ゲーセク銘柄とウルフ村田への乗り方
有名個人投資家のウルフ村田氏ですが最近はゲーム関連株についてもよくツイートされています。
煽りに乗って購入する方も多く居るように感じますので、簡単にですが銘柄に乗る際の注意点などをまとめておこうと思います。
「全て僕の主観です」留意ください。
1.ゲームそのものや業界には詳しくない
業界関係者ではないですからね。注目を集めるテーマ株を求めてゲーセク銘柄に手を伸ばしているようです。
また、判断材料としては一般に流れる情報による取捨選択が主で企業やゲームについての分析はされてません。
これは悪い意味ではなくマクロ視点で割り切ってスピーディーに判断をしているという事でもあります。投資で企業やゲームに入れ込みすぎると失敗します(自戒)
2.ゲームはちゃんとプレイする
ゲームによっては配信後プレイしているスクショをツイートしています。
『ラブライブ!スクスタ』(KLAB)
ログボやガチャのスクショをツイート。
このアプリはシステムが難しいのであまりプレイしていない感じがします。
『ドラクエウォーク』(スクエニ・コロプラ)
ガチャやイベントクリアのスクショをツイート。こちらはイベントの画面という事もありプレイしている感じ。
いずれのケースにしてもフォロワーに銘柄を意識づけるネタとして活用してます。
ツイートしなくなったら興味は他に移ってると判断した方が良いと思います。(ポジションの有無ではなくフォロワーに対しての示唆)
察しましょうw
3.銘柄選定やチャート分析
懇意にしている大口投資家とのコミュニケーションから、銘柄選定している可能性もあるとも思います。ただ全て仕手株かというと選定に一貫性は無く話題や思惑があるものからピックアップしているようです。
材料の中身よりも市場や投資家がどう動くかに重きを置いて、チャートなどテクニカルを見ながら「煽り」の熱量を上げていく感じがします。
4.ゲーセク投資とセルランにおける落とし穴
これは新作アプリの配信時に本当に気を付けないといけない事ですが・・・
1000万円程度あればセルラン50位に入ります
投資家がゲーム配信と同時に多額の課金を行えばアプリのセールスランキングを上昇させることはさほど難しくないです。
参考:コロプラのアプリですが運営会社による操作が話題になりましました。
投資家によって行われているという話は聞きませんが、多額の資金が集まる銘柄においては注意した方が良いと思います。
5.過去のウルフゲーセク銘柄
ウルフ村田が取り上げたゲーセク銘柄を持ったままの方も多数いると思います。幾つかの銘柄を注目タイミングや株価とツイートの動きを整理してみました。
KLAB(3656)
注目:2019/5/30発表のラブライブ!スクールアイドルフェスティバル
KLABを窮地から救った人気リズムゲームの新作配信日が2019年秋として発表。(当初2018年配信予定から延期)
2019/9/26の配信日には株価もツイートも最高潮に。その後セールスランキングがじりじりと下がり10月後半に向かって株価もじりじりと・・・
11月以降は沈黙を守るウルフ。↓参考推移
enish(3667)
注目:2019/04/15発表のHiGH&LOWアプリ
低時価総額銘柄がゲーセクで仕手化したようでVGAME、ディライズなど新作アプリの期待も相まって一時は1400円まで高騰。
2019/10/25のHiGH&LOWの配信後は一気に出来高も株価も減少・・・
配信を前に沈黙を守るウルフ。↓参考推移
スクエニHD(9684)
注目:ゲーセク大型銘柄として定期的に注視
2019/9/13のドラクエウォーク配信直後はコロプラを取り上げていたが10月頃からスクエニにスイッチ。
トンピン氏のホールド銘柄としても話題になるも1月後半には手放された様子。
1月以降沈黙を守るウルフ。↓参考推移
モブキャスト(3664)
注目:2019/7/11発表のエヴァ新作アプリ
低時価総額銘柄で期待の高さから昨年夏から末に向けてプッシュ。年明けも継続ツイート。
3/26のアプリの配信を控え武漢コロナショックや増資で株価低迷・・・
難局で沈黙を守るウルフ。↓参考推移
6.まとめ
ウルフはお金が抜ける前に居なくなってるよ!!!
注目タイミングはいずれも上昇前ですのでインアウトさえ間違えなければイナゴも悪くないかもしれません。深追いは禁物ですw
僕はウルフ村田さんスキです。
投資には難しい日々が続いてますが生きて明日を迎えましょう!!