サムエル記上 8章
「今こそ、ほかのすべての国々のように、我々のために裁きを行う王を立ててください。」
裁きを行う王を与えよとの彼らの言い分は、サムエルの目には悪と映った。そこでサムエルは主に祈った。
主はサムエルに言われた。
「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。
彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。」
サムエル記上 8:5-7
次いで、世の終わりが来ます。
そのとき、キリストはすべての支配、すべての権威や勢力を滅ぼし、父である神に国を引き渡されます。
キリストはすべての敵を御自分の足の下に置くまで、国を支配されることになっているからです。
コリントの信徒への手紙一 15:24-25
そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれ自分の目に正しいとすることを行っていた。と、繰り返し語られたイスラエルは本章でついに、主という目に見えない王ではなく、目に見える王を求める。
それは、神の民であるイスラエルが他の全ての国々とある意味同じものとなることではないか。
信仰ではなく、政治が人間を救済するのだろうか。
また、「教会とは新しいイスラエルである」との言葉があるが、それを念頭に置いて本章の警告、つまり目に見えない教会の頭より目に見える教会の"王"を求める人々のことを考えると、やはり人間性というものは不変なのだと思える。
:士師記 21:25
:民はサムエルの声に聞き従おうとせず、言い張った。
「いいえ。我々にはどうしても王が必要なのです。
我々もまた、他のすべての国民と同じようになり、王が裁きを行い、王が陣頭に立って進み、我々の戦いをたたかうのです。」
サムエル記上 8:19-20
:
イスラエルよ、お前の破滅が来る。
わたしに背いたからだ。
お前の助けであるわたしに背いたからだ。
どこにいるのか、お前の王は
どこの町でも、お前を救うはずの者
お前を治める者らは。
「王や高官をわたしにください」と お前は言ったではないか。
怒りをもって、わたしは王を与えた。 憤りをもって、これを奪う。
ホセア書 13:9-11
:御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。
また、御子はその体である教会の頭です。
御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。
コロサイの信徒への手紙 1:17-18
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