サムエル記上 19章

ときに、主からの悪霊がサウルに降った。


サウルは館で槍を手にして座り、ダビデはその傍らで竪琴を奏でていた。 そのとき、サウルがダビデを壁に突き刺そうとねらったが、ダビデはサウルを避け、槍は壁に突き刺さった。


ダビデは逃げ、その夜は難を免れた。


サウルはダビデの家に使者を遣わし、彼を見張らせ、翌朝には殺させようとした。


ダビデの妻ミカルはダビデに言った。「今夜中に避難して自分の命を守らなければ、明日は殺されます。」 ミカルはダビデを窓からつり降ろし、彼は逃げて難を免れた。
‭‭サムエル記上‬ ‭19:9-12‬



誇る必要があるなら、わたしの弱さにかかわる事柄を誇りましょう。


主イエスの父である神、永遠にほめたたえられるべき方は、わたしが偽りを言っていないことをご存じです。


ダマスコでアレタ王の代官が、わたしを捕らえようとして、ダマスコの人たちの町を見張っていたとき、 わたしは、窓から籠で城壁づたいにつり降ろされて、彼の手を逃れたのでした。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭11:30-33‬



後に正式なイスラエルの王となるダビデ、彼の放浪物語。そのセットアップ。



サウル王の息子にしてダビデの親友ヨナタンの執りなしでダビデは以前と同じくサウル王に仕え続けるが、彼に槍で突き殺されかけるなど、緊迫は高まっていく。



槍で殺されかけたダビデは家に逃げ帰るが、そこにもサウル王からの追手が迫る。


ダビデに死が迫っている。ダビデの妻はエリコの娼婦ラハブのように、あるいは、ダマスコでパウロを死から救った彼の弟子たちのようにダビデを窓から吊り下ろして彼の命を救う。



何も待たず、命の危機が頻発するダビデ、その弱さの中に神が働く。


:ときに、主からの悪霊がサウルに降った。


サウルは館で槍を手にして座り、ダビデはその傍らで竪琴を奏でていた。


そのとき、サウルがダビデを壁に突き刺そうとねらったが、ダビデはサウルを避け、槍は壁に突き刺さった。ダビデは逃げ、その夜は難を免れた。
‭‭サムエル記上‬ ‭19:9-10‬


:ラハブは二人を窓から綱でつり降ろした。


彼女の家は、城壁の壁面を利用したものであり、城壁の内側に住んでいたからである。
‭‭ヨシュア記‬ ‭2:15‬


:かなりの日数がたって、ユダヤ人はサウロを殺そうとたくらんだが、 この陰謀はサウロの知るところとなった。


しかし、ユダヤ人は彼を殺そうと、昼も夜も町の門で見張っていた。


そこで、サウロの弟子たちは、夜の間に彼を連れ出し、籠に乗せて町の城壁づたいにつり降ろした。
‭‭使徒言行録‬ ‭9:23-25‬


:すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。


だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。


それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。


なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭12:9-10‬


:ところで、わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。


この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものでないことが明らかになるために。


わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、 虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。


わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭4:7-10‬


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