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私には未来が見えない

現在12月30日の早朝、外はまだ暗い。先週自らの "人間の小ささ" を悔いる出来事を記事にしたのだが、「あんな自虐で今年を締め括っていいものか」という考えがずっと頭の片隅にあり、今机に向かっている。

しかし、いくら考えても「ほのぼのとした」「微笑ましい」話題が浮かんでこない。あ!そう、子供たちがご馳走してくれた焼肉や鰻は美味しかった。でもそのくらい。

先日仕事納めぎりぎりに、私は職場でミスをしてしまった。それは私の判断の悪さに起因したことだ。私はそれを引き摺っている。

「終わり良ければ総て良し」と言うが、私の2023年はその真逆。今年の最終盤は、全てが噛み合わず空回りした感がある。そう言えば、このところ毎日細君から小言を言われているなぁ。かくなる上は、もう一席自虐ネタを書いて、今年の膿を出し切ってしまうことにしようか。

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※しばらく競馬の話が続きます。あしからず。

私には未来が見えない。私が描く未来の風景はことごとく覆される。
12月24日(日) 暮れのグランプリレース有馬記念が執り行われた。私は一週間も前から情報収集と馬券検討をスタートした。データ、理論、思い入れを加味して出した答えがこちら(⇩)。当日朝 家族LINEで予想を公開した。

スターズオンアースの馬番が間違っている  正しくは⑯

そしてその結果は‥ 私が消した⑤ドウデュースと⑯スターズオンアースの1着2着。悔しさも感じないほど完璧に間違えた。
レース直後三男からLINEが入った(⇩)。3連単的中で高配当をゲットしたとのこと。「あれー、こいつオレが消した馬から買ったってことー??」質問の応えは「いえーい」とだけ。大晦日に来るので問いただしてみる。

三男が私の予想の逆をいく理由は何となく分かる。有馬記念の前週に朝日杯フーチュリティーステークスという2歳馬のG1があった。私はちょうどうちに来ていた三男に、私が見つけた9番人気の穴馬を披露した。その馬はモーリス産駒で "サンデーサイレンスの4×3" の「ミルテンベルク」。

私は三男に「4×3」「18.75 %」「奇跡の血量」について滔々と説明を行い「こういう馬はいつか必ず走る」「まぁちょっと乗っかってみたら」と勧めた。結果は(⇩)のとおり。三男が馬券を買ったかは知らないが、私の信用が地に落ちたことは想像に難くない。

話はまだ終わらない。有馬記念の4日後の28日(木)は、中央競馬今年最後のG1 ホープフルステークス。私が買ったのは①コンパデカーブースの単勝。私は甥っ子が働いている社台ファームの生産又は所有の馬を応援している。同馬は社台が輸入した期待の新種牡馬ブリックスアンドモルタルの初年度産駒。その日私は仕事だったので、帰宅後結果を確認してみると‥ 何と「コンパデカーブース」は "感冒" で出走取消になっていた。

そして翌29日(金)は、ダート王を決める大井競馬場の東京大賞典があった。私は7戦無敗の地方の雄「ミックファイア」を応援していたが(馬券は買えず)、結果は9頭中8着の惨敗を喫した。

私には未来が見えない。私が描く未来はことごとく覆される。
私が応援する馬は負けたり、病気になってしまう。「粗品の呪い」同様の「がんちちの呪い」かもしれない。来年はこの呪縛から解き放たれたいものだ。

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最後にもうひとつ。有馬記念の日の夜、日本一の若手漫才師を決めるM-1グランプリが開催された。私は事前に決勝進出者のネタを確認して、「"くらげ" が台風の目になる」と予想して周囲に伝えていた。果たして結果は‥  "くらげ" は出場10組中最下位だった。彼らはネタの選択を間違えた。残念!来年に期待する。

くらげ

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私には未来が見えない。私の描く未来はやって来ない。
原因は、分析が甘く勘が悪く運も悪いこと。
全くの他力本願なのだが、来年はこの悪い流れから抜け出せないかなぁ。

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お読みいただいた皆さま いつも応援いただき有難うございます。
私は来年も細々とですが note を続けていくつもりです。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さい。

< 了 >

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