過ごしつつ、道中で新規カード1枚を貰いましたが展開や妨害にはあまり影響せず弱いテーマとして過ごしてきました。

そして来る2022/04/23 [POWER OF THE ELEMENTS]にて最強核の2枚が追加され環境にも対応できると思い本格的に使い始めました。
(六花自体はリリース当初から使ってます)


【六花】の特徴

テーマとしては主に

リリースすると○○ や、
リリースされたら○○ 

などのリリースに関する効果を持ち、リリースして展開や妨害を行う植物族のエクシーズテーマです。
可愛いです。

強みとしては

・相手モンスターを《発動コスト》としてリリースするカードが存在するため、最上級の除去性能を持っている。
・テーマ内に『閃刀機-ウィドウ・アンカー』のようなコントロール奪取が可能なカードがある。
・テーマのサーチカードからレベル1.4.6.8の任意の好きな植物族に触れる。
・デッキのスロットを開けやすいので誘発や汎用カードを詰めやすい。
・エクストラのカードを多く使わないため『金満で謙虚な壺』を採用できる。

などがあります。

勿論ですが『ローンファイア・ブロッサム』や、『アロマセラフィ-ジャスミン』などの昔、【植物リンク】で見たような植物族御用達のカードを使えるのもひとつです。

太陽CS ベスト4時のデッキレシピ

とりあえずこちらをご覧下さい。

実写版
わかりやすい方のやつ

こちらは太陽CS ベスト4になった際のデッキレシピです。
個人的な好みなどが出ているレシピなのでこのレシピを完コピすることはあまりおすすめしませんが、選択肢のひとつとしてご覧下さい。

当日の戦績

1.スプライト🎲× ○○
2.閃刀姫🎲○ ○○
3.ABCセリオンズ🎲○ ○○
4.60スプライト🎲× ○×○
5.スプライト🎲× ××
トナメ
6.魔術師🎲× ○×ET○
7.スプライト🎲○ ×○×

正直言いますがvsスプライトは誘発や相手の引きに依存します。
相手が最適解の手札の場合は多分どのデッキでも勝てないと思うので考えないこととします。

あくまで『デッキの中に誘発を何枚入れれるか』や『相手が誘発で止まった場合、その後の盤面を返せるか』だと思います。

【六花】はフィールド魔法さえ通ればスプライト対面はとても有利になると思っており、盤面の処理能力に長けているのでレベル2を残さない事により詰めていきます。
また、初見殺しの観点もあるのでその点も加味して使っていました。

大会結果を踏まえた最新サンプルレシピ

こちらが現在の私の中でのサンプルレシピになります。
一つだけ言えるのが、どこか枠を開けて『金満で謙虚な壺』を2枚採用した方がいいということです。

何故採用していないかって?手元にないからですよ笑笑

こちらのレシピを元に各カードの解説をしていきます。

【六花】カード解説

六花のひとひら

現【六花】の1枚初動です。
このカードから全ての六花カードにアクセスでき、毎ターンエンドフェイズに墓地から《生えてくる》為、生きるエンジンとして使い回します。

新規カード2種のおかげでこのカードの存在意義が180°変わりました。

①を使うと植物族の縛りになる点には注意が必要

六花のしらひめ

新規カードその1

追加された新規カードその1です。
①の効果で簡単に盤面に展開ができる便利カード。コストやデメリットも無く、一応《盤面にいる時に植物族の縛り》がつきます。
これについては『六花のひとひら』使用後に縛られるので特に気にする必要も無く、植物族がほとんどのデッキですので関係ありません。

②の効果もとても強力で、【六花】モンスターが場に存在する時に《手札か墓地》のこのカードをデッキに戻す、場の植物族を一体リリースする 事で相手のモンスター効果を無効にできます。

展開方法では誘発のケアが可能だったり、単純に相手モンスターの妨害になります。

六花精プリム

レベル4の採用される方です。
『六花絢爛』のコスト有りでの発動でサーチした後にそのコストのリリースに反応してすぐに手札から出てきます。
『六花のしらひめ』と共にサーチすることで即座に☆4エクシーズに繋げれます。
あまり使いませんが②のレベル操作も覚えておいて損は無いですね。

六花精ボタン

六花魔法罠にアクセスする唯一のモンスター
条件自体は簡単で、自身の①の効果で特殊召喚し、②の効果を起動させるのが基本です。
【六花】は魔法罠が特に強力なのでそれらにアクセスするこのカードはとても重要になります。

六花精スノードロップ

推しです。可愛い。

手札から特殊召喚する効果を持つ最上級モンスター
①の効果でもう一体と同時に特殊召喚し、②の効果を使用し即座に任意のエクシーズ召喚に繋がります。
手札から特殊召喚する効果は自身のみは出せず、相方が居ないと出せない点には注意。
手札から出さずとも、ジャスミンやロンファで呼び出し、レベル調整をして高ランクに繋いだりするため1枚は入れておきたいと思ってます。

六花来々

新規カードその2

新規カードその2
最強のぶっ壊れフィールド魔法です。
①は起動効果で毎ターン魔法罠をセットできます。
今は誘発環境なので最低限しか積んでいませんが、メインスロットに余裕が出来たなら、①の選択肢を増やす択として他の魔法罠を入れても良さそうですね。

②の効果で1ターン1で【六花】カードの発動コストを相手モンスターで肩代わりできます。
これには《植物族をリリース》というテキストを無視して相手モンスターをリリース出来、最強レベルの除去として使えます。
今の六花が成り上がれたのはこの効果のおかげと言ってもいいレベルで強いです。

六花絢爛

元からあるサーチカード
単純に【六花】ネームをサーチできるのですが、サーチの際に盤面の一体をリリースして使うと《手札に加えた六花モンスターと同じレベルの植物族》を追加でサーチできます。
これによりテーマ外の植物族カードに触ることも容易になり構築の多様性が生まれます。

また、前述の『六花来々』の効果によりセットした後、即座に『六花来々』の②を適応しながら相手モンスターをリリースして2枚サーチ することも可能です。

六花の薄氷

事実上ウィドウアンカーのようなカード
普通に発動した場合は効果を発動できなくするという先打ち限定の無限泡影のようなカード。
先打ち限定なので《特殊召喚成功時》などの召喚反応効果には無意味なので注意。

リリースして使用した場合に効果を発動できなくしつつ、エンドフェイズまでコントロールを得るという効果。
コントロールを得たモンスターは植物族になるというオマケ付きなので、コントロールを得たモンスターをコストに別の六花カードの効果を使うことも可能です。

『六花来々』の効果を適応して使った場合は相手の盤面を2枚も除去できる最強レベルのカードに変貌します。

六花聖ストレナエ

六花モンスターの中で1番のキーカード

このデッキの展開の終着点
一見これが終着点と聞くとなんか弱そうに見えますが間違いではありません。
①の効果でリソースを回復することが可能であり、その際に素材の『六花のしらひめ』をコストにし墓地へ送っておきます。
その後、相手モンスターの効果時に『六花精ストレナエ』をリリースし『六花のしらひめ』の効果を適応した場合、ストレナエの②の効果で更にランク5以上のエクシーズモンスターを展開できます。

ここから最上級エクシーズモンスターによる更なる妨害で制圧していきます。
※ここから出るモンスターは後述

六花聖カンザシ

レベル6×2で作れる中級エクシーズモンスター
①の効果でリリース時に更なる展開が可能であり、②の効果は破壊を別のモンスターのリリースに肩代わりできる効果。

余裕がある時にしか使わないのでそこまで出す機会が多いわけではないですが、必ず必要な場面が出てくる時があるので採用は必須。
ストレナエの効果で出す時もあります。

小ネタですが、『六花精プリム』の特殊召喚効果は自身のモンスターのリリースにしか反応しないのですが、『六花聖カンザシ』の①の効果は相手のモンスターのリリースでも反応します。また、②の効果を『六花来々』のテキストで相手をリリースすることも可能です。

六花聖スノードロップ

六花聖の大ボス
対象を取り、リリースするという特殊な除去を持っています。
対象は取るものの、リリースという最上級の除去手段を相手ターンに起動可能なのが強いです。
②の効果は強制効果なので一応注意が必要。
また、①の効果は植物族モンスターが素材じゃない限りフリーチェーンじゃ無くなる点も注意が必要。

ストレナエの効果で出すことも頻繁にあり、打点効果共に優秀なのでそのままフィニッシャーにもなりやすいです。

【六花】以外の採用カード解説

にん人

墓地から何度でも生やせる植物族レベル4
『六花絢爛』から簡単に触れることが出来、ストレナエ成立に大きく貢献します。
プリムがリリース反応でしか場に出てこれないので相手モンスターをリリースして使った絢爛の場合はこちらをサーチすることが多いです。(2ターン目以降)
その後もエクシーズ召喚のサポートやリンク数の増加に繋がるのでとても良いカードです。
これだけはテーマ外でも絶対抜けることはないと思います。

バラガール

あまり知られていませんがワールドプレミア発なので意外と最近のカード。
①で特殊召喚、②で自分から手札に戻ってくる という単体で完結しかカードです。
レベルは3なので『六花絢爛』で触れることは出来ませんがローンファイアやジャスミンで呼ぶことが多いです。
主に リンク数の拡大、にん人の蘇生リソース として使います。

素引きしても自分から場に出てこれるため無駄になりません。
レベルが3なせいでチューナーとしても活かすことが難しいのでほんとにリソースとしてしか考えてないです。

森羅の舞踏娘ピオネ

1つ前の[DIMENSION FORCE]にて収録された【森羅】の新規カード
植物族デッキならリンクの過程で挟むことで3枚ガチャができるので運が良ければ単体でエクシーズやリンク4になります。

あくまでガチャ要素が高いのでここに期待して回すことはしません。
展開の過程で挟むことができたり、ピオネに繋ぐしか展開手段が無い時にワンチャン信じて使います。

実は②の効果でレベル調整が可能であり、しかも割とよく使うのでリンク先は吟味しなければなりません。

アロマセラフィ-ジャスミン

言わずと知れた植物族のお供
リンク数を伸ばす他、リンク先のリリースコストに『ストレナエ』を使うことで『ストレナエ』の②のトリガーにできます。
リンク4への過程でデッキ内を掘り進める時に出します。

小ネタですが、リリースするのはリンク先のモンスターと決められていますが、出すのはリンク先で無くても良いため『ジャスミン』に対して誘発をくらった場合、手札墓地の『六花のしらひめ』を場の『ジャスミン』をリリースして使うことも可能です。

あと意外と①のライフ差で勝っている時に自身とリンク先に戦闘破壊耐性を与える効果が知られてなかったりします。

廻生のベンガランゼス

漢字ムズすぎ知らんわこんなん

植物族のリンクの終着点
主に2ターン目以降に妨害の質を高める際、
『次元障壁』でエクシーズ宣言された時、
に目指します。

①の効果で相手モンスターを対象にとってバウンスします。
除去としては他のカードに劣るかもしれませんが充分の性能をしています。

②の効果で再利用も可能なので単に打点としてもとても重要なカードです。

神樹獣ハイペリュトン

『ストレナエ』の②で出す筆頭候補
相手ターン中のみですが、相手の発動したカードと同種の素材を除くと発動を無効にし破壊できます。
【六花】では貴重な効果を止めるカードであり、サイド後などの『ライトニング・ストーム』や、『ハーピィの羽根帚』などを止める役割もあります。

また、自ターンには素材の補填が可能であり、維持する限り永遠に消えない1妨害と化します。

ランク9なので通常のエクシーズ召喚で出す場合は『光の王 マルデル』などを採用しないと厳しいです。

【六花】の基本展開

次に基本の展開を紹介します。
とりあえずこの1つさえ覚えておけば後はこの展開を応用するだけなのでとりあえずこれだけ覚えておいてください。


ef 効果発動 (エフェクト)
ss 特殊召喚 (スペシャルサモン)
ns 通常召喚 (ノーマルサモン)

ひとひら1枚初動

『ひとひら』 ns
『ひとひら』ef 『ボタン』サーチ

『ボタン』ef  コスト『ひとひら』リリース
『ボタン』ss
『ボタン』ef 『六花来々』サーチ

『六花来々』発動
『六花来々』ef『六花絢爛』をセット

『六花絢爛』ef コスト 『ボタン』リリース
『プリム』『しらひめ』サーチ

サーチ後『プリム』ss
『しらひめ』ss

エクシーズ召喚 『ストレナエ』ss
『プリム』+『しらひめ』=『ストレナエ』

『ストレナエ』ef 『六花絢爛』回収
ターン終了

相手ターン
『しらひめ』ef コスト『ストレナエ』リリース
相手モンスターの効果を無効

処理後に『ストレナエ』ef
②の効果で『ハイペリュトン』ss

そして『ハイペリュトン』でもう1妨害

最終盤面
ハイペリュトン 六花来々 のみ

これが基本の1枚初動での展開になります。
元々Twitterなどでも話題になってた通りの展開であり、今の【六花】の基本的な動きのベースになります。
逆に言うと先行1ターン目はこれ以上のことをするのに手札の要求値が急激に高くなります。

なのでストレナエしらひめで止まることがほとんどです。

後はここからスノードロップなどを経由して盤面にモンスターを増やすことでエクシーズを増やしたり、ピオネガチャに向かえたりするくらいです。

2ターン目以降に確実に蓋をしにいきます。

誘発をケアする展開

基本的には誘発をケアできる手段は《無い》です。
ひとひらスタートの場合でもストレナエの時点でニビルは食らいますし、(あそこで5回目)それ以外の誘発をケアする場合は余分なしらひめ+余分な盤面の六花1匹が必要になります。

あくまで六花の誘発に対して強い部分はひとひらスタートした場合でも、ボタン、来々、絢爛との重ね引きによってヴェーラーや泡影を苦にしない点です。
3枚採用しているものがほとんどですのでサーチしたい先を引くことがよくあります。
なので効果無効に対する耐性はそれで高いと思ってください。

増殖するGに対して

【六花】はGのストップがハッキリしており、尚且つストップしても妨害を用意出来る点は優秀です。

先程の基本展開の『六花来々』のサーチまで進みます。
セット先を『六花絢爛』ではなく、『六花の薄氷』にするだけで終わります。

この時点で特殊召喚は『六花精ボタン』の1回しか行っておらず、
薄氷による効果無効、来々によるリリース肩代わりによって盤面を2枚取れることが確定しています。

Gを食らっても止まりつつ優秀な妨害数を構えれる事は【六花】を使う理由になると思います。

流行りの誘発

現環境では【スプライト】が猛威を奮っており、それに対する『幽鬼うさぎ』の採用が目立ちます。

【六花】としては第一に『幽鬼うさぎ』がしんどい当てられ所は『六花来々』の起動効果です。
1ターン目はサーチ先が恐らく2種類あるのでほぼ必ず使いますが、2ターン目以降は『幽鬼うさぎ』の警戒を最重要とし、発動しないことも多々あります。

また、実は1ターン目の召喚したひとひらに対する『幽鬼うさぎ』も非常に厳しく、盤面が空になるとリリースコストが存在しないのでそのままターンが終わってしまうこともあります。

それらをケアするために、何らかの特殊召喚できる手段、特殊召喚できるモンスターを増やすのも課題になってくるかも知れません。

今はまだ【六花】というデッキがどのようなデッキなのか知れ渡っていませんが、知ってる人なら的確に手札誘発を当ててくると考えられますので今後構築が大きく変わる可能性もあります。

最後に

ここまでご覧頂きありがとうございます。
今回【六花】を使用してCSに出てたのは初めは「好きなテーマに強い新規カードが出たからお試しがてら出てみるか」程度でした。

ですが、案外どころか割とやれる事に気づいたので何度かCSに出て入賞し結果も残せるようになりました。
好きなテーマで勝てるっていいですよね。

【六花】は可愛さと最強レベルの除去を兼ね備えた万能デッキですので気になった方は一度触ってみてはいかがでしょうか?

最後に、私事ですがTwitter( @kaho_apple )のフォローや、noteのフォローといいねを待ってます。
皆様からのフォローやいいねが私の活動の励みとなり、今後の活動のモチベーションにも繋がります。

ポケカとオタク垢( @game_kaho )もあります。
ポケカの記事もこちらのnoteで何度か執筆しているので興味のある方はそちらもご覧下さい。

閲覧ありがとうございました‼️
投げ銭方式にさせていただき、最後に少しだけ小ネタ挟んでおきます‼️


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