サムエル記上 14章

兵士の一人がそれを見て言った。


「父上は厳しい誓いを兵士に課して、『今日、食べ物を口にする者は呪われよ』と言われました。それで兵士は疲れています。」


ヨナタンは言った。


「わたしの父はこの地に煩いをもたらされた。見るがいい。この蜜をほんの少し味わっただけでわたしの目は輝いている。


今日兵士が、敵から取った戦利品を自由に食べていたなら、ペリシテ軍の損害は更に大きかっただろうに。」
‭‭サムエル記上‬ ‭14:28-30‬



そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。


すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。


「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」


エスはお答えになった。


「『人はパンだけで生きるものではない。 神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』 と書いてある。」
‭‭マタイによる福音書‬ ‭4:2-4‬



本章においてイスラエルはミクマス、つまりエルサレムの北東、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸にあり現代ではムフマスと呼ばれる場所でペリシテ人たちと戦う。



このミクマスの戦いにおいてサウルは断食を主に誓うが、サウルの息子ヨナタンはその誓いを知らなかったとはいえ破り、それがイスラエルに更なる罪をもたらす。


:この日、イスラエルの兵士は飢えに苦しんでいた。


サウルが、「日の落ちる前、わたしが敵に報復する前に、食べ物を口にする者は呪われよ」と言って、兵に誓わせていたので、だれも食べ物を口にすることができなかった。
‭‭サムエル記上‬ ‭14:24‬


:だが、ヨナタンは彼の父が兵士に誓わせたことを聞いていなかったので、手に持った杖の先端を伸ばして蜂の巣の蜜に浸し、それを手につけ口に入れた。


すると、彼の目は輝いた。
‭‭サムエル記上‬ ‭14:27‬


:この日イスラエル軍は、ペリシテ軍をミクマスからアヤロンに至るまで追撃したので、兵士は非常に疲れていた。


兵士は戦利品に飛びかかり、羊、牛、子牛を捕らえて地面で屠り、血を含んだまま食べた。
‭‭サムエル記上‬ ‭14:31-32‬


:脂肪と血は決して食べてはならない。


これはあなたたちがどこに住もうとも、代々にわたって守るべき不変の定めである。
‭‭レビ記‬ ‭3:17‬


:主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。


人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。


この四十年の間、あなたのまとう着物は古びず、足がはれることもなかった。


あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。
‭‭申命記‬ ‭8:3-5‬


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