見出し画像

2023年 今日までそして明日から

私は秋が好きだ。夏は暑過ぎるし冬は寒い。春は花粉やら黄砂やらで粉っぽい。秋には欠点が少ない。でも秋はなかなか来なくてすぐ過ぎる。

「ようやく夏が終わったかなぁ」と思っていたら、もう11月になってしまった。散歩で愛でる金木犀の香りはもう薄らいだ。これから年末に向けて時間は一気に加速する。それは毎年思うこと。

私の2023年を振り返る。どうにか健康にやってこれた。体の機能に顕著な衰えを感じることはなかった。だが髪はまた少なくなったようだ。容貌の衰えは着実に進んでいる。

4月から働き始めたことは、私の2023年一番大きなニュースだ。求職活動で何度か突きつけられた「要らない人」の判定、手痛い挫折を味わった末に就いた今の仕事。処世訓「一隅を照らす」を胸に、そして手製の弁当を入れたリュックを背に、坂道を上って職場に通う。

ゴルフは10月までに17ラウンドしたが、一切上達は見られなかった。恥ずかしいので、スコアの詳細はここに書きたくない。最早私が「ゴルフが下手な人」に分類されることは論を俟(ま)たない。帰り道に毎回酷い "自己嫌悪" を伴うこの行為を趣味と言ってもいいのだろうか。

今年遠方に出掛けることはなかった。自宅以外で寝たのは、泊まりのゴルフが一度と、先日行った犬山の2回。あれー!振り返ると今年行った県外は、静岡、岐阜、三重 と近場だけ。行動範囲が極端に狭まっているなぁ。来年はまだ行ったことのない11道県のうちいくつかをつぶし、7年振りにバンコクにも行く。頑張って貯金しよう。

あとは話題作「VIVANT」のエキストラをやったことぐらいで、他に特筆すべき出来事は今年の手帳に記されていない。

2023年もあと僅か。残る2ヶ月の予定は結構詰まっている。心配なことやしんどいことも含まれているが、楽しそうな予定だけを下に挙げていく。

明日11月3日は次男の結婚記念パーティー。コロナ禍で式ができないでいたのだがようやくの挙行。すごく明るくて聡明な娘さんがうちの次男を見つけてくれた。明日はその喜びを込めて家族全員でウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」を歌う。私はギターとコーラス下のパートを担当。

ゴルフは年内あと5ラウンド。結果によってはそろそろ考えなきゃいけない。これまで「正しい努力をすれば上達する」と向上心を持って取り組んできた。だが向上心があるが故に、結果が出ないと自己嫌悪に陥る。スコアにこだわらない "枯れたゴルフ" にシフトすべきか。でもそんなの面白くないよな。 やっぱ引退すべきなのかなぁ。

今月またエキストラに参加する。今度は映画の撮影。もちろん私は群衆のひとりだが精一杯の演技をするつもり。今のところ内容も出演者も不明だが、すごくワクワクする。多分公開までは何も明かせないのだろうが。

その他、忘年会は2回参加、地域のふれあい会のお手伝い、渥美半島の田原アルプスなる小高い山々をトレッキング、中京競馬場での競馬観戦の予定がある。中でも一番楽しみにしているのは、細君が好きな林遣都さん主演のお芝居「浅草キッド」を観に行くことだ。これまで縁の無かった商業演劇だが、来年は歌舞伎や宝塚歌劇にも触れてみたいと思っている。

2023年残された2ヶ月。私は仕事、遊び、その他諸々の行事全てを手を抜かずに取り組む所存。2023年の成否はこの2ヶ月にかかっている。
成否って何 ??

< 了 >

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?