【CL大阪環境】テラスタルフェス考察結果から見るリザードンの未来【全文無料】
はじめに
こんにちは、ふとん(X ID:@game_futon)です。
12/6(金)から始まるのテラスタルフェス環境のリザードンを考察したので思考をまとめるためにも大きく分けて下記の2部構成で現状の考えを記しています💭
1.スボミーと相性のいいデッキ🌱
2.グッズロック環境下のリザードンex🔥
最後までご覧いただけると嬉しいです！
○自己紹介
簡単に自己紹介させていただきます！
好きなデッキタイプはロストバレットでナイトワンダラー発売後から悪リザードン🔥を中心に使用しています！
以下リザードンを使用したときの戦績です！
()内は使用したAce Specです！
<ナイトワンダラー環境>
スクランブルバトル静岡 3-3 (プライム)
<楽園ドラゴーナ環境>
9/26 超ごっっど杯 4-1 best8 (キャリー)
9/28 いけぶくろCS 0-5 (キャリー)
9/29 シティーリーグS1 8-1 優勝🥇 (アンフェア)
<超電ブレイカー環境>
11/16 シティーリーグS2 4-2 best16 (アンフェア)
(ジムバトルは3回出て合計11-0なので)勝率は80%超えでAce Specはプライムキャッチャー,プレシャスキャリー,アンフェアスタンプの3種類を使用したことがあります。
シティリーグでの優勝経験もあるため質の高い考察ができていると自負しております！
環境を変えうるカードの整理
認識合わせをします。
○スボミー
地元(山口県宇部市)の大きな病院でアレルギー検査をしたところスギ花粉の数値がカンストしてさらに大きな病院で検査してくださいと言われました。花粉症つらいね。
やはり外せないこのカード
後1でエネ無しでグッズロックができます。
スボミーについては後続のメインパートにて詳しく考察します。
○レジギガス
ルギアは二度舞う。満を持しての大強化。
進化不要でチラチーノより少ないエネルギーでリザードンをワンパンしてきます。
リザードン目線の対ルギアの戦い方は基本的には変わらないので私が意識していることを紹介します。
1.カウキャ,ボスを使用してギフトエネを発動させるタイミングを操作する
2.チラチーノは負けん気ピジョットで倒す
相手の盤面次第ですが基本的には先にサイドを取らせてボス(カウキャ)でギフトエネをかわしてアンフェアで相手の手札を2枚にしてからサイドを取り始めます。
少なくとも1回はギフトを発動させる盤面になることが多いのでそのタイミングまでにギフトを発動しても問題ないようにケアする動きを行い相手の最大値をこちらが定めることを意識して動きます。
そもそも相手の手札が少ない状態で立ち回らせるのでレジギガスが出てくる確率を少しでも下げます。
さらに、2エネ負けん気ピジョットのふきすさぶ150ダメージでアーケオス、ダブタ込み120ダメージでチラチーノを倒せることを念頭に置いてピジョットでサイドを取ることを意識するだけでもテラスタルのポケモンが場にいないのでレジギガスケアとしては文句なしです。
レジギガスの登場によりリザードンがケアしなければならない範囲が格段に上がっていることも事実ですが少しでもルギア側の確率を上げることを意識しましょう💪💪
スボミー考察
＊あくまでリザ対面前提での考察です。
スボミーの強さの本質は相手のデッキパワーを下げるところにあります。
決して自分のデッキパワーを上げるカードではないことに注意です。
繰り返しになりますがスボミーは自分のデッキパワーを上げるカードではなく相手のデッキパワーを自分のレベルまで下げるカードです。
ここからはスボミーの強さ、弱さの要素を一つずつ確認していき相性の良いデッキを探っていきます🌱
スボミー最大の特徴であるグッズロック🔒の要素に着目すると下記の2つがまず第1のふるいになります。
1.準備に時間がかかるデッキ
1'.初動の強さにムラがあるデッキ
次にグッズロックをした後の動きの要素です。
技の効果でグッズロックをしているため当然ながら即席充電やエヴォリューションを宣言することはできません。
むずむずかふんで10ダメージあるとはいえトップの1ドローだけではできることに限界があるため否応無しにサポートを手厚く採用するか構築段階で縦引きを強くする必要があります。
よって下記の条件が第2のふるいになります。
2.安定して縦引きができること
2'.毎ターン確定サーチができること
2".1ドローだけで強い動きに繋げられること
ここまでがスボミーを採用する上での最低条件だと考えます。
さらに条件2に適合する盤面が出来上がればスボミーへの耐性も高いと言えます。
この条件に適合しているデッキを整理します。
＊あくまで最低条件に適合しているだけであり実際に採用するかは別の話です。
＊ボムスボミーをはじめとした専用構築は省略します。
達成した条件:デッキ名
1-2: サーナイト ドラパルト
1-2':リザードン
1'-2:サーフゴー
1'-2":ミライドン
まだまだあると思いますがまずはパッと思いついたのがこの4デッキになります。
特に条件2の安定して縦引きができるデッキは相手からスボミーでグッズロックされても最低限の動きが保証されていると言えます。
○スボミーを採用する価値
ここまででスボミーを採用する最低条件を定義しました。
ここからは仮想的を定めて本当に採用する価値があるのかを考察します。
止められて困るグッズは多くあります。
リザードンexをはじめとする不思議な飴を採用した2進化ポケモン中心のデッキ
レジドラゴvstarのエネルギー付け替え
レジドラゴvstarやルギアvstarデッキのポケモンをトラッシュするためのハイパーボール
特に超電ブレイカー環境ではtier1と呼ばれている悪リザードン、レジドラゴがメインメタになるかと思います。
レジドラゴvstarはV,exポケモンが中心のデッキになるため先にサイドを2枚取られると復帰することが困難になりリザードン以上に致命傷であると考えられます。
次にリザードンexです。
リザードンexは持ち前のカードパワーの高さから中途半端な対策では乗り越えられてしまうためしっかりと相性を考えた上で採用を検討する必要があります。
ここからはリザードンexを仮想敵に据えた上で相性の良いデッキ、悪いデッキを評価していきます。
○スボミーと相性の良いデッキ
仮想敵を定義することができたので
スボミー考察の章で定義した条件にスボミーを採用する価値の要素を追加します。
3:リザードンexに有利になれる
レジドラゴ,ルギアの動きを大幅に制限することができるだけでも強力ではありますがやはり相性がいいとまでいうならばリザードンまで見る必要があると考えます。
この条件3にも適合したデッキを紹介します。
1.サーナイト
2.ドラパルト
この2デッキだと考えます。
なぜこの2デッキなのか。
条件3のリザードンに有利になれる点を言い換えます。
3:ヒトカゲ(リザード)を1ターンで2体気絶させることができる
グッズロック下で展開もできていないことを考えるとヒトカゲを2体同時に気絶させることができれば間違いなく大打撃になります。
リザードンは持ち前のカードパワーの高さから一体でも出来上がればサイド3,4枚は取れてしまいます。
その間に後続の準備をすることは容易でありスボミーでリザードンに有利に立ち回りたいのであればリザードンを立たせることすら許してはならないのです。
サーナイトexデッキはマシマシラ(アドレナブレイン)やスボミーの10ダメージで打点調整をしつつハバタクカミ(たたりとばす)でヒトカゲを2体同時に気絶させることができます。
ドラパルトexデッキも同じくスボミーの10ダメージで打点調整をしつつファントムダイブでヒトカゲを2対同時に気絶させることができます。
おや？
ボムスボミーと呼ばれるスボミー専用構築の相方に選ばれる理由。
展開を阻害しつつメインポケモンを起動させないというコンセプトを通すためです。
サイドを取られるためスボミー専用構築以外で適当に入れただけではサーナイトやドラパルトほどのシナジーはなさそうですが間違いなく強力なコンボになりそうです。
従来の構築から既にカースドボムと仲良くしているサーフゴーデッキも上手く調整することでさらに爆発力を上げることができそうです💥
サザンドラ、ゲッコウガ、オーガポン、かがやくゲッコウガをはじめとするベンチ狙撃組みもスボミーと合う構築を作ることができれば非常に強そうですね🌱
新環境リザードン考察
環境ではなく株ポケからメタられる対象になったリザードンさん…。
とにかくサーナイトとドラパルトが怖すぎる
サーナイト、ドラパルト共にグッズロックしてる間はエヴォリューションができないためキルリア、ドロンチになれるかが怪しく付け入る隙はありそうですが構築次第でどうとでもなりそうです。
○スボミーに対抗するには
如何にリザードンのデッキパワーを落とさずにスボミーに抗っていくか考察していきます。
▽エヴォリューション
元々の評価は非常に低いです。
技のスペックは非常に高いため使えれば強力ですがそもそも使える盤面が限られすぎているからです。
強力な動きになる条件
①サイドに進化先が落ちていない
②サイドにエヴォリューションが落ちていない
③手札にエネルギーがある
④手札に進化先がない
⑤展開できている
サナにはキルリアが4枚、ドラパにはドロンチやネイティオが合計5枚ほど入っていることが多いのでエヴォリューションを強く使えるデッキタイプですがリザードンexデッキには進化先が少ないため強く使うことが難しいです。
しかし、不思議な飴やハイパーボールが使えない状況のためグッズロック下でも動けるプランをいくつか用意する必要があるのも事実です。
進化先が手札にあることは対処不可ですがそれ以外については構築面で工夫することが可能です。
①サイドに進化先が落ちていない
→ピジョン、リザード、サマヨール等の進化先を増やす
②サイドにエヴォリューションが落ちていない
→エヴォリューションの複数採用
③手札にエネルギーがある
→エネルギーの採用枚数を増やす
④手札に進化先がない
→対処不可
⑤展開できている
→種ポケモンの現物を増やす
実際にはデッキ枠の都合で全ての工夫を組み込むことは困難ですがアプローチとしてはこれら5つが挙げられます。
特に③手札にエネルギーがあるか、⑤展開できているかについてはグッズロック下ではサーチ札がないため結果論になります。
＊エネルギーをデッキに7枚採用すると初期手札+トップドローの8枚で手札にある確率は約65%です。
忘れてはならない目的はエヴォリューションを打つことではなく何かしらで動き続けることです。
あくまでもグッズロック下でも取れるプランの一つです。
スボミーでグッズロックされる分には10ダメージしか入らずゲームスピードが遅くなることが想定されるのでベンチ狙撃してこないデッキ相手にはトップドローでエネルギーや種ポケモンをnターン後まで待つことも可能です。
▽偉大な大樹
グッズロック下でも動けるプランです。
ピジョットが出来上がればグッズロックはあってないようなものとすら言えます。
ペパー→封印石→大樹でもいいため少ない要求で一気に動きの幅が広がります。
基本的に序盤に貼りたいAce Specではないですが1枚でグッズロックから抜け出せる点、グッズロックしてこない相手には定石通り終盤にカースドボム等を絡めることによる宇宙ムーブを行える点と柔軟性もあるため流石Ace Specといったところですね🌲
・エヴォリューションと同じく進化先が手札やサイドにあると強く使えない
・序盤に貼ると相手に利用される
・Ace Specである
裏目を提示するとこの3つになりそうです。
特に2つ目の相手に利用されるについてはスボミー適性の高いドラパルトやサーナイトへの恩恵になるため注意が必要そうです。
▽ヒートタックル
ここまではグッズロック下でも強く動くアプローチを模索してきましたがヒートタックルについては真逆です。
スボミーを倒して無理やりゲームスピードを早めることでグッズロックを解除しています。
一応ポッポの風起こし20ダメージで2ターンかけて倒すプランも存在します。
エヴォ、大樹に比べると最も少ないデッキ枠でグッズロックから抜け出すこと自体はできそうです。
大きな裏目のしては下記の2点が挙げられます。
ファントムダイブで倒される
アンフェアスタンプをケアしづらい
アンフェアスタンプされた際には目も当てられないため裏目の幅が広く見えます。
グッズロックを解除する性能は間違いなく高そうですがゲームに勝てるかというと怪しいです。
✖︎スボミー
毒を以て毒を制する。
…ことはできません。
リザードンは縦引きが非常に弱いデッキなのでスボミーの撃ち合いになれば縦引きが弱いリザードンが負けます。
ﾑｽﾞﾑｽﾞ🌱ではなくﾆｷﾞﾆｷﾞ💫やｿｸｾｷｼﾞｭｳﾃﾞﾝ⚡️して少しでもグッズロック下で強く動くアプローチが必要だと考えます。
そもそも大前提としてドラゴ以外のほぼすべてのデッキには有利なためドラゴ以外をメタってスボミーを採用する理由がないです。
✖︎ビーダル
グッズロックされるとグッズは使えません。
手札が5枚以上あると5枚になるように山札を引けません。
ヒートタックルで無理やりゲームスピードを早めるプランを採用する場合はアンフェアスタンプケアになるため有効な場面が増えそうです。
○サンプルレシピ
現在私が調整している構築です。
先攻後攻問題はまだまだ練習を重ねる必要がありそうですが今後は後攻を取りそうです。
グッズロック下でできる動きとしては以下の通りです。
1.エヴォリューション
2.ピィ(ニギニギドロー)
3.ロトム(ろくせきじゅうでん)
この世の全てがグッズロックをしてくるわけではないのでプランとしては従来のデッキにエヴォリューションを追加した形になります。
私はシティ優勝時に使用していた構築を超電ブレイカー環境でも使用していましたが入れ替えたカードは以下の3枚です。
1.崩れたスタジアム→エヴォリューション
2.キャンセルコロン→ピジョン
3.ハッサク→炎エネルギー
Ace Specの選定
現状は下記の3択で考えています。
1.偉大な大樹
2.アンフェアスタンプ
3.プライムキャッチャー
アンフェア、プライム、プレシャスキャリーの3つについては添付したnote内でより詳しく評価しているのでこちらも併せて読んでいただけると嬉しいです！！
▽偉大な大樹
先述の通りです。
グッズロックに対抗できる点
グッズロックをしてこない対面にも高いカードパワーを保てる
上記の点から今後はさらに要注目のAce Specですが裏目も存在するためどこまでケアするかも合わせて研究していきたいAce Specです。
▽アンフェアスタンプ
サポートで行うようなことをグッズで行うAce Spec群なので書いてあることの全てが強いです。
じっくり盤面を強くしてアンフェアを踏ませるタイミングをこちらが操作してるような感覚/立ち回りが最高に気持ちいいです
レジギガスの章で軽くルギアへの立ち回りを記しましたが相手の脆い部分をつきながらアンフェアスタンプを打つことで相手によってはイージーウィンすることができます。
ルギアの他にもサナ対面でキルリアを2面取りながらアンフェア等々、強く使える盤面は無数に考えられます。
単純なカードパワーが非常に高いため新環境でも評価は高いです。
▽プライムキャッチャー
サポートで行うようなことをグッズで行うAce Spec群なので書いてあることの全てが強いです。
もし採用するならばサンプルリストからこれらを入れ替えるかと思います。
アンフェア→プライム
ボスの指令2枚目→ツツジ
枠を捻出できればブライアとかも入れたいです…。
プライムキャッチャーはアンフェアとは異なり使用タイミングをこちらが握っているのが最大の強みです。
ガケガニをはじめとした毒☠️で気絶を狙ってくる相手やコントロールデッキにも有効です。
アンフェアと同様に単純なカードパワーが非常に高いため新環境でも評価は高いです。
▽プレシャスキャリー
個人的にプレシャスキャリーの評価は新環境も変わらず非常に低いです。
グッズ複数枚で行えることを1枚で行う系のAce Specは例えばプレシャスキャリーだと展開札を削って環境に合わせたカードを採用することができるため実質60+n枚のデッキで戦うことができるのが最大の強みです。
しかし、新環境では後1からグッズロックが飛んでくるため展開札を削るとそのまま負けに繋がる恐れがあります。
プレシャスキャリーはデッキ枠の最適化を図るAce Specであるにも関わらず展開札を妥協できなくなるとAce Specの枠がただの展開札のかさ増しにしかならずむしろ従来の構築よりも評価を下げています。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました！みなさんの考察の一助になれたなら大変嬉しいです☺️
私自身もまだまだ新弾考察、新弾練習ができていないのでコメントやX(旧Twitter)でのDMやリプライにてご意見いただけると大変嬉しいです。全ての反応に私なりの回答をしていくつもりなので一緒に考察を加速できれば嬉しいです！
また、考察を加速させるためにももし内容に共感いただけましたら拡散等していただけるとすごく嬉しいです！！
最後になりますがこの記事が良かったと思っていただけましたら投げ銭やXのフォロー等よろしくお願いします！
改めましてここまでご覧いただきありがとうございました！！
ここから先は
よろしければサポートお願いします！ いただいたサポートはよりよいnote投稿のための活動費に使わせていただきます！