第二コリント 2章

あなたがたが何かのことで赦す相手は、わたしも赦します。


わたしが何かのことで人を赦したとすれば、それは、キリストの前であなたがたのために赦したのです。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭2:10‬



「だから、言っておく。


この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。


赦されることの少ない者は、愛することも少ない。」
‭‭ルカによる福音書‬ ‭7:47‬



第一章からの続きでパウロはコリントの教会をまだ訪問出来ていないこと、そしてコリントの教会における何らかのトラブルについて語る。



このトラブルが具体的に何を指すのかは明らかではないが、何にせよ


罪はある意味で全ての人を悲しませる。影響を与えるものであること、赦しにより人は罪から立ち直る力が与えられることが語られ、それは勿論愛と結びついている



これは、罪と赦しに関するある意味普遍的な話ではないか。




:別の説では最初の訪問後に気分を害したパウロがコリントを去り、エフェソから二度目の訪問の代わりに手紙を送ったとされる


:「悲しみの原因となった人がいれば、その人はわたしを悲しませたのではなく、大げさな表現は控えますが、あなたがたすべてをある程度悲しませたのです」
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭2:5‬


:「むしろ、あなたがたは、その人が悲しみに打ちのめされてしまわないように、赦して、力づけるべきです。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭2:7‬


:「そこで、ぜひともその人を愛するようにしてください。」
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭2:8‬


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