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ミカ、これからどうなっちゃうの?

こんばんは。ラーメン四郎と申します。
ブルアカ、面白いですよね。
ミカってキャラ、いいキャラですよね、
深いこと考えてそうで実はそうでもなくて、
かといって悩みがないかと言えばそうでもない。
人並みに暴言は傷つくし、自らを塔の中の姫と夢想していた哀れな少女。

そんな彼女がこれからどうなるか、中編が始まるより早く、一足先に想像しようと思う。

パターン1 先生の言う事信じます!アッサリ先生の仲間になるよ!


このパターンが一番可もなく不可もなく。というか、最近のソシャゲにありがちななんちゃってシリアスである。
中編までの"つなぎ"のため、ミカを悪役っぽい感じにしながら、先生の一言でコロっとアリウスと共闘しちゃうパターン。
この場合、非常に望ましくない。
ミカという生徒は、自分の想像、いわゆる自我の整合性を守るためであったら何でもやる生徒だ。
セイアを殺した(という思い込みで)自分の整合性を守るため、アリウスと手を組んでナギサまで手に掛けようとした女だ。その後、セイアが生きていると分かったとたん手を引いた。
なんという自分勝手で身勝手で独善的なふるまいであろう。
本人の肉体の強さと相反する幼稚なふるまいである。

そのミカが、「全てサオリが元凶」という想像をたかが先生の一言で変えられるはずがない。
その場合、ミカの独善的で狂気的な整合性が崩れてしまう。
サオリが悪役で無ければおかしい。そうしなければいけないのだ。


2 先生にはついていけない。サオリは悪役で元凶で倒すべき敵だから。



なんとなくありそうなパターンかなぁと思う。
先生のことは信頼しているし好きだけど、私が決めたこと、「サオリが悪い」のは真実だから。ということである。
ここで言う真実とは客観性が伴っている必要はなく、あくまでミカの主観によることである。愚かにも塔の姫を自称していた彼女は、殺戮の魔女となることをどこかで恐れているため、己の癇癪を正当化しようとしている。
サオリ打倒の目的でベアトリーチェと共闘するかもしれないし、最悪の場合、彼女の神秘性が失われ、ゲマトリアの仲間になる可能性すらある。
ゲマトリアの仲間になる、というのは客観性のない真実を追い求める点でゲマトリアと同様だからということである。彼女彼らの思想は独善的かつ享楽的かつおよそ他人には理解できない狂気をはらんでいる。
ミカにその素質が無い。と心から思える先生は果たしてどのくらい言えるだろうか。


3 もうみんな嫌い!全部壊しちゃえ!!!



自暴自棄というかなんというか。自分を魔女と定義したのであれば、正義も悪も敵も味方も善性も悪性も関係なく、思うがままに第三勢力として暴れ回るパターン。
独善で自傷的な少女の至る結論。敵も味方もなく、信じられるのは己だけ。というような内容。
まぁバーサーカーよろしく舞台を引っ掻き回す狂人になるパターン。
ブルアカの世界感からして、恐らく良い方向に転がるのだろうが、先生方の持っているミカに対する不信感は消えない。いかに個別ストーリーが良い話でも、彼女のヒステリックはフラッシュバックするであろう。

とまぁ、長々と書いたが、ミカに対する不信感や、危うさ、思春期特有の悩みとはまた違った彼女の思想が、これからのストーリーで先生方にどう受け入れられるのか、私は楽しみで仕方がない。
断わっておくが、私はミカがどの選択を選ぼうとも、良いと思っている。
彼女は味方にも敵にも、天使にも悪魔にもなる純粋さを宿しているからである。

来週のストーリーで答え合わせといくのか、それとも後編まで答えは出ないのか。
なんならミカの性質に答えなどないのか。
私たちには待つしかないが、信じよう、

なぜならこの物語は「私たちの青春の物語」ブルーアーカイブ だから。
過ちも苦さも終わりのないと思える後悔も、彼女らの青春の1ページになると信じて。


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