サムエル記上 12章
「アンモン人の王ナハシュが攻めて来たのを見ると、あなたたちの神、主があなたたちの王であるにもかかわらず
『いや、王が我々の上に君臨すべきだ』とわたしに要求した。」
サムエル記上 12:12
神は、定められた時にキリストを現してくださいます。
神は、祝福に満ちた唯一の主権者、王の王、主の主、 唯一の不死の存在、近寄り難い光の中に住まわれる方、だれ一人見たことがなく、見ることのできない方です。
この神に誉れと永遠の支配がありますように、アーメン。
テモテへの手紙一 6:15-16
本章でサムエルは正式に士師を引退する。
最後の士師サムエルは預言者サムエルとなり、イスラエルを導く政治的な役割はサウルが担うことになる。
サムエルは士師としての最後の演説の中でイスラエルにおける主の働きと、その働きから背くイスラエルの歴史を語る。
忘恩に陥ったイスラエルは主ではなく偶像を神としたが、その罪にさらに自分たちの上に王を求めるという罪を重ねる。
唯一の神であり、目には見えない主を退け偶像に仕えるのが罪であるように、唯一の王であり目には見えない主を退けて目に見える国や王に仕えるのも主に背くことではないか。
:今からは王が、あなたたちを率いて歩む。
サムエル記上 12:2
:『我々は罪を犯しました。
主を捨て、バアルとアシュトレトに仕えました。どうか今、敵の手から救い出してください。我々はあなたに仕えます』
サムエル記上 12:10
:民は皆、サムエルに願った。
「僕たちのために、あなたの神、主に祈り、我々が死なないようにしてください。
確かに、我々はあらゆる重い罪の上に、更に王を求めるという悪を加えました。」
サムエル記上 12:19
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